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高精度加工のための工具形状とは?
- 高精度加工を実現するためには、工具形状の最適化が重要です。
- 工具形状には、切削角や刃の形状、刃の数などが影響を与えます。
- 例えば、切削角を小さくすることで切削力を抑え、高精度な加工が可能となります。
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01kp028さん、これを機会に、機械加工の深遠さに興味を持っていただければと思います。 hirakinmcさんの言われる通り、机上の論理だけでは見つからないこともたくさんあります。高精度の切削加工を考えるなら、加工精度を決めているいくつかの条件を考えてみるべきでしょう。 切削抵抗と材料の撓みに関して言えば、切削抵抗が小さいほど加工精度はよくなります。 刃先の形状を考えれば、すくい角が小さければ切削抵抗が小さい、あるいはそもそも切削抵抗に小さい刃物材(例えばダイヤモンド)を使えば形状精度は向上します。 切削抵抗は摩擦熱となって工具や素材そのものを熱膨張させるので、当然小さい方がいいにきまっています。 刃先の鋭利さは極めて重要です。もし刃先が1μmの切り込みを可能とするならば、すくなくとも2μm以内(旋盤加工)は実現できます。 あるいは、実際の加工現場では加工物の測定精度がそのまま加工精度に直結します。 もちろん、工作機械の精度も十分関与するでしょう。 このように、刃物材と被削材の摩擦抵抗、材料力学的撓み、加工時の熱的考察、測定などによる誤差をすべて重ねあわせた結果が、加工精度となって現れます。もちろん、理屈通りにいくためには、刃物を理想的に作れる技量も必要です。 加工現場の我々が最も面白いと思うことは、こうした沢山の条件を一つ一つ理解し、何らかの方法で一つの壁をクリアし、これまで実現できなかった加工精度を得たときです。
高精度加工は机上でするものではありません。切削は現場に立って試行錯誤して精度を出すものです。安易な考えで職人さんたちに質問するのは失礼と言うものです。
こんばんは 高精度で切削加工したいとの希望かと思いますが 物造りの多くは転写(平面又は立体コピー)作業で造られているかと思います。 例 Aという製品を作るにはAという金型がBとう鋳物にはBという鋳型が必要。 切削も同じで刃先形状の転写先が切削された加工面になります。したがって(旋盤で説明すると)高精度加工を期待する場合は、工具形状を高精度にして、その工具を高精度に移動させなければなりません。 高精度に移動させるためには人が工具を持っていてはふらつくので、しっかり固定できる刃物台が必要になり、その刃物台を精度よく動かすために、精度の高い案内および案内面が必要になります。 工具を精度よく動かせても被削材がふらつきながら回転しては正確な転写が出来ないので、高精度に回転する主軸がほしくなり、その主軸を保持する主軸台というものがほしくなります。 主軸台と案内面が別物では関係が切れてしまうので、お互いを連結固定するベットというのが必要になります。 こうする事によって刃先と加工面のお互いの位置関係を高精度に変化(移動)させることが出来、結果として高精度の切削加工結果になるかと思います。 >高精度で削加工したい。工具形状をどのようにすればより高精度加工がかのうか。理由も添えて教えてください。 自分なりの回答とするなら 「工具形状を高精度にして、高精度に回転している被削材に対し、高精度に移動させる」 理由は基本的には転写作業ですから。 となります。 それから余分な事ですが、高精度とう表現だけは皆さん回答し難いと思いますよ。 というわけです では
お礼
夜遅くにありがとうございます。あの明日テストにでるんですよこの問題だから工具形状をどのようにしてなぜ工具形状をそのようにやるのかをしりたいのですが。