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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:異種金属の組み合わせについて)
異種金属組み合わせの電気接続部品の表面処理について
このQ&Aのポイント
- 異種金属組み合わせの電気接続部品(コネクタ)のオスコンタクトとメスコンタクトの表面処理について、金めっきとニッケルめっき、金めっきと銀めっきの組み合わせについて検討しています。
- 初期確認では問題が発生しなくても、長期的には問題が発生する可能性があります。異種金属の組み合わせによって、接触抵抗や腐食などの問題が生じることがありますので、注意が必要です。
- 異種金属の組み合わせによる接触抵抗や腐食の問題を避けるためには、絶縁層を使用したり、適切な表面処理を行う必要があります。専門家への相談や試験もおすすめです。
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noname#230359
回答No.1
例えば,mV以下のような微少電圧を扱う回路であれば,異種金属の 組み合わせは,熱起電力による誤差が生じるので好ましくないと思います。 また,ニッケルは時間経過に従い酸化が進行するので,弱電接触子用(ドラ イサーキット)の表面処理には向かないと思います。多少の酸化膜ができて も接触圧が強くて挿抜の際にこすり落とされる使い方で,流れる電流がある 程度大きければ問題は少なくなります。 銀はニッケルに比べ耐食性に優れ,清浄な雰囲気では表面状態を維持できま すが,硫黄分(硫化水素,亜硫酸ガスなど)があると容易に硫化されます。 また,マイグレーションを起こしたり,ウィスカーが発生したり,エレクト ロニクス用途には使いにくい面があります。 異種金属の組み合わせを積極的に使いたい理由がなければ,あえて異種金属 を組み合わせることは避けた方が無難なように思います。 電圧・電流が微少でなく接点の接触圧が高ければ,あまり表面処理に気を 使わなくても問題生じないこともあります。 参考URLは,リレーの使用上の注意ですが,「2.一般的な接点材料の特徴」に 接点材料の特徴が記載されていますので参考にしてください。ドライサーキ ットの意味も書いてあります。