- 締切済み
公差上下限の捉え方 - 客先要求仕様と公差外の判定について
- 公差上下限の捉え方についての質問です。客先要求仕様において、上下限の公差がある場合、上限値もしくは下限値が公差外となるのでしょうか。
- 最近では上下限値ぴったりのものを不合格とする客先が増えてきているようです。公差内に収めるだけでなく、上下限値ぴったりのものを作る必要性があるのか知りたいです。
- 公差上下限の捉え方については、中央値に寄せる考え方が一般的でしたが、最近では上下限値にピッタリと合わせる考え方が主流となっているのか疑問です。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
公差の上、下限値はOKです。 但し 1、測定器の誤差で公差外かもしれません。 2、工程能力指数CpKから判定すると、そのロットはNGで全数検査の必要があります。 多分客先は工程能力云々ということを判ってきたと思います。 2日前ぐらいにCpkとはと言う内容の投稿があります。貴君の質問と若干内容が違いますが参考になるはずです。 宜しく。
回答(6)さんの回答は随分と古い(1年半程)質問への回答ですね 昨日、同僚が過去ログを見てましたのでココも技術辞典みたいな感じがします ログインする前に、回答 5に賛同したいと思い入ってみると自分だった。。 寸法許容公差の意味から少し逸脱している気もするが客の立場もよく判ります ただし今見ると測定誤差というのも当然ある訳だから、その分客は心配だろう
お礼
ありがとうございます。 作る側の甘えがあるのかもしれませんが、客の立場では そうですよね。
測定歴3年ぐらいの者です。 みなさんと同様にその測定サンプルはOKと判定します。 ただその測定が2個以上のロットからの抜き取りサンプルの測定結果であったら、お客様は測定サンプル以外は大丈夫か?と不安に思うので何か対処してあげたほうが良いと思います。 以下は、測定者というより、ものを作る方へのアドバイスですが、 お客様の立場としては、それぞれの寸法公差範囲に対し「まっいいか」というギリギリ方向と「ちょっと嫌だな」というギリギリ方向があることが割りとあります。 そこらへんをお客様と整合した上で、「ちょっと嫌だな」方向に寄りすぎないよう注意して製作するといった気配りもあっても良いのかなと思います。
お礼
ありがとうございます。 公差を厳しくいう顧客の設計部門の方が、 「そこまでいうならウチでも許容できる 範囲の公差設定をすればいいのに。」と 言ってくださいました。 まさに「まっいいか」「ちょっと嫌だな」 ということだと思います。
合格か不合格かで言うと、明らかに合格と思います(許容寸法範囲内) JISB0401では寸法公差:「最大許容寸法と最小許容寸法の差、すなわち、 上の寸法許容差と下の寸法許容差」とあるので、JIS規格に則っている 但し設計や検査の立場から言うとやはり公差の中間値を狙って製作して欲しい メーカーとして寸法偏差値が小さければ、より好ましいと思われそう。最後に 寸法公差は寸法を規制するためで形状公差を規定するものではないとあります
お礼
ありがとうございます。 当方でもJISを確認してみます。
答えは出ているようですので、私の経験した理不尽な事を書いておきます。 穴加工(プラス公差)に対し、栓ゲージを通して検査して社内で合格としました。 客先で、作業者がその穴に軸を入れようとすると入らないと言われ 不良と突き返され、弊社としては栓ゲージが入ると目の前で検査を行いました。 そうすると担当者が言ったことは、 「栓ゲージはマイナス目に出来ている」 「栓ゲージが入ったからと言って、穴がプラスしているとは限らない」 確かに、栓ゲージの検査表には「0~-0.5ミクロン」と書かれています。 現実問題、0.5ミクロン以下の差で栓ゲージをすんなり入れることは不可能です。可能性は否定しませんが・・・ 結局は作業者の腕に問題があったようで、熟練者なら何の問題もなく入れることが出来る物でした。 最後は上司が出てきて、平謝りという結果でした。
お礼
ありがとうございます。 相手が客なので強くは言えないのですが、理不尽な 話ってありますよね。
Q1;100±0.1とか0.10±0.01とか客先要求仕様がある場合、上限値<100.1> 若しくは下限値<0.09>は公差外となるのでしょうか?。 A1;公差内です Q2;最近になり上下限ぴったりのものは不合格とする客先があらわれはじめ、 そのような考えが主流となっているのか? A2;??です。 但し、円周振れ公差<全振れ公差、円筒度公差>が、正確に測れないので その社内受け入れ規定で、NGとする管理をしている処もあります。 不良にならない(ペケ)様に、穴はマイナス方向で、軸はプラス方向で管理して、 最悪、追加工で修正ができる管理環境作りと同じと思います。
お礼
ありがとうございます。 測定が難しい幾何特性であると、当社でもできるだけ 安全をみて加工するようにしています。 ただ、単なる外形寸法や板厚でこのようなことを言わ れると「本当にそうなのか?」と思えて皆さんにお伺 いした次第です。
まあ、回答1と同じ 但し 100±0.1 と書いてあって 計測器が0.1刻みしか計れない場合 100.10 → OK品 も 100.11 → NG品 と出るのでそれを嫌っているだけ 一桁下までデータシートを付けるのが普通 100.10 で NGじゃボケと言われるのなら ゲンナリしてください 回答1のように厳しくしていけば自分自身の首を絞めるだけ ±0.09 にして 0.09の物もONじゃボケ・・・ とだんだん厳しくなる一方
お礼
ありがとうございます。 正確に書いておりませんでしたが1/10mm、1/100mmの 数値であれば一ケタ下まで測るようにしていました。 最小ケタがミクロン台でそのようなことを言われると、その 下は容易には測れないので難儀しておりました。
そのお客の考え方は、間違いです。 上限、下限がピッタリでも、それは公差内ですから、不良ではありません。 考え方では無く、公差というものが、判ってないです、その客は。 上下限の寸法が、アウトならば、公差をきつくすれば良いだけの話。 仮に、±0.1を0.09でも0.08にでもすれば済む事。 よく、説明してあげなさいな、客に。 公差をきつくしても、同じ事を言ってくるかな? そうしたら、公差の意味が無い。 また、そうした考え方が主流にはなりません。単なる間違えです。 図面の公差について、 よーーーーく、説明してあげてください。 回答2さん。 測定器の問題ではなく、公差とはの問題。
お礼
ありがとうございます。 今までの自分の方が間違っていたのかと不安になっていました。
お礼
ありがとうございます。 確かにCpkで考えるとおっしゃるとおりと思います。