- 締切済み
ゴム金型の特徴とは?
- ゴム金型に関する知見がない場合でも、繊維強化プラスチックと比べてゴム金型の寿命が短い理由があることを聞いたことがあります。
- ゴム金型は硬度の影響で寿命が短いため、他の金型と比べて特徴があると言われています。
- ゴム金型の特徴について金型屋さんに教えてもらいたいです。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
そうですか。 金型の精度と、充填物で調整ですか。 ん材料についてはまだまだ知識不足なので、 想像もつきません。 他にもノーバリにするための要素(型の構造とか) ありそうですね。 貴重な意見ありがとうございました。 >Theremさん 微妙に話しがずれてきて申し訳ありません。
suicidalさんの興味深々です♪について答えます。 一度ノーバリを製作している型屋さんの中駒をお手伝いした時にお話を伺いました。(実際にはうちの社長が聞きました。) 詳しい事は守秘義務もありますのでここに書き込む事は出来ません。ゴム型の常識では考えられないくらい高精度の金型を製作しています。値段も通常の金型の5倍以上はかかるそうです。 個人的には金型のレベルより成形をどのように行っているのか興味深々です♪ 当初の質問の答えと異なるかも知れませんがご了承お願いします。
すいません、メッキと加硫の関係については、 恥ずかしながら全然わかりません・・・ 誰か答えれる人がいましたら、私のかわりに答えてください(笑) >ちゅうさん ノーバリのゴム型ですか。 初耳です、今まで聞いたことありません。 興味深々です♪
食切りの特徴は成形屋さんによって様々です。 溝の形状、ランド長(製品と食い切り溝の間)、表面処理など私は成形屋さんの要望に沿って作っています。それぞれ特徴がありますのでどれが最適化なのか決めれないと思います。決めるのは成形屋さんだと思います。 うちでは作った事はないのですがノーバリの金型もあります。これも成形屋さんの設備にもよりますので何処のゴム屋さんでも出来るわけではありません。
某大手ゴムメーカーの型で、 くいきり部の補強、離型を良くするという 理由で金型の表面に硬質クロムメッキをしたことがあります。 ちなみにメッキ厚は0.02mmでした。
お礼
ありがとうございます。 そういう方法もあるのですね。 以前、金型屋さんにメッキのことで金型担当者がイオウ加硫は使えないと言われて、事情を知らずに問い合わせにチウラム加硫だから、イオウ加硫ではないと応えてしまったことがあります。 (時計等では、文字盤を侵さないように銅板に挟んで加熱変色試験をすることがありますが、イオウ加硫では変色するので、その意味と勘違いしたのです。) クロムメッキはそういう意味では大丈夫でしょうか?
ノコギリのような歯がイメージできませんが 金型の厚みが薄いほど、摩耗は早いのでは? 成形時のプレスの力が直接かかる個所で あれば、寿命は短くなると思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 私にはよく見えなかったのですが、小さなツブツブのようなものが並んでいるそうなのです。
文章で表現すると解り難いですが、 バリを引張った時に、チギリたい個所に 応力が集中する様にすればいいですよ。 製品と食い切り溝の間にシャープコーナーを つくればイイのですが、あまりシャープに しすぎると、型の寿命が短くなります。
お礼
ありがとうございます。 シャープコーナーとの溝に、ノコギリの歯のようなギザギザをつけてある金型っていうのは、小物を作る時にやはり寿命が短くなるものなのでしょうか?
バリを出さない用に成形する樹脂成形と違って、 ゴム成形の場合、バリをはらせて成形を行います。 このバリを簡単に仕上げるために、製品の外側に 溝を掘り込むのが食い切りです。特徴としては、 製品部と食い切り溝部の間の肉厚を薄くし、 バリを引張ると、肉厚の薄い部分がちぎれ 簡単に製品とバリを切り離す事が出来ます。
お礼
ありがとうございます。 このバリを如何に残さないようにチギレ易くするコツってあるのでしょうか?
補足
参考になるかはわかりませんが、材料面では、バリの出方は、フィラー(充填物)で調整します。 以前、樹脂メーカーでプラスチックでLSIの封止とかやっていて、不定形・大小球形のフィラーでバリを調整していました。 シリカメーカー龍森の営業の方の話では、流動性改良で微小なフィラーを開発したけれど、流動性が良すぎてバリが出て歩留まりが悪くなり、不定形を添加して調整するようになったとか。 (ゴム配合を担当するようになり、タルク等層状フィラーをこれとベタツキ調整で使ったことがあります。 プラスチックとこの意味での違いは、ニーダが磨耗するために繊維を混練会社が知っていれば嫌がること。実際、封止材でシリカでも外注の時は申し訳なかったですね。) ところで、流れとフィラーについて、成澤郁夫先生(山形大学長)がエポキシで体系的にまとめられています。 また、以前にも書きましたがDICの研究員の方が高分子同友会でやっています。 粒度分布計もないゴム成型会社に入って、実際にはできなかったのですが、食い切りの歯の大きさと粒度の組み合わせでまたポイントがありそうです。(社内の利用の形跡も文献もないので守秘義務には触れないと考えます。) 成型の方については、私の会社の場合は担当者の気まぐれ部分が大きくて振り回されているので、(数社のカメラメーカーに迷惑かけてますね。)成型会社なのに恐らく技術的に世間レベルに達していないので恐らく説明にならないと思います。 (流れの良いシリコーンでさえポリマーメーカーに「何で他の会社ではこの配合で出来るのに、貴方の会社では出来ないのですか」とか、ウレタン商社にも・・・。材料担当として技術的には他社に劣らない材料を作る自信はあるのですが、成型が、不良品を出して会社に損害を出しても給与カットされて会社にかしがあるから良いと公言していて、社長達がその相手に頭を下げて働いていただいている状態では・・・と愚痴ってごめんなさい。) 是非、本当のプロの成型屋の先生方、お願いします。