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注入圧力とは?ランナー通過時には圧力はかからない?
- 金型の注入圧力について疑問があります。ランナー通過時にはまだ圧力はかからないのでしょうか?製品部まで注入されてから圧力がかかり、エアーベントから樹脂が漏れ出すと考えています。
- 注入圧力はランナー部と製品部に均等にかかっているのでしょうか?理論的には均等に同じ圧力がかかるはずですが、注入原点から近い部分と遠い部分では圧力差が発生するのでしょうか?
- 注入圧力についての疑問ですが、ランナー通過時にはまだ圧力がかからないのでしょうか?また、注入圧力はランナー部と製品部に均等にかかっているのでしょうか?
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はじめまして。 >>水で考えると通常水圧は深くなるにしたがって強くなりますよね! >>ってことはですよ、密閉したフタ上部から圧力がかけられたとしたら >>パスカルの原理で圧力は均等に働く。ここまではOKです。 >>ってことは、例えばバケツの下の方に働く力は深さに比例した圧力+ >>与えられた圧力ってことになると思うのですが・・・。 深さに比例した圧力は1Gにおける現象です。 成形中の金型内の成形圧によるGは桁が違いすぎ ますから。深さに比例した圧力を加えても誤差に もならないと思います。すなわち影響しません。 また、樹脂の様な非ニュートン流体にはパスカルの 原理は通用しない場合が多いです。 また、流動中にも金型の内面には圧力が生じます。 充填完了時の数百分の一と僅かですが。 なお、どんな人=昔専門家が正しいです。
むぅん、パスカルですかぁ(なるほど)まず樹脂の特性から説明 しましょう。樹脂は冷えると固まる性質をもっていますよね? そこで、ランナーを樹脂が流動中を考えてみましょう。 想像するに金属のパイプの中を解けた樹脂が流れていると思って 下さい。樹脂はランナー内壁に接した瞬間硬化します。(そこに 留まる) じゃ?先に進むのは?そうです、まだ硬化していないランナーの 中心核部が噴水のように湧き出すように加圧流が進むのです。 決して、ところてんやこんにゃくのように全体が進むのではあり ませんし、水道水のようでもありません(笑) そう、紐風船を膨らます時の空気のように圧力は中心核を通り先 端キャビへと伝わり、圧力流がキャビ内充填完了と同時に核の部 分の硬化が始まります。その瞬間までは注入部との圧力差は存在 しません。 次の瞬間に加圧した圧力流が注入部に戻らないよう硬化終了まで 保圧行程を行うのです。 (これは、わずか数秒の出来事なのですがねぇ) ただし、以上は通常のサイドゲートの場合の解析です。 ポイントゲートなどの極端に狭いゲートの場合は別です。
同一ライン上では、最終的には面積や距離に関係なく溶融状態では、同圧力になります。(パスカルの原理かな・・・) しかし、粘度が高い状態の場合、流動中は末端に行くほど圧力低下します。 ご参考まで。
補足
やっぱり、そうですよね。理論的には、パスカルの原理で同じ圧力が働くの で・・。しかし、パスカルの原理も納得できないこと無いですか? 深さや、距離に関係なく何故同圧力がかけられるのか?普通に考えると、距離が 長くなるとそれだけ抵抗を受けるわけなんですよね? だって、 どう思われます?? あっ?それと同一ライン上ってのは、深さが同じって事なんですか? すいません、基本的な質問で・・・。
補足
tatu 様 ありがとうございます。 なるほど・・・。また一つ教えてもらえませんか?一般的な質問ですが! 水で考えると通常水圧は深くなるにしたがって強くなりますよね! ってことはですよ、密閉したフタ上部から圧力がかけられたとしたら パスカルの原理で圧力は均等に働く。ここまではOKです。 ってことは、例えばバケツの下の方に働く力は深さに比例した圧力+ 与えられた圧力ってことになると思うのですが・・・。