• 締切済み

裸の王様の寓話の意味

裸の王様の話・・・これはわかりやすく言えば、何を諭している話なのでしょうか? 例えば、ビジネスマンの社長に例えるようなものなのでしょうか? 私が子供だったころ、子供心には、裸で服を着ていると勘違いしていたばかな王様の話&それを部下が教えてくれないかったかわいそうな王様の話だったとしか印象がないのですが、実際は非常に奥の深い寓話なのですよね? ご存知の方がいましたらご説明いただけないでしょうか。

みんなの回答

  • weeelcom
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.7

 奥が深いというか、人生の真理を言い当てているのだと思います。人には本音と建前がある。それは大人になるにつれて、そして地位が高くなるにつれて建前の率が上がります。巨人の渡辺オーナーを連想すれば分かるでしょう。きっとあの人に本音で接する人はいないんじゃないですか。マスコミの記者でさえ愛想笑いをしてご機嫌を取っています。  それは極端な例でしょうが、人間誰しも年を取り、地位を得ると裸の自分を見てくれなくなります。その人本人よりもその人の「地位」をみて人と接するのです。接客業をしているとその実感が強いんじゃないですか。  「王様は裸」というのが本音で王様を褒め称えるのが建前です。そして本音を言えるのは利害関係のない第3者、というのが私の解釈です。

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.6

複雑な模様と偉人の顔が印刷された原価20円そこそこの紙切れに 千円なり一万円なりの価値があるかのように信じて流通させているわれわれは 王様の取り巻き連中と同じことをしているのではないでしょうか? このような思い込みと暗黙の合意形成なしにわれわれの社会は成り立ちません。 皆さんがおっしゃるとおり 王様とその取り巻き連中の愚かさを戒める解釈が一般的だと思いますが, 私は「社会的構築主義」の寓話と勝手に解釈しています。

noname#32494
noname#32494
回答No.5

 この寓話は地位の高い王様及びその側近から「馬鹿には見えない服を着ている」という話が大衆に広がり、いつの間にかそれが「事実」として一人歩きして、「王様は裸である」という「真実」が隠されてしまったということだと思います。  これは、多くの大衆は社会的地位の高い者や、権威のある者などの肩書きにとらわれて、これらの人の言葉は疑うことなくそのまま信用し、それとは違うことを言うと「自分が恥をかくのではないか」と世間体を気にするため「真実」が見えなくなってしまったり、思ったことが言えなくなる社会現象を表していると思います。  つまり、何が「真実」なのかを見極められる人になろうということではないでしょうか。

  • KERO-4
  • ベストアンサー率30% (70/229)
回答No.4

「ビジネスマンの社長」なる言い回しが理解できませんが・・・。 王様がすべて理解して、裸の行進をしていたならある意味あっぱれですが、自分が愚かであるか、または上に御注進できない小心な家臣しか揃えられない人物ってことですよね。 あなたが太郎だったり、絵画教室の生徒や先生だったら、開高健の『裸の王様』も読んだほうがよいと思います。 そういえば『王様の耳はろばの耳』って話もありましたっけ。

回答No.3

私個人の想像になるんですが・・・。 あれって、王様の周りの大人たちはみんな嘘をつくけれど、子供だけが正直に「王様は裸だ」って言っちゃうんですよね。 つまり、「人は大人になるにつれ、自分の見栄のため、あるいは人とあわせるため、自分の利益のために嘘をつくようになる。でも、ときには純粋な子供のように、真実を見抜き述べる目も大切だ。」ってことだと思ってました。 「嘘つきはいつかバカを見る。正直に生きよう。」ってことですかね。

  • buzz_buzz
  • ベストアンサー率29% (190/650)
回答No.2

#1です。 ちょっと補足します。 単に部下が言いたいことが言えなくなっているという以上に、いい情報だけを耳に入れ、都合の悪いことは 言えなくなっていることも含めて、社長がまともな情報もなく独断で判断しているようなことを言います。

  • buzz_buzz
  • ベストアンサー率29% (190/650)
回答No.1

王様のもとに悪い二人組がやってきて、「バカには見えない素敵な衣装を作りました」と言って王様に着せます。 王様は自分がバカと思われたくないあまり、裸の自分を見て「いい服だな」と自慢します。 家来達も、偉い王様に裸ですと進言できず、結局王様は裸で外を歩くという恥をさらした。 しかし、何も事情を知らない子どもは遠慮なく、「王様は裸だよ」と指摘した。 という話だと思いますが、これは非常に高い地位にいるあまり、周りの人間が本当のことを言えない環境が 出来上がってしまい、結果としてその報いは王様自身が受けることになったというたとえです。 例えば、部下の言うことを一切聞かず、独断だけで経営権を振り回す(そして経営状態も悪い)ような時、そのワンマン社長のことを、「裸の王様だ」といったりします。