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ANP79とA2011、加工しやすい材料は?
- ANP79とA2011はどちらが加工しやすいのでしょうか。
- アルミをΦ1.0mmのスクウェアエンドミルを使って15000rpmで削る際、被削性の良い材料として、ANP79とA2011が候補ですが、どちらが加工しやすいでしょうか。
- 今回は腐食性や強度、精度は問題ではなく、形が荒く仕上げられれば良いです。どちらがサクサク削れるかが問題ですので、経験のある方のアドバイスをお願いします。
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アルミは番手が低いほうが粘っこい http://www.zairyo-ya.com/info/zaisen_tebiki_2.html A2011 http://fa.misumi.jp/product/plate/per_anp79.html ANP79 引張の値等参照 切削性の良いのはANP79(コスト等無視の場合) 2000番台は溶着する(超鋼なら別) 深穴やらなければどちらもサクサクやでー ただし 番手が上がると割れる
「形さえ荒く仕上げられればOK」であればどちらでも良さそうです ちょっと主軸の回転速度が足りない懸念はありますが、水溶性クーラント をシッカリ掛ければ大丈夫でしょう 蛇足ですが、(1)さんご回答の中で、ADC12はシリコンの含有量が多い故に 小生ならば敬遠します
A2011は、快削性が比較的良いA2017にPb、Biを添加して更に快削性を向上 させているので、快削性に関しては優等生でしょう。鉛を含有するので Rhos規制を満足しないので、近年はあまり流通していないと思います。 ANP79は、航空機用高強度アルミ材であって、アルミ材としては硬度が高い ことによって被削性がよいことが特徴のようです。 両者を定量的に比較したデータを見つけられませんが、材料強度の点から A2011の方が“サクサク削れる”点では優位でしょう。 とはいうものの、少量の材料の入手及び価格の観点では、どちらも難し そうに思います。 圧延材であれば、入手しやすく価格も安定している5052,5056,6061,6063 などから選ぶことが一般的なように思います。 “サクサク削れる”点を重視してで選定するのであれば、ダイカスト材の ADC12のインゴットなどを素材とするのも一方法と思います。
お礼
ありがとうございます. 今回,あくまで速く削りたい,ということなので,実際に試してみようと思います.ありがとうございます.
お礼
ありがとうございます.Siを避けるというのは工具寿命の観点からですね?今回はコスト度外視なので,工具を消耗しても,手早くサクサクがあくまで重要です.主軸速度はやはり不足でしょうか.
補足
エンドミルは超硬です.アルミ,樹脂用と書いたハイスのものもありますが.