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刃傷松の廊下で起こった内紛について考える
- レスリング関係者すべてを巻き込んだ内紛が起きています。
- 伊調馨選手を巡って、新天地を求めた行動に対し、強い反発がありました。
- この内紛が日本レスリングの選手全体に与える影響について懸念されています。
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選手ファースト派です。実態は良くわかりませんが恐らくパワハラの張本人と言われている栄和人監督は日本女子レスリングが東京五輪で金メダルを量産するためには無くてはならない人でしょう。一方で伊調馨選手は東京五輪でオリンピック5連覇と言う前人未到に挑戦するためにはこれまでと違ったチャレンジをする必要があったのでしょう。オリンピックの事を考えると和解してもらって両方成り立たせたいところですが、もうわだかまりができてしまって元に戻せないところがあるかも知れません。伊調選手が告発文に関わらなかったと言うのは良い判断で伊調選手側はわだかまりを吹っ切れる可能性はあると思いますが、栄監督のダメージは大きいのではないかと思います。 レスリング協会には透明性を求めますが、その後選手たちに心とトレーニング環境にダメージが残らないところまで考えてほしいです。
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- eroero4649
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#2です。 本題とはズレた話になってしまいますが、認識を間違えておられた部分があったので、歴史好きとして蛇足ながら補足させていただきます。 現代社会では賄賂というのは悪いものですが、江戸時代の武家社会においては賄賂というのは必要とされていた存在でした。家康が作ったシステムは、権力を持つ者はその権力と引き換えに俸禄を少なくし、俸禄が多い者には大きな権力は与えないようにしました。これを現代社会に例えると、優秀だけど管理職としての才能がない営業マンはいち営業マンのまま、立場上はその上司にあたる人よりも多くの給料を貰えるみたいなものです。基本的にこのシステムが優れていたから江戸時代は大きく崩壊することもなく200年も続いたのだと思います。 しかし、実際は立場が偉くなるとそれなりに出費もまた多くなるという現実があります。また出世するとむしろ給料が少なくなりますから、出世を嫌がる人も出てきます。 また、その立場によって様々な費用がかかることがありますが、それは基本的に全て自腹が原則でした。現代サラリーマンなら、得意先に渡す手土産や出張の費用も全部自前ということになります。 これを吉良上野介の立場で考えましょう。接待役という立場ですから、接待するにあたっての様々な出費が当然存在するわけです。「接待役本人をどう接待するかの打ち合わせをする事務方への接待」もありますよね。これらの諸費用は、一切合財が自腹です。そして、その役職だからといって特別な手当がつくわけでもありません。 そしたら、そんなのを引き受けたら破産しちゃいますよね。誰も成り手がいなくなります。だから、賄賂を受け取ることで収支を合わせていたのです。 徳川吉宗は享保の改革で賄賂を規制する代わりに諸手当をつけるというような工夫もしました。江戸時代の賄賂というと田沼意次が有名ですが、田沼意次は経済活性化政策をどんどん打ち出したんですね。基本的には規制緩和の経済刺激策です。でも当然それには彼の権限の国庫財源だけでは不十分なところもあるわけで、そこは彼が自腹を切るところでもあったのです。だから、その帳尻合わせとしての賄賂というのがあったわけです。 物事というのは、違う角度で見れば違う形が見えることは多々あります。丸く見えるものを横から見れば、円錐なら三角形に見えるし、円柱なら四角く見えます。いろんな角度から見て、正面から見ると丸いが上下と左右から見れば四角いからこれは円柱だというような冷静な判断をしたいものですね。 ある一点からのみを見て全てを判断することは、ときに幼稚な正義になり兼ねないのが怖いよな、と思っています。 私はとある元オリンピック金メダリストと会ったことがありますが、引退してなお他人がかしづくのが当たり前で自分は特別な人間だと思っているような嫌なやつでした・笑。でもその一方、「俺は特別な人間だから必ず結果を出す」という強さも感じました。ああいう傲慢とも思えるような部分がないと金メダルってとれないんだなと思ったものでした。 伊調選手の人となりというのを私は知りませんから勝手に断ずることはできませんが、あれだけの偉業を成し遂げた人なのである部分では唯我独尊というものがあると思います。それがいいとか悪いという意味ではありません。けれど協調性を何より重視する日本社会では、それはときに軋轢を生むこともあると思います。重ねていいますが、伊調選手が悪いという意味ではありません。私は伊調選手が「この訴えに関与していない」と明らかにしたときから、この騒動の本質は大相撲の貴ノ岩暴行問題と同じオッサンたちの権力争いだと思っています。
- eroero4649
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浅野内匠頭。 忠臣蔵(赤穂浪士討ち入り事件)の最大の謎は「浅野内匠頭がなぜキレたか」です。忠臣蔵ではいじめた設定になっていますし、よくいわれたのが吉良上野介への賄賂が不十分で機嫌を悪くした吉良がイビったというものです。 しかし賄賂が不十分でイビられたという話の根拠になるようなエピソードはありません。吉良上野介に関しては「領民思いの名君だった」という話ばかりが伝わってきます。 一方の浅野内匠頭。近年の研究でその性格が「思い込みが強く」「神経質で」「癇癪もち」というものであることが分かってきています。最近では「なんかよく分からないけれど、なんか思い込んで逆恨みしてキレたんじゃないか」といわれるようになっています。 一方的にキレられて切りつけられた上、復讐のために押し込まれたんじゃたまったもんじゃないですよね・笑。 さて伊調選手の騒動。伊調選手は告訴状が公けにされるや否や、即座に「今回の告訴状に私は一切関わっておりません」とコメントし、世間から姿を隠しています。別にわざわざ表舞台に立つ必要もないと思いますが、被害者が「私は関わっていません」とコメントするのもなんだか奇妙な気がしています。関わっていないということは、訴えられた内容が本当かどうか、被害者本人が担保していないってことでもあります。 いやね、これがもし本人からの訴えなら「全て弁護士さんにお任せしているので、私からのコメントは差し控えます」というような内容になるはずだと思うのです。 私は今回の事件はどちらかというと、栄氏が田南部氏を潰そうとしてこうなったのではないかなと見ています。これで伊調選手と田南部氏がデキてたら、私の中では全て辻褄が合います。 もしそうだとしたら栄氏と田南部氏とどっちが悪いのかは、私には分かりません。ただ栄氏のインタビューや今までのマスコミに出てきた時の態度からすると「俺のいうことを聞かないやつは誰であれ潰してやる」というお山の大将タイプにはあまり見えない感じはします。また栄氏に対して「女子レスリングばかりに目がいっていて、男子に対して興味がない」と不満を持つ男子選手がいるという報道もあったので、もしかすると田南部氏は男子レスリング選手を代表してお怒りなのかもしれません。 伊調選手が「私は関与していません」と明言した時点で「こいつァ誰かが彼女を利用して代理戦争している」と思ったので、どちら側も全面的には支持していませんね。汚いオッサン同士の権力争いだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 伊調選手の練習場所が無くなってしまったのは事実です。 また、警視庁のコーチから「明日から来なくていい」と言われた のも事実です。 これって、レスリング協会の横槍ですか?。 それとも、栄コーチの独断ですか?。 そこを説明しなくては問題は解決しませんね。
補足
なんだか、論点が別の方向へ行ってしまいそうで怖いですね。 忠臣蔵が戦後、大変な人気映画になり愛知県吉良町の人は旅行にも 行けない。ということになり、それでは困るという吉良町の町長 や市長の後押しもあり「吉良上野介は名君だった」という名節が 広まった。ということです。実際に地元民には慕われていたそうです。 しかし、それと賄賂要求とは無関係ですから、実権を握っていた 吉良さんが賄賂を貰っていないとは、古文書のどこにも書いてあり ません。 また、栄氏が表の顔で見せる性格と、選手の前で見せる裏の顔の違い は我々には分からないことが多々あります。 一度、権力を握ると"それを離すまい"とする欲が出るのはどうしようも ないことだと思いたくはないが、事実を認めなくてはならない場合も あります。そこから逃げるように"認めず"と言っていても弱い自分を 見せるだけで意味はありません。
- nekosuke16
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伊調馨。 オリンピック4連覇から5連覇への期待もあった。 ただ、至学館のレスリングの伝統の中で、既に頂点を極め、更なる上を目指し栄監督の下を離れた。 日本レスリング界の頂点にして、国民栄誉賞の伊調馨の更なる躍進を妨げるものがあるとするならば、それは、どの様な組織、体制に関わらず、スポーツ界の常識として世界に恥ずべき行為だと思いますよ。 栄氏の意向や本心、協会側の姿勢に関わらず、日本レスリングの至宝の足を引っ張ることがあったとしたら、そのこと自体が恥ずべき行為だと思います。 今回の件について、栄氏も伊調馨も明言は避けているものの、国家の宝を蔑ろにする行為があったとするならば、そのこと自体、スポーツという何にも毒されることの無い神聖な世界にくだらない個人的な、或いは、組織的な野心が働いた証拠に他ならない。 伊調馨が練習できない事実こそ、全てを物語っているのではないですか? 世界の恥ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 どうも、レスリング協会の理事、馳博氏の説明もいまいち納得が いきません。 何がどうなっているのかを解きほぐしていかないと、若い選手たちも 戸惑っていると思いますよ。 特に、伊調選手くらいのトップの人がこういう目に遭うのなら 競技生活も苦難の連続だ。と思ってしまいます。
お礼
回答ありがとうございます。 志学館の館長とかいう女性が出てきて「伊調馨さんは選手なんですか」 とか記者さんに聞いていました。 やはりというか、これがレスリング協会の実態だ。と思いました。 伊調選手に対して選手なんですか?。とはね。 誰を大事にして、誰を排除しているのかがはっきりしてある意味 分かりやすい構図が見えてきました。 オリンピック四連覇、国民栄誉賞の伊調選手より大事な選手がいる。 と暗に指し示していると思えてなりません。 これは、協会が瓦解するのも時間の問題です。 おそらく、東京オリンピックでは金メダル0、よくて銀メダル3が せいぜいでしょう。 選手は競技に集中してこそ良い成績が見込まれます。 それを、能力不足な選手を入れて選手選考をして、オリンピックに 送り出すなどは選手同士の不協和音が聞こえてきます。 他の競技でもこういうことがあって、低迷時期を反省して巻き返した 過去もあります。 レスリングよお前もか。 という声が聞こえてきます。