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転倒強度の耐震性について
- 建物の耐震性において、アンカーの引抜き強度は重要な要素です。
- アンカーのサイズを求めるためには、床の深さやベースの寸法、アンカーの本数などを考慮する必要があります。
- アンカーの数が少ない場合は、増やすことを検討することが推奨されます。
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他の回答者さんも記述していますが、色々な確認項目が問題になります。 また、貴殿の技術レベルがどんなのかも問題です。 さて、“アンカーの引抜き強度について御教え願います”なので、その事をアドバイスします。 先ず、構造物の図面を描いていると想像するので、それをプリントアウトして構造物を鋏等で 切ってみてください。 そして、その構造物が転倒する時の方向は750kgのオモリ側で、その支点はベース板のオモリ 側の端と判るでしょう。 そうすると、転倒するモーメント力は、 ◆ 750kg ×(750kgのオモリの重心位置 ~ 転倒時の支点までの距離) ◆ 構造物の柱のオーバーハング部分の重量 ×(構造物の柱のオーバーハング部分の重心位置 ~ 転倒時の支点までの距離) の和です。<距離は水平方向の距離を示します。そして、重量方向と直交します> また、転倒を食い止めようとするモーメント力は、 アンカーの引抜き強度 ×(アンカーボルト中心 ~ 転倒時の支点までの距離) の和です。<距離は水平方向の距離を示します。そして、アンカー引抜き方向と直交します> アンカーボルトの数だけ計算し、その総和で計算します。 (アンカーボルトの数を増やすと、総和なので有利になります。) 以上の計算で、 転倒するモーメント力 < 転倒を食い止めようとするモーメント力 なればOKで、無論 (2~3)× 転倒するモーメント力 < 転倒を食い止めようとするモーメント力 となる事が最低限です。
ヤマモトさん、そりゃあーーー、ヤバイっす 地震による荷重を考慮した場合には、アンカーの数量が絶対的に少ないと思う ザックリト設計用水平震度係数を1.5とした場合、94.1KNの引抜きが加わり かつ、水平方向には、11.03KN のせん断力がアンカーに加わると計算できた (転倒モーメントは・・・3529N・cm・・・朝一、たぶん合っている) 床が100mm?随分と薄い。コンクリートの床の強度も問題になりそうな気配です H鋼は片持ち梁部分は特に少しOverSpecの気がするし、ベースはプレートよりも 十字の同じH鋼にして□750より大きくするか、沢山アンカーを打つしかないか そうなれば、尚更床がやばい。機械屋なので床の強度については、判りません 最後に上記の計算結果には当然ながらまったく責任は負えないのでその積りで ・・・・なお、このテープは自動的に・・・・ やはり、人身災害の恐れがあるものは専門家に任せましょう 付か刃での設計で失敗して後悔するのはあなた並びに客先なんですよ 床の固定端は、9.83KNの反力となりましたので床強度も計算するかな? ohkawaさんのを参考に・・・9.83*1000/9.80665/0.75^2=1782kgf/m2>300× 成程、地震が来なくても自重だけでも現状は、OVERして話にならないですね 私なら・・・(参考までに)・・・床面の強度は問題なく21N/mm2程度とする アンカー間のピッチを目一杯広げて、□1060pitchにして計算してみた H鋼250Wは、十字に1100mm 全長として先端H下面に、4*2-φ15 アンカー穴 転倒モーメント 3529N・cm/106cm=33.30KN のアンカー引き抜き荷重となり 仮にアンカー4*2Pとすれば、33.3/2=16.65KN /P の短期での許容引き抜き さらに、11.03KN/8P=1.38KN/P のせん断力を同時に受けられるアンカー これからケミカルアンカー4*2*M12深100mmで、ベース部は t13以上は必要だろう ベースは先にも話したがH鋼250x250x9/14で十字にすれば直接ベース代りになる くれぐれも、最終的な計算書と確認はその道の専門家が行なうことです
アンカー強度の前に・・・・・、 吊り下げるオモリと、ベース、柱、アームの合計重量は、1tを超える でしょう。 通常の建物の、床耐荷重は300kg/m2程度、工場でも450kg/m2くらいの設計の 場合が多いのではないでしょうか。 □750のプレートに1tを超える負荷を載せたら、床が保たないように思いま すが如何でしょうか。取り越し苦労ならばいいのですが・・・・・・。