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計測機器管理の重要性とは?
- ISO9001が要求する計測機器管理の中に、精密分析装置(FTIR,蛍光X線)の定期校正は必要なのか?
- 製品検査に使用する計測器(ノギス、マイクロ、粗さ計、真円度計、レーザーマイクロなど)の定期校正を実施している
- 計測機器管理の適切な実施は品質管理の重要な要素である
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ISO9001事務局をしております 御社の業務内容がわかりませんが、精密分析装置が製品の合否判定を監視、 測定するための機器でなければ、規格的には定期校正は不要だと思います。 当社でも同様理由で行っていません。 御社の精密分析装置が何の目的で使われているかによると思いますが、 当社では、直接製品を測定しない計測器でもそのプロセスを監視測定している計測器は、間接的に製品品質に影響を与えるものとして、定期的に校正しています。これは、規格に適合するかどうかの観点ではなく、ものづくりを よりよくするために規格を利用する観点で行っています。 当社が参考にしているWEBページURL ISO実務の視点 が参考になると思います
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どこにもそのような要求事項はありませんので、 御社の解釈次第です。 1 顧客が要求しているならば校正は必須です。 2 社内試作などにより、世に出ることはないけれども 社内的には重要な位置づけの試作品評価に使うというのであれば グレーです。年一回くらいは校正したほうがいいでしょう。 3 ・なぜかわからないけど、以前からある。 ・今は使っていない。 というような理由なら、校正は不要です。 管理外の計測器として「管理外」の表記をしておけば 審査員から突っ込まれることはないです。 より完璧を求めるなら計測器管理台帳には載せておいて、 校正頻度を「使用前」とし、 参照標準を社内標準器または外部校正と 明記しておけば完全に逃げることができます。 (当然使用前に校正した記録は必須ですが) 結構使うけど、重要ではないなら 管理外のステッカーを貼っておけばいいですね。 余談ですが審査の時にNCRや推奨事項がないようなとき、 イヤーな審査員に当たると、管理外の計測器の台帳が必要です! なんてことを言いやがる時があります。 うちは言われたことがあって、作りました。 管理していないのに台帳!?と 理不尽に思いましたが。
お礼
ご教示有り難うございました。 参考にさせていただきます。 管理外も使用しておりますが運用が難しいです。
製品の品質管理に相当の影響があるのであれば、定期的に検査して、 測定値が要求される精度を保っているか確認することが求められるように 想像します。 製品の品質管理に対する影響が僅かであるとか、FTIR,蛍光X線の値が正しく なくても別の手段で検出できるようなもの作り体制になっているとか、要求 される精度が低いので通常の使用状態で測定機能を保ってさえいれば問題な いとか・・・・・ 合理的な説明ができるのであれば定期校正をしないことも許されそうに思い ます。なお、異常値が検出された際には速やかに対処するルール(製品の処 置と計測機器の点検修理など)を作っておくことが必要でしょう。また、こ のルールが適用される事態が発生した場合は、その後の監査で適正な処置が 行われたか報告を求められるでしょう。
お礼
ご教示有り難うございます。参考にさせていただきます。
お礼
ご教示有り難うございます。参考にさせていただきます。