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特殊固体潤滑材とは?材料や処理方法について教えてください。
- 特殊固体潤滑材とは、材料の表面に塗布することで摩擦係数を下げ、潤滑性能を向上させる材料です。主な処理方法として、ゾルベスト処理があります。
- パルリュ-ベは、環境に優しい代替品として開発された特殊固体潤滑材です。従来の特殊固体潤滑材と比べて摩擦係数をさらに低減させることができます。
- 特殊固体潤滑材の表面処理は焼結材ギヤにも適用可能です。表面に塗布することで、ギヤの摩擦係数を下げ、耐摩耗性を向上させることができます。
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特殊固体潤滑剤<ゾルベスト>とは、MoS2、PTFE、グラファイト等滑り性の良い固体潤滑剤を用途に合わせ配合した製品でオイル、グリース、ペースト、ドライコートの4つの製品群があります。 質問のゾルベスト処理は、ドライコート(乾性皮膜潤滑剤)で塗装と同じように 処理して使用されます。用途に合わせた製品を選び(荷重、速度、表面粗さ、温度、雰囲気等、メーカーに相談された方が的確で早いと思う。) 処理方法は、製品の大きさや要求耐久により決めます。 パルリューベとは、ゾルベストと同じ、固体潤滑剤(乾性皮膜潤滑剤)です。早い話メーカーが違う。 焼結ギヤへの使用について 単純にいいますと塗装前の洗浄が(表面及び焼結の隙間の脱脂がキー) 出来ればそのままコーティングできますし、ダメな場合は、樹脂含浸等で 隙間を埋めて加工します。 メーカーまたは、多くの専門塗装会社に相談すれば、試作もできます。
- 参考URL:
- http://www.stt-inc.co.jp
特殊固体潤滑材』『ゾルベスト処理』を個々にサイト検索しても、潤滑油剤やメーカの商標に邪魔され、基礎知識は得られないようです。 ●ゾルベスト処理=浸硫処理 ●パルリュ-ベ=2硫化モリブデンなどの固体皮膜潤滑処理 の一種のようです。 どちらも日本パーカライジングが受託してます。こちらは超大手で適用事例などを挙げていますのでこちらがベターでしょう。 ■浸硫処理 http://homepage1.nifty.com/seas/database/heat/sulfur.htm 潤滑性能が良くなく、マルチナイト処理が多くなっているとの情報も ■ デフリックコート 固体皮膜潤滑処理 パーカライジングの他の子会社にも情報あり http://www.pnk.co.jp/products/processing_01.html (中部高周波工業)マルチナイト 窒化+浸硫処理 http://www.chubu-kk.co.jp/bumon.html 焼結部品への適用は、浸炭しか経験ないですが問題ないと思います。
『特殊固体潤滑材』『ゾルベスト処理』を個々にサイト検索して、 基礎知識を習得した後、製作メーカーに問い合わせしてみて下さい。