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耐サージ抵抗の違いについて
- 耐サージ抵抗にはカーボン抵抗や金属皮膜抵抗などの構造に違いがありますが、その具体的な違いを知りたいです。
- また、メーカーのノウハウを教えることは難しいのかもしれませんが、耐サージ抵抗の違いについて教えていただけると助かります。
- よろしくお願いします。
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抵抗は製造ノウハウはあるにしろ、抵抗体の成分と形で決まってしまうので・・・しかし意外に公表してる例は少ないです。 http://industrial.panasonic.com/jp/i/00000/led_solution/led_solution/resistor1.html 回答(3)のカッティング(トリミング)の問題を構造的に改良としている。(チップ抵抗だが無調整ではない) あと、抵抗体は酸化ルテニウムを採用しているものが多いようです。緻密な膜に出来るとかの理由ではないかと
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JIS C 5201-1 規格名称 電子機器用固定抵抗器-第1部:品目別通則 の 4.27 単パルス高電圧過負荷試験や4.28 周期的パルス高電圧過負荷試験など に規定される試験のように、ごく短時間の過負荷に耐える性能が高いものを 耐サージ抵抗と呼ぶと思います。 例えば、コンデンサインプット整流回路の突入電流を抑制する目的で、電源 回路の入力に直列に挿入される抵抗器の場合、定常動作電流において、抵抗 器の定格に対して十分なマージンを確保していても、耐サージ性が良好でな いと、比較的少ないon-offサイクルで抵抗器がオープン故障することがある のはよく知られています。 一般的にいえば、被膜抵抗よりも、巻線抵抗やソリッド抵抗の方が耐量が あります。巻線抵抗どうしで比べれば、線径の太い低抵抗の方が強い傾向が あります。被膜抵抗の場合、抵抗値調整のカッティングが耐性を弱める方向 に作用します。チップ抵抗では、通常、抵抗値調整のカッティングを行わな いので、リード線付きの抵抗器より強い傾向があります。 使用する回路を示して、抵抗器メーカーに問い合わせれば、用途に適する 耐サージ性の抵抗器を紹介してくれると思います。詳細構造は抵抗器メーカ ーのノウハウがありそうですが、一般論は公知です。 回答(4)さんへ 私の不十分なところを補って頂き有難うございました。 ご質問者さんへ 抵抗値のトリミングのため、抵抗膜の表面にカッティングを施すことが ありますが、カッティングのパターンによって、耐サージ性が異なること がご理解頂けると思います。回答(4)さんへのご紹介頂いたデータは、内容 の濃いものです。
お礼
こんばんは 確かに内容の濃いものでメーカーの懐の広さも 感じました、トリミングの影響かと想像はしていましたが それだけでは無いのも判りました ご丁寧なご回答、誠に有り難う御座いました。
通常の抵抗(表面実装)は定格に余裕がありませんので サージによって壊れやすいです。 リード品は余裕が大きいです。 耐サージ抵抗はある程度のサージでも壊れにくくしているわけで どの程度かは、カタログを見てください。
ダメモトで質問致しましたなので、 “サージ”や“サージ抵抗”の内容を確認し、 その内容に効果がある(耐がある)と自然に考えればと思います。 具体的には、……ですが。
お礼
こんばんは ご紹介の資料、大変参考に成りました と、申しますか納得です 心より御礼申し上げます、誠にありがとうございました。