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SNCM鋼の性質と熱処理について
- SNCM鋼は、ヘルツ接触をする部分に適した縦弾性率と降伏点を持っています。
- しかし、SNCM鋼は熱処理をしなければ所定の機械的性質を発揮しません。
- 一般に販売されているSNCM鋼は熱処理を行った状態で販売されています。
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他の回答者さんの記述で、表現方法は判ると思います。 さて、以下の資料は、代表的な鋼材の熱処理等材料特性表です。 http://www.forming.co.jp/database/index.html SNCM鋼は、ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材の ※ [化学成分]クリック;鋼材成分が確認できます ※ [材料特性]クリック;熱処理条件と結果(硬度等)が確認できます その他の材料も同じです。 また、『焼入れ硬度』⇒『引張強さ』の確認は、“硬度換算表”から確認 して下さい。 小生の見解では、SCM415の浸炭焼入れ焼き戻しをした方が、使用用途上で 良いのではないかと思います。 以下は、炭素合金鋼熱処理の纏めですが、 http://furuike.co.jp/composition[3].html 浸炭や窒化(タフトライト)等の内容を以下等で確認下さい。 http://www.venus.dti.ne.jp/~sando/other/scm/scm435.html この森のNo.27271の回答(2)も参照下さい。 熱処理の事は、以下を確認下さいの様な。 http://www.netushori.co.jp/story/index.html 窒化処理の資料です。 http://www.kyokutou-tikka.com/cgi-bin/kyokuto/siteup.cgi?category=1&page=0 http://www.hatta.co.jp/ion.html http://www.hatta.co.jp/ion2.html
1Nの涙 さんと同様に材料メーカーによって呼び方かに違いが有るようです。 圧延素材のままの(未焼鈍丸棒)を マルR 上記を 焼きならし した物を N 焼きなましをした物は A 球状化焼きなまし・ならし(調質材?)SR・SA 多分、こんな感じかなと思いますが・・・ あまり自信がないので材料メーカーに要確認です。 私の所で重要部品(SCM415)の加工順(熱処理)は 1.素材荒加工 2.焼ならし 3.切削加工仕上げ 4.焼入れ(浸炭) 5.研削仕上 品物の振れも小さく研削代も少な目で行けます。 下のHPは貴殿の紹介分のHOMEです。
『SA』調質材?『A』焼きなまし材?『マルR』?恐らく未熱処理・素材?? :圧延のままの黒皮状態と思いますが確定できません。材料の熱処理記号 などについてはJISにも規定されているが、材料メーカー毎に違う呼び方もあ るし煩雑で判り難いので、添付参考サイトに直接確認した方が最善と思います 一般に熱処理材を販売している所は少ないと思います。きっと折角熱処理した 美味しい表面を切削加工などで削り取ってしまうことが多いからでは無いか と思います。SC材、SA材などで熱処理済み材の在庫材は聞いたことが無いです せいぜい非調質鋼くらいですが強度的には此方の方が大きいから用途は多いね
お礼
ご回答ありがとうございます. やはり,会社ごとで違う記号指定なのですね…. 当方では熱処理をすることが出来ないので,SNC・SNCM鋼はあきらめることにしました. プリハードン鋼を用いることにしました. 本当に金属は奥が深いと改めてわかりました.
お礼
ご回答ありがとうございます. これだけわかるだけでも大きな前進です. また,加工順についても大変参考になります. 本当にありがとうございます