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旋盤加工不良の原因と対策
- 四六黄銅をダイヤモンドバイトで加工している際に、加工後にむしれが生じて困っている。原因と思われる構成刃先の問題ではない。一時的なものではないため、対策方法が必要。
- 加工後にむしれが生じて困っている。バイト先端には付着物は見当たらないため、原因不明。むしれが何十周も続くが、途中でなくなり、復活する。
- 四六黄銅をダイヤモンドバイトで加工する際に、加工後にむしれが生じている。一時的なものではなく、何十周も続く。原因と対策が分からず、困っている。
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掬い角より前二番角(4~6°)が不足しているのではないでしょうか。単結晶ダイヤの場合はチップの固定や再研磨のために掬いは付けない場合が多いです。 又、仕上げ代が多いのも毟れの原因になりますので50ミクロン以下に設定した方が良いでしょう。 ノーズRは出来る限り小さいほうが良いです。 切削油はさらっとした鉱物油がベターです。 どうも原因は前2番のようですネ。 加工なさっている直径がどの程度の物か解りませんので一般的な事を申し上げますと、バイト取付状態では掬い角が負角と為りますがバイトの芯を下げて加工してみてください前2番が大きくなり毟れが消えると思います。しかし仕上がりのV角がバイト角より広くなってしまいますので注意してください。 なお、材料は快削材ですかもし快削材でなければ材料硬度がHv120以下だと毟れます。適当な硬度が必要です。
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むしれの原因は主には構成刃先と思います 脱落再生が速いので刃先に成長していないだけではないでしょうか 油剤は使われているでしょうか 銅板腐食のない水溶性エマルションが推奨 使うと使わないでは仕上がりが全く違います 周速度を上げてみてはいかがでしょうか 材料のロットの具合で切削性に違いが出るのは良くあることです 周速度、送り速度の変更で解決することが有ります
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろ調べてみて、基本的なところでは、ゴーンさんと同じイメージではあるのですが。 ただ、20m程構成刃先が一定保持されるのは、あまり考えられないのかなとも思っています。 それから切削油は、油性です。水溶性は効果ありますか?切れ味の面では油性と思っているのですが。
加工途中から何らかの 条件が変わって不具合がなくなるんですか? 最初は全体的に何かの条件が変わるんだろうと 思っていました。ex)母材が銅系のため加工中の 摩擦熱が足らなく(切り込みが減る)なったとか (熱を加えるとやわらかくなります) 切削途中から何か条件を変えたりしていませんヨネ 何かヒントがあると思いますが…
お礼
回答ありがとうございます。 条件は、変わっていないと思います。 (意図的には変えてません。) それなのにむしれているところと無いところがあります。
ダイヤモンドバイトとのことですがどのような形状でしょうか? むしれる原因の一つとして切れ味不良がありますが切れ味はすくい角に比例します。 非鉄ですので許せる限り大きくすればむしれは少なくなると思います。 >加工形状:V溝です。 バイトの刃形状の事です。 >回答ありがとうございます。 すくい角は、どの程度まで大きく出来るのでしょうか? これは機械、ワークなど諸条件が異なりますので、今のを基準に徐々に変更していくしかありません。
お礼
回答ありがとうございます。 すくい角は、どの程度まで大きく出来るのでしょうか?
補足
加工形状:V溝です。 >バイトの刃形状の事です。 V形状です。ノーズR有り。
お礼
回答ありがとうございます。 バイトの研磨は、経験が無いので勉強しなおします。(前二番角)。 それから掬い角は、たしかに0°です。(再研します) 仕上げ代、ノーズR、切削油は、問題ないようです。