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鋳鉄に使える耐熱性のある無電解メッキを探してます
- 耐熱性のある無電解メッキを探しています。鋳鉄に使えるメッキで、800度まで耐えるものを希望しています。人体に影響のない素材を選びたいと考えています。
- B-in処理のニッケルメッキが鋳鉄に使えるか知りたいです。
- 無電解メッキの設備費や材料の入手先についても知りたいです。
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無電解ニッケルめっきが、鋳鉄の脱ガスに有効かどうかは知りませんが、追加情報を。 ニッケルめっきを施すのはホウロウとのなじみ(密着)のためではないでしょうか? 無電解ニッケルめっきには、 P(リン)含有のもの B(ホウ素)含有のものがあります。 一般に、B含有のものが融点も高く、いわゆる耐熱性には優れているようです。 融点の低いP含有のもので800℃近くの熱処理を行うと、鉄とニッケルが拡散して合金層を形成し、境目がわからなくなります。密着力は材料と一体化しているので最強ですし、表面層はステンレスになっている…って事です。 かっこよく言うと、「傾斜機能材料」ですが、ニッケルとホウロウのガラス質が拡散するわけじゃありません。鉄とニッケルの間だけです。 サイズからするとめっき液は50L以上が必要でしょうから、そのあたりから槽のサイズなどが決まりますね。 前回書き忘れましたが、ニッケルにせよ鉄にせよ、重金属ですので、排水処理設備も必要になります。これから初めて設備するとなると、特定施設としての届出等が必要になります。この場合は、表面処理業者に外注したほうが安くつくと思います。 最初にも述べましたが、鋳物と脱ガスとニッケルめっきの関係をはっきりさせてからのほうが、よろしいかと。
B-in処理については、下記に問い合わせしてはいかがでしょうか? http://www.sanwa-p.co.jp/saisin/b_in.asp (普通のNi-B無電解と違うのかなぁ・・・)
お礼
回答ありがとうございました。早速メーカーさんに問い合わせてみます。ご指摘の通りB-in処理ではなくてNi-Bの間違いでした、困惑させて申し訳ございませんでした。ありがとうございました。
耐熱性について、何を期待しておられますか? ・変色防止 ・高温硬度 ・耐酸化性 etc. 設備費はサイズによりけり…と言ってしまうと身もフタもないのですが、 めっき槽(SUS製) 前処理用の槽(材質は適宜) 水洗槽(塩ビ製) のほかに、 熱源 攪拌およびろ過装置 必要であれば、 自動補給装置 熱処理炉 搬送のホイストとか になりますね。 B-inニッケルめっきというのは、聞いた事がありません。
お礼
回答 ありがとうございます。耐熱性は 鋳鉄にホウロウをする際に 今まで焼鈍して 脱ガスをしてました。ただ それですと 焼鈍にコストが掛かり過ぎてしまいますので 一般的なホウロウ製品はニッケルメッキで1次処理をするようなので 鋳鉄でもてきればと思っております。時間短縮とコスト的にも考えて 簡易的な形でとも 思っております。対象のサイズは大きくても300?×300?×150?位までです。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。ご質問の通り ホウロウの密着を良くする為です。そう言えばステンレスは鉄とニッケルの合金でしたね。無電解メッキは一般的なメッキより設備が簡易的なものと思っておりました。どのくらいコスト的に差があるか調べる必要がありますね。鋳物の材質によってガスが出るようですので調べております。ありがとうございました。