※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:シボ加工と偏析)
シボ加工と偏析の影響について
このQ&Aのポイント
金型のシボ加工で線状のシボムラが発生し、使用不可となった。
シボ加工屋によると、金属材料の偏析が原因でシボのコントロールができないと言われた。
偏析は金属材料の組織のムラであり、材料の選定が重要だということだ。
プラスチック部品成形金型にシボ(エッチング)を施しましたが、線
状のシボムラが発生し使用不可となりました。
シボ加工屋の見解では、金属材料の偏析によるものでシボ条件等では
コントロールできない、偏析の少ない材料で金型を再製作するしか方
法が無いと言われました。
偏析とは金属材料の精製過程における組織のムラの事の様で、どんな
金属でも少なからず有るもの、ロール目なども影響するらしいです。
シボ加工屋としては良い材料を使うしかない。
出るかで無いかはシボ加工して見なければ判らないと言ってます。
今後、型材メーカーに見解を求めるつもりですが、このような経験を
され有効な手段をご存知の方、アドバイスを頂きたくお願い致します。
尚、型材等の条件は
型材:ELMAX (ウディホルム製)
硬度:HRC58
シボ:TH-114(棚沢)
部品:自動車内装部品 ABS材
以上、宜しくお願い致します。
お礼
丁寧なアドバイスを有難う御座います。 その後の状況ですが、型材がELMAXではなくSUS440Cと判明しました。型材メーカーの見解ではELMAXは粉末冶金製法なので偏析が無いとの事でしたので、ELMAXで再製作開始しております。 今回は運が悪かったと諦めましたが、以後の型材選定は慎重に行おうと考えております。