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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:鉄素材上の下地無電解Niめっき、最表面ロジウムめ…)

鉄素材上の下地無電解Niめっきでの溶解問題に対する対策を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 鉄素材上の下地無電解Niめっき後、最表面ロジウムめっきにおいて溶解問題が発生しています。対策としては、同じ鉄素材には青化銅めっきを行い、無電解Niめっきをした後にロジウムめっきを行うことです。
  • 問題の1つは、鉄素材(SK材)の前処理として、インヒビター入り水で黒色被膜を除去し、電解脱脂を行っています。しかし、この処理の後にロジウムめっきを行うと、製品のエッジ部が溶解し、無電解Ni被膜や素材自体も溶解してしまいます。
  • もう1つの問題は、無電解Niめっき後のサンプルで、鉄素材とCu被膜の間に密着不良が発生していることです。これに対処するためには、同じ鉄素材に青化銅めっきを行い、無電解Niめっきをした後にロジウムめっきを行う必要があります。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

エッジ部のみめっき皮膜、素材まで溶解してしまうということはエッジ部分の めっきがきれいについていない可能性があります。めっきが付かない要因と しては、脱脂不足や酸化膜の除去不足が考えられます。熱処理されているので 材料表面に酸化膜が形成されています。これを除去しないときれいに密着の 良いめっきはできないと思います。 対策としては、脱脂後にスマット除去、酸処理を行って無電解Niめっきを行ってはどうでしょうか。但し、酸処理は水素脆性の原因にもなりますので注意して行って下さい。 鉄と銅は置換しやすいので、置換反応が起こると密着が悪くなります。 青化銅めっき前にストライクめっきを行った方が良いと思います。 下記URLのめっきの密着性についての文献を参考にして下さい。 http://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj/58/5/267/_pdf/-char/ja/ エッジ部の腐食については水素脆性の可能性もあります。 無電解Niめっきでは水素発生があるので水素が吸蔵されることがあります。 水素脆性破壊は応力のかかる部分で起こるのでエッジ部に集中します。 ロジウムめっき中にこの部分が何らかの理由でもろくなると思います。 水素脆性については下記URLを参考にして下さい。鉄鋼材料へのめっきについても記載されています。 http://koza.misumi.jp/surface/2008/05/349.html ロジウムめっきについては当方詳しくないので抽象的な内容ですみません。

noname#230358
質問者

お礼

早々のご回答、誠にありがとうございます。ご回答に記載していただきましたように前処理を実施し、無電解Niめっきは実施しております。無電解Niめっき直後の状態については、エッジ部分の溶解も全くありませんし、SK材と無電解Niの密着も全く問題ありません。ここまではパーフェクトです。溶解はRhめっき中に発生している現象に間違いはないと思います。SK材に青化銅めっきをし、無電解Niをすると密着が悪くなるのがよくわからない点です。また、何かアドバイスいただければありがたく思います。

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