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使用計測器の記録が必要なのか?簡素化できる方法はあるか?
- 金属加工業でISO認証に向けて構築を行っている者。一つの部品を加工するのに使用計測器の記録が必要かどうか疑問。
- 知人の会社では校正された計測器に管理番号を記載し、使用計測器記録表に記録している。しかし、現場への手間がかかる可能性。
- 図面に計測値を記入して保管する方法もあるが、使用計測器を書き込むスペースがない図面もあり簡素化が求められている。
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回答(7)です。ちょっと傾向変わるので再出します。 >年に1回あるかどうか分からないようなときのために、 >手順を決めておくのはリスク管理上では必要だと思うが、 >その手順を実行するために日々どれだけの労力割くのかは、コスパ含めてよく考えて決めるべき。 労力といっても、トレーサビリティ記録は機器校正に含めばいいだけなので 日々の生産工程で実質増えるのは検査時の計測装置のID記載だけなんですよね たぶん5,6文字/検査程度の労力。 それよりも検査結果の分布と製品不良率との相関関係などを分析して「必要な 検査は何なのか」を把握するほうが生産技術としては余程重要で、それをおざ なりにしたまま余分な検査をして「大変だ」と騒いでる場合も多いんじゃない かと思うんですよ。 工程内の計測などしないでも自社で作った簡易ゲージ当てればGO/NOGO判るよう な検査も計測器による数値測定にしてしまっていたりとか。 また自分は半導体に関わっていたので機差の把握に強い意識があり 上記のような分析には管理機器個体の特徴を把握しておくことが必要でしたし 検査コストが洒落にならなかったので検査項目の最適化に対して厳しいのかも ちょっとの検査値の違いがシビアに結果が出る世界でしたしね。
蛇足回答です。 > 図面1枚に計測値を記入し、それを工程内の検査記録として保管しようと思ってますが、使用計測器を書き込むスペースがない図面もあります。 このように考えるのは、推測だけど、量産じゃないと思う。 (たぶん、客先要求で測定値を書けといわれてるんじゃないかと。) 問題はトレーサビリティ、 > 図面1枚に計測値 だけでは、成立しないので、測定者、と測定日を併記。 測定器は、貸出表で何時誰が使っていたか分かればよい。 測定器は、作業場にあって、たぶん移動しないので、 貸出表をメンテすれば良い。 どこをどんな測定器で測るかは、暗黙知(共通ルール)とするか、標準書で定義しておけば良い。 以上、私見。 変な話だが、ISO9001審査の場合、コンサルタント、審査機関によっては、認められない場合があるかもしれない。 測定対象が未詳だが、金属加工業から類推するに、加工部品の測長だろう。 現実問題として、測長で測定器のトレーサビリティが必要になるとか、役に立ったとかほとんど聞いたことが無い。 キチンと校正、点検されていること、 ちゃんと使えるスキルがあること、 それが大事。 余談だが、検査セクションが無いとのことなので、合否判定をどうするのか決める必要があると思う。 分かりにくいかもしれないが、 工程ごとの良判定(の累積)が、最終形での良判定になるのかどうか? これ結構大事。 回答(7)さんの追記から、 回答(4)のお礼から、検査セクションなしと思いましたが、早合点かしら? > 最終検査に人材をある程度割ければよいのですが、 > 少ない人数で回している会社なので工程ごとに記録していくしか > なさそうです。 ちょっと追記。 年に1回あるかどうか分からないようなときのために、 手順を決めておくのはリスク管理上では必要だと思うが、 その手順を実行するために日々どれだけの労力割くのかは、コスパ含めてよく考えて決めるべき。 金属加工業で製品(=部品)にICタグとのたまう方には、 是非、実例(カンバンじゃなくて、製品の)を提示していただきたいものです。
回答(6)って、質問者さんの質問読んでるのかなあ? ISO管理に関する質問ですよ。 的外れな回答されると迷惑。 回答も時代遅れの半導体工場の工程管理みたいだしなあ。 >? 製品にICタグを付けて ICタグだと人間が直接読めないけど複数部品を組み合わせたときどうするの? 1つの製品に何個もICタグぶら下げる? 実務に関わってないことが丸わかり 半導体ならウェハが1枚のまま流れるんだけど金属加工はそうとは限らない。 >? 製品の番号を、その計測工程で読み取りジャッジし それって「No.43482 製品を撮影するカメラ」 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=306086&event=QE0004 で回答(7)みたいな回答してる人の言うことかなあ 計測器の記載欄を設けるほうが余程簡単じゃん。 回答(5)さんの言われるように >それでいて、それなりに製品が出荷でき不具合が殆ど無いということは凄いっと >思っている。それだけ製造と設計が兼務して検査しているという一面もあるのだ 日本の場合だとすでに品質管理は先にできてて、ISO認証は出荷先の関連工場認証のために後付けで行う例が多くエビデンス記録はISO監査対策のためみたいなもの。 そこに大きな出費を伴う頓珍漢なアドバイスをするというのは無責任だと考えます。 回答(8)さんへ >余談だが、検査セクションが無いとのことなので、合否判定をどうするのか決める必要があると思う。 質問者さんは言ってないです。 たぶん私の回答内の、回答(5)さん引用部分と勘違いされてます。 >現実問題として、測長で測定器のトレーサビリティが必要になるとか、役に立ったとかほとんど聞いたことが無い。 確認の必要が無いのが前提ですもん。 でも監査とかだと、業務を何も知らない無能監査員でもチェックできちゃう項目 デタラメを並べた回答を批判されると、事実でなく中傷でしか返せない人もいるんですよね。 >回答(4)のお礼から、検査セクションなしと思いましたが、早合点かしら? そう読みましたか。 私は人員が少ないので製品の「最終検査では工程内検査分は再計測確認できない」という意味で取りました。 いすれにしろ少量多品種生産だと検査工程は足を引っ張るので人員不足は日常のこと。
使用計測器自体の記録は、他の回答者が記載しているないようで、適切な使用方法と更正の 記録が主です。 さて、知人の会社は、その目的等を調査しないと駄目ですが、予想では計測工程通過を 確実に記録し、計測工程飛びによる品質劣化を防止しているのが目的のように感じます。 (貴殿か記載しているないようと、少し違った目的での記載と考えられます) それであれば、 ? 製品にICタグを付けて、最終工程等で、パソコンにデータ転送し、記録を処理確認 したり保管する(ICタグは、記録転送後は再利用する) ? 製品の番号を、その計測工程で読み取りジャッジし、計測データと共に工程通過確認 として処理し保管する 等々で、「使用計測器記録表」みたいなものが自動で作成でき、印刷すれば紙媒体で保管 できます。 目的は品質向上のためで、記録の保管は品質に問題があった時の原因確認と対策ができ易く するためですから、必要であると感じるなら追加していけばよいと思います。 ですが、日本では事細かな作業標準又は指示書と確認をしていますから、それを見える化し 記録に残すだけのシンプルな対応で問題ないと考えます。 納期という時間軸も、品質の一つですから、時間の記載も必要ですがね。 回答(7)の虎ことタイガースのスカは、実際の業務をやっていない記載内容。 残念だが、他当たってくれ。 面倒臭く、難しくすることだけがISOではない。 計画通り、日程や性能、等が維持できてて、確認が取れたりするでOKです。 回答(8)さんと同様ですが、盲点をついた暗黙の了解です。
この森には、「最新の報告」というものがある ↓ははは氏が投稿されたものだが、たまにみるのは私くらいなのかしらんw 実は私が本業界に入って直ぐには製造に関わる全ての業務に携わったのであるが 中でも検査課には兼務したりして相当長きに渡って在籍したので検査器具に慣れ ては居るから余計に興味を持って拝見している次第である。 現在居る会社は零細企業中の零細なので、恥ずかしながら検査部門も無い。 それでいて、それなりに製品が出荷でき不具合が殆ど無いということは凄いっと 思っている。それだけ製造と設計が兼務して検査しているという一面もあるのだ ↓「硬さ基準片製造メーカー」の動画をみていると、改めて計測するための基準 の大切さと重要性を確認できる。そう、確認は英語で「confirmation」という。 「check」とも少し異なる。何事も基本が大事なのと良く似ている気がする。
製品の性能を担保するために必要な測定と、そうでない測定を切り分ける ことができれば、ISO上で測定の記録を必要とする事象を最小限にできる と思います。 検査された測定器を使った「最終検査」を経て合格した製品だけを出荷 できる規定であれば、最終検査に使う測定器だけを対象として管理すれば ISO上では許容されると思います。 (この場合、最終検査によって不合格となるリスクは、御社が負担する 必要があります。) 付け加えて、測定器の精度管理は、製品の性能を担保できる基準に定めれ ばよいのであって、測定器のカタログ上の確度に拘る必要はないはずです。 精度基準を製品の性能基準に合わせて緩めれば、測定器の検査周期なども 緩和できると思います。 ISOの考え方は、製品の性能を担保するために、製造者として必要と判断 して事項に対して、必要十分な管理基準を設けて、それに従って管理して いることを表明できる状態を保っていればいいと思います。 必要なのは、製品の性能を担保することであって、測定器のカタログ性能を 担保することではありません。管理基準のハードルを上げすぎないように 留意なさることがよさそうに思います。
なんかごっちゃになってるような気がする 簡単に言えば 素性のわからない計測器(100円で売ってるようなノギス) で計っていないか監査するもので 台帳にこの番号のものはあそこにある という管理 >>管理番号10桁のシールを貼り付け、その番号を部品1点ごとに発行された ↑ 年1回 >>図面1枚に計測値を記入し、 製品のばらつき管理のためなので 紙に書いておくと無駄なデータになるので 現場に端末を置き 直4(2時間おきに1個)データーをエクセルに入れて 管理します また、ちゃんと計測器が正しく構成されているかどうか 直2でみます ↑ 私は癖で計る前にやりますが こんだけやっておけば誰も文句は言わない
お礼
お返事ありがとうございます。 知り合いの会社は、はははさんが言われるように現場に端末を置き、 計測データの入力や計測機器の使用記録も入力しているのですが、 当社ではそこまで端末やデータ、入力フォーム等の整備が整っていません。 それができれば理想なのですが… ありがとうございました。
ISO(9100シリーズ)の目的は、正しい手順で安定した品質の製品を 製造供給するための管理であり、エビデンス(=記録)も重要な項目 になります。 しかし、エビデンスのためのエビデンスに縛られるのは本末転倒です。 こうしなくてはならない...といったお仕着せのルールでは無く、どの ように管理すれば、エラー製品を出荷しないかの仕組みを、お会社の 事情に合わせて考えれば良いでしょう。 (もちろん悪い意味での手抜きは×です) さて、本件ですが ?工程ごとに使用する測定器と定期点検の実施サイクルを決めて登録し、 定期点検記録を残す ?工程ごとに担当した作業者名と作業日を記録として残す の2点を守れば良いと考えます。 測定器には、有効期限を記したシールを貼ります。 「××さんが何月何日に、有効期限内の測定器を使って作業をした」 といったエビデンスが残るわけです。 測定器にもピンからキリまであると思います。 ノギス・マイクロメータなど市販品でかつ使用数量も多い測定器は、 上記の通り登録管理をしておけば、いちいちどのノギスを使ったか までのエビデンスは不要と考えます。 >>上記の通り登録管理をしておけば、いちいちどのノギスを使ったかまで >>のエビデンスは不要と考えます。 >それはダメじゃなかったかな。トレーサビリティが取れない。 初期のISO9001の狂乱期の頃は、何でもエビデンス!エビデンス!で 認定機関の方もギュウギュウに締め付けたルールを振りかざし大変 でしたが、本来のISO9001はそこまで求めていなかったと小生は考えて おります。 ただ、何ともあやふやな記憶なので、回答(1)さんのご指摘もご尤も です。他の回答者さんのご意見も伺いたいところです。 回答(4)さんが、分かりやすくかつ的を射ていると思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 ??番の方法をみて「これだっ!」と思いました。 が、やはりトレーサビリティが確実ではないとのご意見もありますので、 使用記録を残す方向で考えていきたいと思います。 ありがとうございました。
私のISO9001の知識はかなり古いので最新内容については確認してください。 ただISOの思想がコロコロ変わるとも思えないですが。 >一つの部品を加工するのに使用計測器の記録を残さないとだめなのでしょうか? はい、だめです。 が、計測器管理をちゃんとすればそれほどの手間ではないです その部品を検査したときにどの計測器を使ったかがちゃんと引ければいいだけ。(そしてその計測器がトレーサビリティで精度保証されていること) 検査に使う計測器が各工程1台しか無ければ総組図のフローに記載しちゃえばいいですから各工程で使用計測器をいちいち記録する必要はありません(実際には校正に出してる期間とかに枝番着工とか考える必要がありますが)作業者には図面記載の計測器番号かの確認チェック欄を入れる程度です。 管理番号も正式な管理番号と作業者が扱う管理番号が同じである必要はありません。「SPS1012002-02」なんてのが正式の管理番号だとすれば「S1-02」などの重複しない簡略ラベルを作って作業者にはそれを記載してもらい対応付けの管理をすればいいだけです。 当然計測器管理側でのミスの確率は増すので管理体制を確立することが前提ですね。(杜撰な管理をすると傷口が大きくなってしまうこともあります) >上記の通り登録管理をしておけば、いちいちどのノギスを使ったかまでのエビデンスは不要と考えます。 それはダメじゃなかったかな。トレーサビリティが取れない。 測定精度が製品仕上がりに対して余裕がある場合は社内校正で包括的に扱えるようにできたと思いますが、落としたりして狂った計測器を使い続けたケースが生じた際にとっても面倒だった気がします。ISO9001は日本人だったらそんなひん曲がったノギス使わねえよというような作業者の裁量具合を定義していないので使った可能性を指摘されたらアウトだったような。 そもそも測定の必要のないような余分な確認の作業はフローから抜くべきというのもISO9001の思想なんですよね。つまり図面に管理値が記載されていたら加工上必須な測定という意味でとられます。 実務上のISO監査などでは、大量の不良でも出してない限り 各製品検査のエビデンスの検査機器のトレーサビリティまで突っ込まれることは無いと思います。 それよりは現場の方にまでISOの思想を意識教育されるほうが早いかも。 1. 製品を正しく作るには正しい図面が必要 2. 製品精度をチェックするのは検査項目・検査工程 3. 検査を正しく行うためには正しい計測器・測定方法 4. 計測器が正しいか担保してるのはトレーサビリティ 2.3は日本で製造業に携わるひとなら無意識に意識してるけど 4.とかは日本では計測器が狂ってると疑う要素は薄いのでヌケがち。 1.とかは、この図面で何で正しく製品が作れるの?って場合も これもISO監査上は困るw
お礼
お返事ありがとうございます。 やはり使用記録は残さないといけないですよね。 でないとトレーサビリティがとれないですもんね。 なにか簡素化できる方向で、ない頭を捻ってみます。 ありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございます。 最終検査に人材をある程度割ければよいのですが、 少ない人数で回している会社なので工程ごとに記録していくしか なさそうです。 ありがとうございました。