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ワイヤーカット加工コーナーR最小値
- ワイヤーカット加工機でφ0.1位のワイヤーを使用した場合の部品のコーナー最小Rを教えてください。
- 加工しろがあるので、R0.05にはならないと聞いたことがあります。
- 細径のワイヤーを使用した場合、最小Rはどのくらいまで小さくできるのでしょうか?
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参考までにお答えします。 弊社では0.06Rまでは当たり前の様に加工しています。恐らくどのユーザーさんでもそのくらいが限界かと思います。 加工方法は単純に1st加工から0.06Rで加工するのではなく、使用する条件のオフセット量を超えないようにプログラム上でRの補正を取れば問題無く加工できます。最終仕上のオフセットが0.06を超えるとRがきれいに出ません。エグレが発生することもありますので注意して下さい。 試してみて下さい。
こんにちは、ARUTOです。 ワイヤー径とコーナーRおよび板厚の関係ですが φ0.1ワイヤーで0.06R 板厚 50mm程度 φ0.05ワイヤーで0.03R 板厚 25mm程度です。 上記以上の板厚を加工しなければならない場合は、割り切って 通常ワイヤー(φ0.2-0.25)を使用して、コーナー部は放電で 突くという方法が一般的だと思います。 (特にφ0.05ワイヤーは通常の真鍮線では加工できませんので よほど、付加価値の高い仕事でないと、コスト的にあわない でしょう) 私どもでは、コーナーRの要求が厳しいものは、まず使用用途や 挿入される相手の形状などを聞き、逆にコーナー部を食いこませて 良いか?と聞いてみるようにしています。 結構、ピン角のモノが入るので、逃がして(食いこませて) いいよっていうケースも多いですよ。
微細穴あけしかやった事がないので,そのまま適用できるかどうかわかりませんが,0.1mmの電極で穴をあけると0.120.15mm位の穴径になってしまいます.加工能率を上げるとさらにRは大きくなる傾向にあると思います.放電条件で取り代は変えられますが,メス型の場合,ワイヤー径の半分のRはおそらくできないと思います.オス型の外形コーナであれば直線で加工して,角部をそのまま通り過ぎてループを描いて角部に戻って任意の方向に加工すればもう少しシャープになるかも知れません.しかし,基本的に放電現象は粗さの頂点や,シャープエッジに発生しやすいので,角部は最も放電しやすい部分となるので,切削時に発生するようなシャープエッジは得られないと思います.
お礼
ありがとうございました。 相手は樹脂製品で、形状を変えようが無いので、こちら側にニゲが必要になります。勉強になりました。