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SAF2507 二相性ステンレス(スーパー二相)の旋盤加工について
- SAF2507(二相性ステンレス/サンドビック)という材質のシームレスパイプを旋盤加工したい場合、刃がすぐに摩耗することがあります。
- 加工内容は内径のナカグリと雌ねじのチェーシングであり、適正のチップを使用することが求められます。
- 旋盤加工においてSAF2507材料は非常に堅く、刃持ちが悪いため、適切な切削条件と適正なチップの選択が重要です。
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典型的なσ相硬化の例ですね。 このままでは、いわゆる切削は無理です。2の回答の様に研削するしか手がないでしょう。 小生も駆け出しの頃、この材料のBillet穴繰り加工を試みましたが、超硬チップを使っても歯が立たず、無理に削ろうとすると材料が陶器のように割れました。 材料を一旦軟化する事が許されるなら、850℃から水冷するとσ相の発生が抑制され、表層部はハイスでも削れます。強度を再び上げるには800℃以上に再熱して放冷すれば、再びσ層により硬化します。ネジ部は最終的には、研磨仕上げをするしかないと思います。
二相系ステンレス鋼のSAF2507は、SUS316の2倍の強度があります。 また、SUS304や316特有の粘りもあるので、超鋼やセラミックのチップ では、欠けて使用できないという事でしょうか? それなら、研磨加工です。 他の回答者さんも記述していますが、ハイス??で磨耗覚悟の加工。 ハイス材で、研磨加工している様な物ですが、効果は??です。 高くなりますが、工業ダイヤモンド入りの検索加工チップが効果的 ではないでしょうか? 素人的な考えと流れで記述しましたが、ヒントになれば…。 詳細は、最寄りの工具屋さんと打合せして下さい。 http://www.arc1.co.jp/product/nisou/question.html http://www.yoshu.co.jp/seihin/saf2507_253ma/2507_2205.html
お礼
超硬では欠け、ハイスではヘタリ1pcごとにチップを交換しているのが現状です。 熱はかけられないので、ダイヤモンドチップでトライしてみます。 ありがとうございます。
現状は何をお使いなのでしょうか? 持たないのが、すぐに欠けるのかやたらと減るのかでも違って来ますが、 超微粒子超硬でも欠けるというなら、 耐摩耗性の低さに目をつぶって、ハイスですかね.
お礼
回答ありがとうございます。 ダイヤトライ後、うまくいかなければ、ハイスでがんばってみます。
お礼
パイプ材からの加工で、粗取りするほどの取り白がないのが現状です。 下記にいただいた回答のダイヤをトライさせていただきます。 回答ありがとうございます。 今後の参考にさせていただきます。