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鋼材の使用時の寸法変化と対策方法
- 鋼材の使用時に寸法変化が起こる問題が発生しています。具体的には、KD11S(日本高周波)の熱処理をしたものが使用時に0.1mmほどの寸法変化を起こしています。
- この問題に対する対策方法はいくつかあります。まず、使用前に鋼材の寸法を正確に測定し、必要な修正を行うことが重要です。また、使用状況や環境の変化にも注意を払い、必要に応じて調整を行うことも重要です。
- さらに、適切な保管方法や取り扱い方法を守ることも大切です。鋼材は熱や湿気、振動などの影響を受けやすいため、適切な環境で保管し、取り扱いにも注意を払う必要があります。
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簡単ですよ。SKD11かARK1に変更して、低温焼き戻しをすればよいのです。
カテゴリー材料・素材の169 型材数ヶ月の寸法変化。の質問と同じだと思いますのでそちらをご覧ください。経時変化(寸法変化)をゼロには出来ませんが、減らす事はできます。
KDとDCは峻別すべきです。KDは日本高周波材、DCは実績のある 大同特殊鋼の材料です。毎年、春先になると経年変寸が起こるの ですが、よく品質の違いを見分けてください。
材質にムラがあるのがあるのがKDなんとか とDCなんとかだと思います。一回きりの測定 ではなく色んな人の知見を参考に金型材料を 決めるのが良いかと思います。
imoさん、染谷さん。いまだに、切れる発言ですね。 今後とも日立金属の材料のご愛顧よろしくお願いし ます。
これは経年変化だと思います。 焼き戻し条件が分からないので高温戻しをしたものとして回答します。 高温戻しでは2次硬化ピ-ク点より10℃程度低い温度で焼き戻すと質問程度の経年変化が起こります。 特に焼き戻しから3ヶ月間位が特に大きく対数曲線の様に成ります。 対策として、 焼き戻しは2次硬化点より高い温度で硬度調整を行う。 さらに、残留オ-ステナイト安定化の為に400℃での焼き戻しを追加する。 経年変化は、焼き戻し直後が一番激しいので、すぐに加工に入ると翌日には20μm位のびる事が有ります。 詳しい実験デ-タ-が有ります。必要でしたら送ります。
- 参考URL:
- someya@mbg.nifty.com
こんばんは。 私どもは、KD11S、DC53,SLD8と使用しておりましたが、hardenさんのような問題が時々発生しておりました。データをさかのぼり問題の少ない材料を調べると、SKD11になりました。以来、外注、社内ともSKD11焼入れ方法(材料入手先、焼入れ業者)を指定しております。しかし、問題の発生はとまったわけではなく、少なくなってだけです。(形状によりけりです) KD11Sのほうが加工性がいいので私的には使用したいのですが、変寸にこともあり、形状の違いによる熱処理の方法が確立しておらず、現状製品にはSKD11しか使用しておりません。
KD11SはJIS-SKD11の規格に入っていない材料なので このようなときに、弁明が難しいですね。やはりSKD11 を使えばよかったのでは?