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ロールタップで切屑が出ない?注意点と使用経験者からのアドバイス
- マシニングセンターでタップをたてると、切屑が絡み付いて困っています。ロールタップに変更することで、切屑が出なくなるのかについて知りたいです。
- また、ロールタップでタップをたてる際の注意点も教えて頂けないでしょうか。
- 被削材は樹脂(塩化ビニル)で、インサートコイル用タップM5×0.8を使用しています。下穴の径も教えて頂けると助かります。
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未だ試した事は有りませんが、塩ビにロールタップは立たないと思いますよ。(試す場合は下穴径は5.6mmです) マシニングセンターにリジット機能があるようでしたら、一回の切り込みを1Dぐらいで加工して、高圧でエアーを吹き付けながら2~4回で加工した方が綺麗な山が出来上がります。 用途にも寄りますが、お客さんに相談してインサートナットに変更して貰うと、加工は更に楽になると思います。 マシニングセンターにリジット機能があるようでしたら→スパイラルタップやハンドタップの場合 念のため・・・。
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こんにちは。 当社では鍛造鋼に大径(M42)のロールタップを加工しています。 ロールタップはネジ山を塑性変形で盛り上げますので、 ?下穴が小さすぎると溝からの逃げ場がなくなります。 :当社のような被削材ですとM/Cの主軸が過負荷で停止しますが、 ご質問のサイズなら、#1さんの言われるようにバリのような 形になるのかもしれません。 ?下穴が大きすぎると、引っかかり率が悪くなるためネジ不良になります。 以上の理由から下穴管理が結構シビアに必要だと思います。 ・・・とその前に、 ロールタップは塑性変形を利用してますよね、そもそも塩ビ等の樹脂系 には使用できるのでしょうか?私が知らないだけかもしれませんが、 いくつかのメーカーカタログをみても樹脂系には○がついていないの ですが・・・。一度問い合わせて見た方が良いかもしれません。 書くの忘れてました。 そもそも切粉からみが問題なら、 ・切削液での洗浄 ・エアーブロープログラム追加 ・加工後の主軸正逆転サイクル追加で切粉飛ばし ・通り穴ならポイントタップ使用 等では、解決しないでしょうか?
お礼
早速の回答有難う御座います。以前、ジュラコン(ポリアセタール)という樹脂にロールタップで立てたら満足のいく出来ではありませんでした。塩ビも無理なのでしょうかね?駄目もとで試してみようと思います。追記の件ですが、やっぱりものづくりさんの記述の通りやってはいるものの切屑が時々飛ばずにネジ山がぼうずになります。毎回そうならないところが却ってたち悪く曲者であります。
塩ビは加工したこと無いですがアルミでならやったことがあります 切り粉は出ませんが場合によってはバリが出ます その原因は下穴のちいさすぎによる塑性過大です 塑性ですから下穴の肉をネジ底径から次第にネジ山に隆起させます ネジ山は切削と違いシームと呼ばれる塑性のつなぎ目ができます 通常このシームがカップ状に残します 完全につなぎを無くそうと下穴くしすぎると肉の逃げ場が無くなってヒゲバリができる事があります 下穴管理はOSGのカタログにあります あくまでも参考寸法です かなりテストを重ねて最適な下穴径を探す必要があります その辺りはタップメーカーの田野井あたり親切にアドバイスをもらえます 後工程でメッキをかける場合も要注意 シームにメッキが過剰に乗ってはがれる事があります
お礼
早急の回答有難う御座います。バリが出る件と最適な下穴径を探さなければならない件了解しました。試してみます。
お礼
塩ビにロールタップは立たないとの件了解しました。例え無駄に終わってもやらなければ気の済まない気質なので駄目もとでやってみます。又、こちらのマシニングセンターにはリジットタップ機能は付いていないので、タッパーを使用します。早速の助言有難う御座いました。