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スイッチの(回転)カバーをつける方法と取り付け方
- 産業機器の筐体パネルに付いているシーソースイッチに、誤操作防止用の回転カバーを取り付けたいと考えています。エレベータなどにあるようなナミダ形のプラスチックカバーを製作し、スペーサーを使用して取り付ける予定です。
- カバーの取り付けについて、カバー厚よりも厚いブッシュ(カラー)を使用してねじ締める方法を検討しています。これにより、スイッチが回転しやすくなると考えています。
- 初心者であり、経験者の助言がないため、自分の考えが妥当か不安です。アドバイスをいただけると助かります。
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再出です。 > 抜け止めのねじと溝の部分がまだ少しイメージしきれておりませんが、 の記述があったので、簡単に説明します。 茶筒の本体側に円周の360°の溝を切ります。180°反転では180°+αの溝をです。 当然ですが、茶筒の本体側の板厚は溝が切れる位厚く、板厚=2溝深さ程度です。 茶筒の蓋側には、ねじを切って止めねじをセットします。 当然ですが、止めねじ先は茶筒の本体側の溝に入る位置です。 取付け概要は、URLを見ると 右の図の最上部である “軸のI部はエンドミルで加工され、……平面をつくる必要がある” の図の止めねじセット方法であり、止めねじ先形状です。 図で異なるのは、溝が軸に対して円周方法切っていないことくらいです。 180°反転仕様では、 ◆ 茶筒の本体側蓋部に取付けるスイッチの円周方向の位置 と、 ◆ 茶筒の本体側筒部に180°+αの溝を切る円周方向の位置 と、 ◆ 茶筒の蓋側筒部にねじを切る円周方向の位置 と、 ◆ 茶筒の蓋側蓋部に切り欠くスイッチ操作用小窓の円周方向の位置 と、 を間違えないように、各部品を作ることが大切になってきます。 少し、イメージが湧いてきましたか? 樹脂製の止めねじを市販品で探したり、ねじ先形状が必要な物が探せなかったら、参考止めねじ 樹脂の材質で加工図面を起こし製作して、市販品の樹脂製ナットと共に組付けたりしてください。 また、止めねじをピンにして、樹脂の点付け溶接にしても可でしょう。 アレンジは、色々できます。
アルミフレーム筺体に、よくスイッチ等の電気パーツを取付けますが、誤操作防止用カバー 等や取付けは、機械屋がすることが多くて、面倒ですね。 さて、円筒形状で片側に蓋がある物をスイッチの座にします。 蓋の部分を加工して、スイッチを取付けます。 そして、一廻り大きい円筒形状で片側に蓋がある物を可動カバーにします。 蓋の部分を加工して、スイッチが押せるようにします。 二つの円筒形状の物は、茶筒のような組合せで、カバー部分を回転させると、片方だけ スイッチが押せて、もう片方を押したい場合には、カバー部分を180°回転させ押す仕様。 スイッチ座とカバーの円筒は、例えばねじと溝とで抜け止め仕様にするとか、溝を180°+α しか切らずに180°反転仕様にしたりして、エンドユーザー仕様を満足させます。 また、スイッチ座とカバーの円筒は、透明樹脂や半透明樹脂、色付き透明樹脂を用いて、 配線等が見え難い工夫も大切です。 そして、そのユニットを筺体の指定場所に取付けてください。
お礼
大変詳細なご回答ありがとうございます。 予想以上にメカニカルで率直に言わせて頂いて さすがプロ、といった感想です。 抜け止めのねじと溝の部分がまだ少しイメージしきれておりませんが、 非常に参考になりました。 今回はちょっとしたもので良さそうなのでトライするかどうかは分かりませんが 自分でもそのイメージをよく検討してみたいと思います。 私も早くこのような設計がサラッとできるように・・・。
>基板実装のシーソースイッチに誤操作防止用のカバー シーソーは見ないですが、既製品では? http://www.omron.co.jp/ecb/products/sw/21/b3f_8.html http://members.jcom.home.ne.jp/2240481201/touhouHomeac.htm http://www.sunmulon.co.jp/sun/d_load/pdf_j/fh.pdf 日本開閉器の付属品?ガードバリア?という付属品が同社のスイッチに対応してるようです。 http://www.nikkai.co.jp/search/attachment_list.cfm#download
お礼
有難う御座います! 電気屋さんには、無いと言われましたが 基板実装品でもあるんですね。 自分でもよく調べてみます。 日本開閉器のガードバリアというのも気が付かず、 良く調べもせずに慌ててしまいました。 改めて検討してみます。誠に有難う御座いました。
お礼
遅くなってしまいましたが、追記いただきまして有難うございました。 成程、当初は止めねじに気がついておらず、 非常に分かりやすく理解できたと感じています。 普段なかなか相談できる機械設計の先輩が周囲におらず、 悩むことが多いですが非常に参考になりました。 機会がありましたら今後ともアドバイス頂ければ幸いに存じます。