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SCM420の焼き入れについて
- SCM420の焼き入れについて、1次焼き、2次焼きがあり、150~200℃で戻すと、262~352HBの硬度が得られる。
- SCM420はカーボンが少ないにもかかわらず、SCM435のような硬さを出すことができる。
- SCM420は浸炭した時の内部硬度を示している。
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http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=35029&event=QE0004 回答(2)をご覧ください ww.sanyo-steel.co.jp/product/selected/selected02.html 手持ちの図書より、第3版 機械設計便覧 丸善 H4 P55~ 62 2-2-5 機械構造用鋼 (合金鋼を含む) をご覧ください 小生は熱処理であまり悩んだことはなく、作図しました。 特に、S**Cは、”まるn”処理で、スペーサ等です。 重量当たりの伝達エネルギー変換が高いため、高級材料の使用率が高い製品でした。 SCM***材 SACM***材 SUJ2 とかを使用していました。そのような製品の設計で、どちらかといえば、形状設計です。熱処理講座も某大手メーカで受けました。ご質問者がどのようなお仕事なのか存じませんが、基本的には、”餅は餅屋”ではないでしょうか?。特に熱処理は。(1)、(2)の方は丁寧なご回答をされています。多大な時間を無料で費やしています。”ありがとうございます”は礼儀と存じます。参考書は”参考書 大和久重雄 ”で検索ください。1つを極めると、裾野が広がります。光陰矢の如し。目標に向かい、face to face を大切になさってください。ネットは不特定多数の方が閲覧する場です。 場違い(ご質問者が熱処理関係者)でしたら、ご容赦ください。 ご参考になれば幸いです。 小生の回答に対するご質問者以外のご批判は、ご無用に願います。
SCM420は焼入性がわるく、焼入硬さを落とさない低温焼戻での値。 SCM435は 〃 よく 〃 落とす高温焼戻(調質)での値。 の表面硬さは近い値で示されるが、芯部硬さは違います。 SCM420は結晶粗大化を防ぐため面倒な2次焼入までやるが、芯部の低さも最適として狙って使う。またSCM420は肌焼鋼と称され、浸炭焼入することが多い。 それほど必要ない場合、易しいのはSCM435。 焼入性の違いはひとつの数値では表せず JIS G 4052 焼入性を保証した構造用鋼鋼材(H鋼) にグラフデータがあります。 ?JIS検索?サイトで閲覧できるが、下記の本にあり、関連知識も深まります(古本は約半値)。 ネット、特にデータを抜出しで一つの値で示すと質量効果(サイズ効果)が抜けてしまい、危なっかしい比較になりがちで、此処でも某回答者が頻発。 JISでいうと1952年、1979年、、、は屑紙だが、資料では2008年まで参考資料として処理温度、硬さが記載されたが以降は消えてます。 その理由も、この本に書かれ、グラフで示す複雑さは「用途にふさわしい適切な熱処理」としてユーザーに任せたほうが良いとの思想とか。 http://www.daiichis.com/heat/explanation.html#fourth 4.焼入れ性と質量効果 焼入れ性は一つの指標にすぎません。各鋼種にはそれぞれの特徴がありますので、 材料を検討する場合には、メーカーカタログなどを参考にして、 大きさや形状的に、 その鋼種の特徴を生かす熱処理ができるかどうかを考えて材料を選定しなければなりません。 記載はあり読みはすれどサラッと流してしまうのがネットのお手軽さの欠点。 JISの古データは試料サイズがφ25。本の著者が直接関与しており他では出てないハズです。 サイズ大小は焼入性がわるい材質なら表面硬さに影響大。
どれ位の硬度が必要か判りませんが、温度が低い1発焼ならそんなものでしょう。 URLを確認してみてください。(SCM435との比較もです)