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キリ加工の盛り上がり現象の原因とその対策
- キリ加工において、加工後キリ穴周辺が盛り上がる現象が起こる原因を解説します。
- キリのサイズが大きくなると、盛り上がり現象がより顕著に現れる傾向があります。
- 盛り上がり現象を防ぐための対策についても紹介します。
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ドリルを戻す時に、カエリが出ているのでしょう。 C0.5又はC1の面取りをすれば、解消できる範囲でしょうか? さて、同じ回転数で径が大きなドリルと、径が小さなドリルを回転させると、 ドリルの外周(径)部分の周速度が、径が大きなドリルの方が速くなり、摩擦熱、 加工スピードも増します。 それも、原因の一つとなりますよ。
切れないドリル
用語でバリとカエリの違いはハッキリしないが、小さいのはカエリと呼ぶことが多いようです。 ここではキリ穴の上へ出るのは小さいのでカエリ、貫通穴の下は大きいのでバリと区別。 原因 ドリル=切削工具で加工するとは母材と切粉と切り離すこと。 ドリルが食いつきはじめると、母材を押しつける力が作用するので変形して逃げ場所を探し何も無い上へと盛り上がりカエリになる。 途中でも逃げて膨らもうとするが逃げ場が限られるのと再び削られるので消える。 貫通出口では逃げ道が見つかったとササクレた大きいバリになる。 ・材料が柔らかい 餅を切るようなイメージ ・工具の切れ味が悪い(すくい角が小さい) ・(大径ほど)取しろが大きい ・切込みが大きい ほどその作用が強くなり大きいカエリになる。小さくしたいならはその逆をいく。 >ドリルを戻す時に、カエリが出ているのでしょう。 と違うことは加工経験あれば判ること。 他の方からも注意ある通り、回答に無反応なママで放置するのでは、取組む姿勢に問題ありますよ。 No.42959 φ42のキリ穴を加工する際、、、 >面積とトルクである腕の長さの関数で分けるが 同じく経験の無い者が嘘の回答。 此処で回答を待つだけでは、また教科書を見ても、技能講習においても標準条件のみ。どのような場面でも通用することは教えてくれません。それ望むなら臨場する専任コーチが必要。それでも条件が変わると技能者が決定していかねばならない。技能職とはそれが出来て一人前な仕事です。
ドリルの切れ味が悪ければ、穴周辺が盛り上がる現象が起こると思います。 ドリルによる穴あけは、材料を押し潰しながら穴をあけるので、刃の切れ味 が悪ければ押し潰しによって逃げた材料が周囲に盛り上がる現象が起こると 思います。 >キリのサイズが大きくなればなるほどそのような傾向 仮に、次のような状況であれば、キリのサイズにより盛り上がりが大きくな るというよりは、キリのサイズによらずキリの径に比例的に盛り上がりが 大きくなると言った方がよさそうに思いますが、現実のデータは如何でしょ うか? φ2のキリで盛り上がりが0.1mm φ10のキリで盛り上がりが0.5mm