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セラミックの加工について
- セラミックの加工方法や特性についてご質問いただきました。セラミックは非常に硬い素材であり、焼いた後は削れない性質があります。しかし、セラミックを柔らかくするための方法も存在します。具体的な方法についてご案内いたします。
- セラミックは焼いた後は削れないため、削ることはできません。しかし、セラミックを柔らかくする方法として、特殊な熱処理や化学処理を行うことがあります。これにより、セラミックの結晶構造が変化し、柔らかくなることがあります。
- セラミックを柔らかくする方法はいくつかあります。例えば、高温での焼き戻し処理や加工前の材料に添加物を混ぜる方法などがあります。これらの方法により、セラミックの硬さや割れにくさを調整することができます。
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その後どうなったのでしょうか? 問題が解決したなら締め切りませんか? それと結果を教えていただけると助かります。
はじめましてtakeponさん 他の方の発言でもありましがセラミックの種類にもよります 快削性 セラミック 三井鉱山マテリアル マシナブルセラミック マコ-ルでしたら加工性はいいので超硬工具で問題ないと思います アルミナ系・窒化ケイ素・ジルコニアなどによっても難易度は異なります セラミック仮焼結(グリ-ンセラ)の段階で加工でしたら ダイヤコ-ト工具で加工はしています (ただし、焼結段階でのひずみの問題のノウハウが必要です) 焼結後の加工ではコンパックスダイヤ(焼結ダイヤ) ダイヤ電着工具穴加工の場合超音波加工などが有効です
金属に超鋼合金とアルミ合金が有るように、セラミックも多種多様に有ります。車のタ-ボファンに使用されているアルミナ系の非常に加工し辛いものもあれば、石原薬品等が扱っているマコ-ル(製品名)は簡単に切削及び研削加工が出来るものも有ります。ヤスリ加工も出来ます。弊社では半導体関連製品製造のコンベア式電気炉用治具等に使用しています。
他の方の補足 実際に加工は可能ですが 壊れやすいのでアップカットをしたほうが いいようです 参考までに
セラミックは簡単に言うと陶器です。焼いて硬くなってしまったら柔らかくすることは出来ません。削るのでしたらダイヤモンド工具で研削するかダイヤモンドペーストやダイヤモンドの微粒子が入った液体を銅板やステンレスワイヤーなどに絡ませ少しづつ削る以外ありません。御参考までに
こんにちは yamasaki です。 セラミックスは一度焼成してしまうと物理的に硬度などの性質を変えることはできません。 例えばスチールを機械加工してから熱処理を行うと寸法が変わったり歪んだりしますが、セラミックスの場合は材料によっても違いますがだいたい10%位は収縮しますよ。 焼成後の加工は一般的には研削で行われている事が多いのですが、メーカーさんによってはマシニングで加工しておられるところがあります。 セラミックスは欠けやすいのでスピンドルの芯フレ精度が良くないと加工は難しいです。 工具については結構磨耗が大きく持ちは良くありません。 研削ではだいたいCBN砥石が使われますが機械加工の場合、電着工具またCBNが使われています。 ですから、まったく機械加工できないことはありませんよ。
ID1796ともうします。 セラミックは焼成前の状態(グリーンといいます)で荒引き加工をすませますが、この時焼成時の縮代を考えておく必要があります。 材質によって異なりますが、1020%出ますので荒引き前に良く確認をとることです。沢山残すと安全ですが、後加工で苦労する事になりますよ。 グリーンの状態でも刃物の磨耗は半端ではありませんから。 焼成後は、研削かホーニングしか加工できないので要注意です。 トイシはCBNをおすすめしますが、バランスは慎重にとってください。 セラッミクは形状によって振動に弱く簡単に破損することがあります。
焼成前に削ってから焼く方法もありますが,精度が出ないと思います.最近はマシナブルセラミックスというのがあって,機械加工が可能な素材もあるようですが,成分や強度を任意に調整できない不自由さがあると思います.私共では焼成後のセラミックスは研削加工で成形しています.普通砥石で加工できます.CBNなら寿命も長いし量産には向いていると思います.