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コイルばねの図面作成と製作方法について
- コイルばねの図面作成において、コイル平均径を記入するか外径(または内径)を記入するかについて悩んでいる方がいます。一般的には外径または内径の方が便利な図面とされていますが、製作方法によってはコイル平均径の方が適している場合もあります。
- コイルばねの製作方法については、一般的にはコイルを引っ張る方法と圧縮する方法の2種類があります。どちらの方法を選ぶかは、ばねの用途や要求仕様によって異なります。製作する側からすると、用途や仕様に応じて最適な製作方法を選ぶことが重要です。
- コイルばねの図面作成においては、コイル平均径だけでなく、外径または内径を記入することが一般的です。これにより、製作する側にとってより正確な図面となり、製作の効率も向上します。また、製作方法によってはコイル平均径を使用した図面の方が適している場合もあるため、用途や要求仕様に基づいて判断することが重要です。
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私も設計者ですから、確かに設計側からすると計算に使う平均径の方が 有利だと思います。 ただコイルばねの場合、大きさにもよりますが、真金にコイルを巻き付けて 製作するので、製作側からすると内径又は外径で指示された方が間違いも少なく製作し易いはずです。 私もばねの図面は、内径寸法で作成し、計算に使用するデータシートでは 内径を入れれば、平均径を算出して計算出来る様にしています。 以下のURLを参照してみて下さい。製作方法など参考になると思います。
- 参考URL:
- http://www.tokaibane.com/
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バネ屋です。中心径指示が好ましくないと言われるのは、そのものずばり中心径を測定できないこともあるのではないでしょうか?外径または内径を測定し計算しないとならないので。 また内径よりも外径のほうが測定しやすく測定誤差も出にくい。検査票を作成する上でも外径指示のほうがうれしいです。スプリングの中に丸棒が入るような使い方をする場合、別途「10φの丸棒がスムーズに通ること」など記載頂けると、測定誤差による不具合も発生しにくくなると思います。 ばねの製造方法については下記URLを
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回答ありがとうございました。 径が小さい場合は、真金に巻き付けて造るのでは ないのですね。 検査のことを考えても、内径寸法ではなく、 外径寸法を記入した方が良さそうですね。
コイルばね設計の計算上は、コイル平均径を用いますが、 取付の際は、座屈防止の案内ガイドを外径か内径に付けます。 また、製作者のチェックはノギスなので、ダイレクトに測定した方が 製造に対して親切です。 プレートに穴がある対称部品の寸法を、 * センタ振り分けで寸法を入れる ★ 端面基準で寸法を入れる 手法がありますが、今はケガキ ⇒ ポンチ ⇒ 穴明けをしないので、 ★ 端面基準で寸法を入れる、を厳しく指導しませんが、その様な ものです。
お礼
回答、ありがとうございました。 製造方法や検査方法を知ったうえで 図面作成することが重要ですね。
お礼
早々に回答を頂き、ありがとうございました。 今後は内径寸法を記入しておいて、参考寸法として コイル平均径の寸法を記入しようと思います。 ありがとうございました。<(_ _)>