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銀・銀めっきに有効な気化性防錆紙とは?
- 銅用もあるとのことですが、銀・銀めっきにも有効なのでしょうか。
- 鉄表面に吸着する原子団は、水に溶解しやすく(親水基)、鉄表面の水被膜中に入り込み鉄表面に吸着します。このような吸着能力をもつ原子としては窒素(N)、酸素(O)、リン(P)、イオウ(S)等 がありますが、気化性防錆紙用として実際に使用されているのは、主に窒素原子(N)をもつ化合物でその代表がアミンです。
- 化け学には疎い人間です。詳しい方、中学生相手のレベルで解説していただければ幸いです。
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> 銅用もあるとのことですが、銀・銀めっきにも有効なのでしょうか。 あくまで化学の見地からとお断りした上で。 銅は空気中で酸素により酸化され表面に酸化銅が出てきます。 よって銅用は酸素対策の何かだと思います。 銀は空気中の酸素では酸化されません。注意すべきは実質的に硫化水素だけ。 よって硫化水素の吸着材ではないかと思います。 銅用では代用できないと考えるべきだと思います。 化学以外の要素(物理的に表面に膜を形成するなど)で効果がある ものであれば、この限りではありません。
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補足ありがとうございました。 鉱物油には多分イオウが入っていますよね。 ガソリン 軽油はイオウ除去をしてますね。
ここで別に動いていることに気付きませんでした。 回答ではなく質問ですが、そうすると密閉されていたのに変色が起きたと言うことは、袋の内側に硫化水素が存在したと言うこと?隙間から侵入したということ? 真ちゅうとか鉄の快削タイプはイオウを添加しているようですがそれが関係することがあるのでしょうか?
お礼
質問の毛色がかわったのでNo.9203より展開しておりました。 厳密には密閉状態とはいえません。 No.9203の#7で補足した梱包状態なので、機密状態ではありません。 >袋の内側に硫化水素が存在したと言うこと? まだよくわかっていませんが、今のところ梱包前に付着した機械油、手汗などが主因かと疑っております。EPMAで調べましたが変色部から特定元素は検出できませんでした。極々微量表面についたもののようで、担当者曰く「TEMあたりで調べないとわからないだろう」とのこと。当社にはTEMは無く外部委託調査になりますので二の足を踏んでいます。 >隙間から侵入したということ? 機密梱包ではないので、その可能性はあります。 ただ、梱包内全体ではないので侵入した気体の可能性は低いと考え始めています。 >真ちゅうとか鉄の快削タイプはイオウを添加しているようですがそれが関係することがあるのでしょうか? 真鍮、鉄系は同梱しておりません。
#2の補足説明です。 塩化銀の可能性はありますが、多分低いです。 空気中では直接塩素と接触することによって表面が塩化されます。 塩素は次亜塩素酸などが発生源になりえますが、溶液のpHが 中性付近では塩素はほとんど出ません。 塩素との直接反応は確率が低いでしょう。 また溶液中に銀イオンと塩化物イオンがある場合は塩化銀として 出てきますが、銀は酸化力のある酸でないと溶けないため 銀イオンは通常ごくわずかしか存在しません。 あまり起こりやすい反応とは言えません。 これらのことから塩化銀はあまりマークされていないものと思います。
お礼
客先から「塩化銀はの可能性は?」と突っ込まれたとき用に、ご教示いただいた内容を丸暗記しておきます(丸暗記できるかな? よけいドツボにはまる可能性ありますね・・・) ありがとうございました。
化学は疎いので解説は専門家にお任せし、 銀・銀メッキ用防錆紙を紹介します。 http://www.jeis-kanoh.co.jp/ezest/products/silsave.html http://www.rakuten.co.jp/n-heart/449783/474450/
お礼
ありがとうございました。 私の探し方が足りなかったようです。 装飾品関係のようですね。
お礼
ありがとうございました。 銀は硫化水素に注意、ですね。 他文献では塩化銀も生成し変色するとありました。海岸べたの通電部品の銀めっき部分が変色、接触抵抗があがるという話でした。 もし塩化銀の防錆(?)という面で何かありましたら助言お願いいたします。 (次から次へとすみません)