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風量と流量の違い
- 風量と流量は異なる概念です
- 風量は空気の流れる量を指し、流量は液体や気体の流れる量を指します
- 風量から流量への変換は近似的に可能ですが、厳密な変換はできません
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※ 『風量』と『流量』の違いがあれば明確にする ※ 『ファン』と『ポンプ』の使用理由になる 小生は、 ※ 『空気』と『流体』(液体と気体) と考える それは、 ※ 『風速』と『流速』が速さの単位 であるから 因みに、風(かぜ)は、[名]1 空気のほぼ水平方向の運動。風向と風速で動きを表す。… なので、小生は明確化しています。 『風量』から『流量』への変換はできない、近似的に求めることはできるけども、… 『流量』は、ボイル・シャルルの法則でも判るように、圧力と温度の併記が必要です。 流体の中の気体は、圧力と温度で気体の体積である流量は大きく変化しますが、流体の中の液体 は、圧力と温度で液体の体積である流量は微妙にしか変化しませんが、変化はします。 空気は、平地でも山の上でもありますし、風は海辺でもエベレスト山頂でも吹きます。 圧力や温度には関係なく、風速や風量が記載されることが多いです。 故に、『風量』から『流量』への変換はできない、近似的に求めることはできるけども、… となっているのでしょう。 <特に、『空気』と『気体』と考えている場合にはです。> 圧力や温度の規定がない風量の場合、ノルマルリットル(Nℓ)等では表示できませんので、 同じ単位になってはいない。
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個人的なイメージになりますが 気体に対しては 流量は配管内など限定された空間内を流れているものに対して用いられ、 風量は自由空間を流れている場合か自由空間に吹き出す場合に用いられている感じがあります。
下記「風量」はファン性能で使われるようで、単位時間に換気扇が排出(または給入)する空気量、一般に単位はm³/hまたはm³/minが用いられるようです。 http://www.taroto.com/fan/mame/kankisen-s03.html なお、流体力学等の学術書では「風量」記述は無く「流量」しか記述されていなかったと記憶しています。 そして「流量」には「質量流量」と「体積流量」があるので注意が必要です。 例えばターボチャージャ付きエンジンシリンダ内に送り込む空気の体積流量はターボチャージャー無しのものとくらべ不変ですが、”圧縮空気”なので「質量流量」が変わります(p=ρRTより)。 また、空燃比(Air / fuel ratio)の計算でも質量(流量)を使いますので、一般に「質量流量」を性能のパラメータとして設計に適用すべきと思います。 ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。 体積流量が必要なのか、質量流量が必要なのか、 そのあたりを確認しながら進めていきたいと思います。
気体では有っても窒素ガスや水素ガスの流量を風量とは呼ばない つまり風量とは気体の種類のうちで「空気」の流量をその様に呼ばれる 似た用語で「風速」と言うのはある、文字通り空気の流れる速度 この場合でも窒素ガスや水素ガスでは風速ではなくて流速と呼ばれる 地球以外でも木星とかの大気は空気ではないが風速と呼ばれる http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%98%9F でも、木星の大気の風量とは呼ばれない つまり、風量とは地球の大気の流量に限定される http://www.ryutai.co.jp/shiryou/gas/gas-qtani.htm
お礼
なるほど、『流量vs風量』の対比に『流速vs風速』が考えられますね。 気体のみへ限定しているという視点で再度調査してみます。 ありがとうございます。
正解は知らないので私の知識で… 『流量』は、そのまま流体の時間あたり通過量。 (流体というのは気体だったり、液体だったり、粉体だったり) 単位は、l/sだったりm3/sだったりg/sだったりmol/sだったりします。 『風量』は主に空気の流量だが、コントロールはされていない量。 単位は、l/sだったりm3/sだったり。 ファンなどの場合の風量は、静圧との間で関数関係になり 実際の「空気の流量」は、静圧の条件によっては保証されない。 例として: http://db.sanyodenki.co.jp/product_db/cooling/dcfan/group_pdf/1327464624.pdf ちゃんと制御された風量は「流量」と呼ぶ。 例えば自動車の吸気量などは「キャブレター流量」とは呼ぶが 「キャブレター風量」とは呼ばれません。 子制御では「流量計」という部品もあります。
お礼
>ファンなどの場合の風量は、静圧との間で関数関係になり >実際の「空気の流量」は、静圧の条件によっては保証されない。 なるほど、各種環境変数で変化するので保証はできない数値というのは 理解できそうです。 ありがとうございます。
自信がないので、このような時はJIS規格は用語については余談を許すことが 無いから、これを参照してみました。。。けど、いまひとつ B 0132:2005・・・「風量 送風機における気体の実体積流量」 これだけしか書いていないが、ネックは「送風機」に於ける「流量」か 送風機を除く気体の流量に関しては、「流量」っちゅうこっちゃないかな? ポンプで液体の実体積流量は?・・・ううむ、まぁ~風量とは言わないわね
お礼
基本的なところを忘れていました。 JIS規格で検索してみます。 ありがとうございます。
定義は、およそ次の通り。 流量: 一般に、体積流量を指すことが多く、日本の計量法では体積流量のことを 単に流量と表現している。単位は、国際単位系 (SI) では立方メートル毎秒 (m3/s) を用いる。他に質量流量を使うこともある。 風量: 単位時間当たりに移動させる空気量で換気扇で言えば単位時間当たりに移動 させる空気量のこと。一般に単位はm3/h(時)又はm3/min(分)で表す。 上記の定義から判断すると、体積流量を表す場合は、流量・風量ともに 同様の概念であって、流量は、液体・気体ともに適用可能、風量は気体 (通常は空気)に限定されると判断して良さそうです。(使う単位に、 習慣の違いもあるようですが、本質的な差異ではないでしょう。) 流量、風量をという用語を使っている検索すると、 流量は、500件超 風量は、114件 件数からみて、どちらも広く認知されていると捉えて良さそうですが、 流量のほうが、より一般的と判断できます。 前の回答者さんがご指摘の、 『風量』から『流量』への変換はできないについては、 気体を扱う場合は、圧力によって体積が変化する性質があるので、 「任意の条件下において、単純な式では、実用上十分な精度で換算すること はできない」 のように解釈なさればいいかと思います。 >流量、風量をという用語を使っている検索すると、 > 流量は、500件超 > 風量は、114件 >件数からみて、どちらも広く認知されていると捉えて良さそうですが、 >流量のほうが、より一般的と判断できます。 済みません、何を検査した件数か書きそびれていました。 流量、風量をという用語を使っている「JIS」の件数です。 なにぶん件数が多いので、個々のJISで定義に差異があるかまでは目を 通しておりません。 失礼致しました。
お礼
JIS規格についてもう少し調査してみます。 アドバイスありがとうございます。 「任意の条件下において、単純な式では、実用上十分な精度で換算すること はできない」 ファン風量はおっしゃる通りで、測定しないと不明確な値なので、 その辺のことなのかもしれません。 ありがとうございます。
風量 vs 流量 → ファン vs ポンプ → 気体 vs 液体 空気について流量と呼ぶ例は多数あります。 http://www.sokken.co.jp/flow/201011/entry37.html http://www.tokyokeiso.co.jp/products/recom/r-0037/index.html 一方、水にたいし風量とは呼ばない。 よって流量は気体液体を問わず使えるが、風量は気体のみ。 ポンプは気体液体の両方で使える。その構造にも依存。 ファンは気体のみで回転するタイプ。但し往復動のファンがあるかもしれない。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 気体のみへ限定しているという視点で再度調査してみます。 ありがとうございます。
お礼
>ボイル・シャルルの法則 ポンプは、送り出す容積がわかっていれば、圧力・温度で量が決まる ファンは、各環境変数時に実測しないと決まらない そういうイメージでとらえてみます。(ちょっと違うかもしれませんが) ありがとうございます。しっくりきそうです。