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加硫品について教えてください
- 加硫品について詳しく知りたいです。1次加硫品と2次加硫品とは何が違うのでしょうか?代表的な材料も教えていただけると助かります。
- 加硫品について詳しく教えてください。1次加硫品と2次加硫品の違いや代表的な材料について知りたいです。
- 加硫品について教えてください。1次加硫品と2次加硫品にはどのような違いがありますか?代表的な材料も教えていただけると嬉しいです。
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1次加硫品、2次加硫品というのは、主にモールド加硫の製品だと思います。 モールド加硫の場合は、モールドにゴムを充満させて、加熱することで加硫させて、所定の形状に形作ります。 天然ゴム、SBR、NBRなどは加硫がシャープに反応するため、短時間の加硫で本来の物性が得られます。 しかし、アクリルゴム、フッ素ゴムなどは加硫反応が遅く、本来の物性を得るためには非常に長時間加硫する必要があります。モールド中で長時間加硫するのでは生産効率も悪くなるため、2次加硫をします。ある程度モールド中で形作り(これが1次加硫です)、モールドから抜き出した製品をまとめて、オーブンなどでさらに加熱します。(これが2次加硫になります) 1次加硫、2次加硫というのは材料的には同じなのですが、加硫時間が違うだけになります。1次加硫だけでは加硫が不足する材料については、2次加硫をすることによって加硫時間を補います。
一次加硫品は二次加硫する前の製品です。 二次加硫は二次加硫した後の製品です。 プレス成形品を例に取りますと、プレス直後の製品は一次加硫品です。 その成形品を炉などで熱処理(樹脂部品ではアニールとも呼ぶと思いますが)する事を二次加硫と呼びます。 シリコンゴムなんかですと、低分子量の物を飛ばす、 硫黄で反応させた物ですと、未反応硫黄をを飛ばすのを目的とします。 (どちらも使用中にガスが発生すると悪影響を及ぼしますので。) フッ素ゴムなんかは二次加硫で物性を向上(安定)させたりします。 まぁ、フッ素ゴムとシリコンゴムはほぼ必ず二次加硫してるのではないでしょうか。
補足
ganmaさん 回答、ありがとうございます。 私は、メカトロ(自動車部品)の設計をしておりますが (基本的に樹脂部品が主) 今後、防水を目的としゴムを使い設計の場面が訪れそうです。 ゴムメーカーさんに全てを任せるのではなく少しでも 知識を自分の物としていきたいと考えております。 今後も宜しくお願いします。。
お礼
sakujaga さん 回答ありがとうございます。 インターネットでいろいろ検索したのですが なかなか見つからず困っておりました。 ゴムメーカーにおいて1次加硫・2次加硫では、完成品の寸法の一般公差部においては同じ寸法でも違いがあるとききました。やはり2次加硫の方が2回加硫を行う事から寸法が、安定しづらいから許容寸法が1次に比べて大きいという、ストーリーは、成り立つのでしょうか? 再度の質問ですみませんが、見解を頂けると幸いです。