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G87 バックボーリングサイクルでツールが折れる原因と対策
- ファナック制御装置を使用した横中マシニングで、バックボーリングサイクルを使って裏座繰りを行っていたところ、突然変な動きをしてツールが折れてしまいました。プログラムに間違いはないか確認する必要があります。原因は、オリエンテーションのかけ方に問題があった可能性が考えられます。また、空運転では正常に動作したため、事前にキャンセルのような処置が必要かもしれません。
- 使用したツールは栄光社の裏ザグリカッターCUKC(M10用)であり、これまでは普通に加工できていました。しかし、今回のバックボーリングサイクルでは、オリエンテーションをかけて偏心し、早送り偏心を戻して切削送りする動作を行っています。この際の座標の移動に問題がある可能性が考えられます。
- 今回の問題は突然起きたものであり、それまでは正常に加工ができていました。そのため、何か事前にキャンセルのような処置が必要かもしれません。また、プログラム自体に間違いがある可能性も考えられますので、念のため確認が必要です。
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眠いのでよくわからないけど、 G98(イニシャル点復帰)/ G99(R点復帰) の指令間違いじゃないの?(ここでは指令されていないから確認出来ないけど) 間違うと危ないから毎回指令する癖を付けたほうが良いよ。
G87 X25 Y101 Z-20 Q3.75 R-30 F20 P500 R点がー30 だから突っ込む http://nc-program.s-projects.net/fixed-cycle.html#g87 抜粋 G87 | バックボーリング 「G87 X_ Y_ Z_ R_ Q_ P_ F_ K_」の指令で、バックボーリング加工を行います。X,Y軸の位置決め後、定回転位置に主軸が停止し、刃先と逆方向にシフトした後、早送りで穴底に位置決めします。この位置で刃先方向にシフトし、主軸を正転させZ軸の正方向へ向かって加工を行います。 X,Y…穴位置 Z …R点から穴底までの距離 R …イニシャルレベルからR点までの距離 Q …工具のシフト量 P …ドウェル時間 F …加工速度 K …繰り返し回数(省略可)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 Z=0がフルバックで加工した面で、Z-30(穴底)まで刃物を早送りしてそこからZ-20まで座繰り加工を行いたいのですが、バックボーリングサイクルを使うのが初めてでまだ間違ってるかもしれないのですが この場合正しいプログラムは G87 X25 Y101 Z10 Q3.75 R80 F20 P500 になりますか? R …イニシャルレベルからR点までの距離 イニシャルレベルがZ=50なのでZ-30までの距離80をいれました。 Z …R点から穴底までの距離 R点Z-30から座ぐり面Z-20までの距離10をいれました。 今日会社でためしてみます。 私の説明がへたくそでもしかしたら勘違いされているかもしれませんが、裏座ぐりはその他にも様々な加工があるうちの一つです。 フルバックで面削したところをZ=0にしてその面からタップやボーリング穴があいてます。Z=0をここにセットするのはプログラムの基本だと思うのですが。 裏座ぐりの座面がZ=0になると他のプログラムがとても複雑になり絶対間違います。 ドライランももちろん行っています。 今回の落とし穴は裏座ぐりの直前のプログラムでG99を使用していたことです。次の裏座ぐりでもバックボーリングサイクルにG98が入っていなかったためそのままG99が反映されてZ50に戻らずR-30にいってしまったということです。 つまり裏座ぐり単独のプログラム(ドライランによる確認作業)ではG98がなくてもZ=50にもどりぶつかりませんが、メインプログラムに組み込んで動かすときはG99が反映されないように注意が必要ということです
お礼
ご回答ありがとうございます。 0歳さまのご指摘の可能性が高い気がします。 言われてみると今回裏座ぐりを行う前にφ11のドリルでG99 G81でドリル加工を行っていました。 同じプログラムなのに私の思惑通り動くときと動かないときがあるのも合点がいきます。 早速G87の前にG98をいれたときとG99をいれたときの動作確認をしてみます。 もしこれが本当ならバックボーリングサイクルにはG98は必須ということになりますね。 0歳さまのご指摘通りでした。 また一つ勉強になりました^^ ありがとうございます。