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角穴の図示方法について
- 板金や切削部品において、角穴の寸法・位置を図面指示する際には、基準点から角穴端面に寸法を指示する方法や基準点から角穴中心に寸法を指示する方法があります。
- どちらの方法がやりやすいかは設計意図などによって異なるかもしれませんが、図面指示としては、どちらが良いかご教示いただけませんか?
- また、この質問に関連するハッシュタグは「角穴図示」「板金加工」「切削部品」といったものが考えられます。
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加工者の立場で言うと、たとえば角の対辺に+0.2/-0の公差が入っていた時、端面基準で図示されれば、あくまでも寸法の入っている数字はゼロを狙って加工し、そこから公差中心狙いの寸法で角穴加工しますし、中心で図示された場合は中心の座標から公差幅の合わせて振り分けで角穴を加工しますので 寸法線の入り方でできる製品は違うものになります。寸法基準点から端面までの寸法が重要なのか、角穴中心までの寸法が重要なのか、設計者から加工者に意思表示されているものと解釈されます。特にどちらでも良いような場合は、他の回答者様の回答にあるように、寸法を計算しなくて良いように、ノギス等の簡単な手段で寸法測定がしやすい位置に寸法を入れるというのが基本ではないでしょうか。
その他の回答 (3)
ご自身でおしゃっている通り、まずは設計意図によると思います。 私は「加工後、その寸法を測定できるか?」と言うのを考えて、図面指示 しています。 つまり・・・ 「基準点から角穴中心に寸法を入れたとして、その寸法を測定できるか?」 と考えた場合に、難儀だと思います。 また、回答(2)さんの書いてある通り、作業者が図面を見て計算するのは 避けた方が良いですね。 なので、私は何か特別なことがなければこの場合、端面で入れています。
お礼
ご回答有難う御座います。 成程、確かに測定のことも考えなくてはいけませんね。 測定とゆう面では、よほどの意図がない限り端面指示が良いと考えられますね。 有難う御座いました。 とても参考になりました。
どっちが良いとは言いませんが、 作業者が計算しなければならないような寸法の入れ方はしない方がよろしいかと思います。 ※加工ミスの原因になることがあります。
お礼
ご回答有難う御座います。 確かに中心に寸法が入ると計算が必要になりますね。 ミスを減らすとゆう意味でも端面指示が良いかもしれませんね。 非常に参考になるご意見でした。 有難う御座いました。
円、球、Rは中心を指示しますが、各穴の中心は一般的な図示方法では指示しないのではないでしょうか。 ですから端面の指示になります。 宜しく。
お礼
ご回答有難う御座います。 他の方のご意見同様、一般的には端面指示が良いようですね。 参考になりました。 有難う御座いました。
お礼
具体的なご意見有難う御座います。 実際に加工されている方のお話は非常に参考になります。 ノギスなどでの簡易な測定は困難になりますが、 逆に設計的に意図があり、指示があれば中心基準で加工することも あるとゆうことですね。 加工屋さんにも色々お話を伺ってみようかと思います。 有難う御座いました。