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熱処理後の歪、曲がりについて
- 熱処理によって生ずる歪や曲がりは、熱処理の種類によって程度が変わることがあります。
- 歪や曲がりを抑えるためには、適切な冷却方法や加熱時間の管理が重要です。
- さらに、製品の形状や材料の特性にもよって歪や曲がりの程度が異なることがあります。
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歪や曲がりは部品の大きさや形状により程度は 変わりますが発生します。 図面を見てもらいながら、熱処理業者と 材質も含めて相談する方が簡単です。 参考として歪を押えるポイントは、 1 目的が耐磨耗性なら窒化などの表面処理にする。 でも、処理層薄いです。 2 材質をSKS材や金型材にする。 SK材よりSKSの方が変形は少ないです。 金型材も同様の理由。 3 マルクククエンチやプレスクエンチをする。 私も知識だけですが、型で形を決めといて 熱処理をする方法があるようです。 恐らく、コストは高いです。 4 必要な個所だけ高周波焼入れか火炎焼入れする。 必要なとこだけなので、全体をするより ひずむ個所は少なくて済む。 こんなところです。
toshi-s さんのご回答の通り材質、厚み、処理温度などの条件によりますので一概には言えません。 ですが通常、焼き入れを中心とした熱処理(窒化などの表面処理を除く)は材質により熱処理方法が決まるのが一般的です。 熱処理時のひずみも冷却時に多くでやすく冷却が一つのポイントとなると考えます。水>油>空気とひずみは大きくなる傾向です。(急冷するため温度がばらつきやすい=マルテンサイト変態がばらつく=ひずみやすい)そのためひずみを出したくない場合は材質の選定も重要となります。具体的にはSKクラス(水、油焼き入れ材)よりはSKD11クラス(N2、衝風冷却材)の方が同一形状の場合ひずみは出にくいと考えます。あとはtoshi-s さんのご回答にあった熱処理前の焼鈍(応力除去)が有効です。さらには材取り時に偏った取り方をしないこと。極端に言うと片面を大きく落として反対側は黒皮を落とす程度みたいなことを行うと偏析などによるひずみの原因ともなります。 以上簡単ですが回答します。
お礼
回答ありがとうございました。参考にさせていただきます!
材質、厚み、処理温度などの条件によりますので一概には言えません。 厚みが薄ければ反りやすくなりますし。 処理の反りを抑えるために焼鈍をすることが多いです。
- 参考URL:
- http://www.jng.co.jp
お礼
回答ありがとうございました。
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