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ランナーロックピンについて
- ランナーロックピンの対策についてご質問があります。
- ランナーロックピンの数とランナーの深さにより、樹脂の流れが悪くなる問題が発生しています。
- この問題を解決するための効果的な対策方法はないか探しています。
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こんにちは、少し問い合わせの内容を整理させて下さい。 ベースは3プレート構造でランナーストリッパープレート にはロックピンがPL面まで出てロックピンの先のダルマ形の 部分のみがPL面からとび出している。 ランナーは台形?で固定側プレートに掘り込み加工してあり ストリッパープレートにも固定側プレートにもランナーロックの 逃げ(皿モミ)形状は歩留まりの問題で加工されていない。 成形では取り出し機は未使用でストリッパープレートに ランナーの撥ね出し構造が組み込まれランナーは自重落下 させる方法でしょうか? 以上の概略として考えると、大きな問題はロックピンの先が ランナーの樹脂の流れを妨げていることになりますが… 確かに歩留まりを考慮すると製品そのもが極小極軽量なので できるだけ捨てるランナー重量を軽減したい要求は出ていると 思われますが、80ヶ取りの成形で上記の原因でショート等の 不良が続発し総出で選別作業や1ロット全て破棄などの事故を 想定すると、成形性を重視し成形不良の根源である樹脂の 流れを改善することが一番の対策とおもわれます。 基本的な対策は下記の皆さんが仰る形状が基本なのですが 現状予測から判断すると一番早い対策方法は固定側プレートの ロックピン先端がとび込んでいる箇所全てに現状のランナー 加工バイト等で皿モミ(座グリ)をする要領で面から深さ5mm くらい掘り込むと樹脂の流れ不良は改善されると思われます。
ちょっと潜らすというのはカサ状(断面が富士山のような感じ)に掘った形状天面に対してです。下記URLをみてください。その図のL寸とB寸の境の面をカサ状の掘り込み天面に対して0.3程度潜らせます。逆の状態(L寸とB寸の境の面がカサ状の掘り込み天面までとどいていない)では結果としてストレート部がランナー板側に発生してしまうことになるのでランナーとられの原因になってしまいます。
そうです。ランナーはキャビベースに彫り込みますよね。で、ランナー板に傘状の掘り込み(今回の場合23mm)、ランナーロックピン(俗に言うダルマピン)を現状からその分持ち上げるとよいですよ。ここでひとつ注意したほうがよいのは、ダルマピンを少し傘状の掘り込み天面よりも少し(0.3ミリとか)もぐらせることです。逆の状態だとランナープレートに傘形状がとられてしまいますから。
よくわかりませんがなぜランナーにランナーロックピンを突っ込んで流れを悪くするのですか。普通はランナーストリッパプレートに座ぐりを加工してロックピンをつけるべきではないのでしょうか。 又、その製品の大きさならランナーロックピンは 80本もいらないのではないですかせめて1本とばすとかで対応可能ではないかと思いますが如何でしょうか。。
補足
早急の回答有難うございます 製品は4.75ピッチで1列ランナーロックピンの倍あります 誤りがありましたので訂正させていただきます ランナーロックピンは9.5ピッチでつけております ランナーロックピンの部分のざぐりですが ランナーロスを少なくする、成型後に自動でランナーを落すという点でざぐりは入れていません 過去にざぐりを入れて 最後にランナー部をばねでけりだす 方法をとっていましたが ばねの部分 NAKでしっくり スライドするようにしていたのですが 成型しているうちに へたってきて 樹脂などが入り込み かじってくるという 現象がおこり クレームが出ました 当方 金型のことに関して まだまだ初心者ですので おかしなことを言っていたらすいません アドバイス よろしく御願します
補足
すいません 天面というのは キャビベースとランナー板との パーティング面より 0.3ミリということでしょうか? カサ状に掘った小径の面より 0.3ミリぐらい でしょうか?