- 締切済み
同一軸上の寸法公差
- モーターにてローラーチェーンを介してコンベアーチェーンを駆動させる軸に、入力のスプロケットはすきまばめ、コンベアーを駆動させるスプロケットはしまりばめされています。
- 荷重が同一であるため、すべてのスプロケットを同じ方法で取り付けることができると思われますが、なぜ変えているのでしょうか?
- 目的や意味をアドバイスいただけないでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
>>コンベアーチェーンを駆動させる軸で入力のスプロケットはすきまばめ、 は コンベア側? >>コンベアーを駆動させるスプロケットはしまりばめ。 は モーター側 反対だとわかるんだけどね コンベアー側はまず壊れないので 一体ものとして取り扱いたい モーター側は モーター交換があるので すきまバメにしてあるのならわかるんだけどね
記述内容だけでは詳細はわかりませんが,一般にキー伝動の場合は隙間ばめ にしますが,正逆回転するとキーとキー溝公差の分だけ回転の遊びが生じま す。また負荷条件が厳しい場合はしまりばめにします。 この場合チェーンで減速していると思われるので,モーター(主動)側は高回 転・低トルク,従動側スプロケットは低回転・高トルクになっていると思い ます。従動側は直接負荷を受けるので,スプロケットの振動や抜けなどの 要因となる回転方向の遊びを嫌って,しまりばめにしていると思われます。 また(2)さんの言われる組み付け上の問題も考えられます。
お礼
回答ありがとうございました。おっしゃる通りキーにて伝達しスプロケットにて1/3に減速しています。このスプロケット2個ともすきまばめなので組み付け上の問題なのでしょうね。勉強になりました
今回の内容を機能で分けてみると判り易くなると考えます。 先ず、回転物に力を伝えるので、トルクは何で受けているかです。 記述が無いのですが、入力側スプロケットも駆動側スプロケットも多分キーでしょう。 そして、軸と穴使用が“隙間バメ”か“締まりバメ”かですが、これは、 ◆ スプロケットのスラスト方向の位置を簡単に変える事ができる 両方が“締まりバメ”ならチェーン等の直進性の合わせが難しくなる 一方を“締まりバメ”にして基準とし、もう一方を“隙間バメ”にして合わせ用にする 何故、両方を“隙間バメ”にしないかは、駆動側スプロケット取付のスラスト方向側に 力を受けるねじ等の加工ができないか、できたとしても高価になる構造(複雑な加工が 必要な構造)かとなり、圧入仕様となっているのでしょう 等々が考えられます。 推測ですが、現場の調整のし易さや加工のし易さ等の意見が反映して、貴社でのコストダウン と考えます。 現場(組立・調整)の方に聞いてみれば(ISOのデザインレビュー)、確認が取れると 考えます。
お礼
回答ありがとうございました。現場の調整のし易さや加工のし易さなども考慮し設計するするよう心がけたいです。勉強になりました。
まづ、「荷重は同一上なので同じと思う」意味がいまひとつ判らないのですが チェーン張力が同じでも一般に従動側(コンベヤ側)の方の鎖車が大きいので 軸に加わるトルクは従動側の方がより大きくなるし直接衝撃など負荷も受ける 現場サイドからすれば容易に組立がし易い「スキマばめ」にしたいところだと いうのは判るが、それを敢えて「シマリばめ」にする所に、その装置に対する 各メーカーのノウハウが有ると思う。つまりケースバイケースだし、設計者に 直接聞くしかなさそうだと思います。コンベヤにも色々とありますし・・・
お礼
回答ありがとうございました。どうも根本的に私の考え方が間違っていたようです。同軸にあるスプロケットにかかる力は同じかと思っていたのですが入力よりもコンベアー側のほうが伝達トルクが高くなるのですね。勉強になりました。
お礼
回答ありがとうございました。