- ベストアンサー
教師の体罰について
複数の疑問があるので、よろしくお願いします。 教育の場で体罰が禁止されているのは、多くの人が知っていると思います。また、少しのことでも体罰としてみなされます。 しかし、その、体罰禁止の法令の多くは、明治や昭和初期に作られています。 質問:どうして、最近になって、体罰に関するニュースを頻繁に見るようになったのか?(明治にできた法令なのに、重要視されるのが遅い気がするから・・・。) 質問:その、体罰禁止の法令が出たときは一時的でも、体罰は減ったのか。 質問:どうして、親に殴られるのが珍しくない時代に「体罰禁止」という考え方(法令)が生まれてきたのだろう。 質問:もし、昭和の時代に「廊下で立っていなさい」といわれ、「体罰を受けた」と市などに訴えると、教師は懲戒を受けたと思うか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おはようございます。法的なアプローチを中心に回答したいと思います。 >体罰に関するニュースを頻繁に見るようになった。 「最近、頻繁に見るようになった」という認識は間違い。 05062412さんが最近関心を持つようになったので、 そういうニュースが気になり始めただけでしょう。 >明治にできた法令なのに コレについては一部補足。 体罰を禁止した最初の法律は明治12年の教育令ですが、 現在体罰を禁止している法律といえば 学校教育法11条(昭和22年)を指すのが普通です。 >体罰禁止の法令が出たときは一時的でも、体罰は減ったのか。 知りません。私も知りたいので、どこかに統計があれば是非紹介してください。 >親に殴られるのが珍しくない時代に「体罰禁止」という考え方(法令)が生まれてきた 「親に殴られるのが珍しくない時代」というのが主観ではないでしょうか。 「殴る」という行為は刑法で暴行罪に当たりますからね。。。。。 まぁ、それ以前に教育基本法を読めば体罰禁止は当然だと思うのは私だけでしょうか。。。。。。 >もし、昭和の時代に「廊下で立っていなさい」といわれ、「体罰を受けた」と市などに訴えると、教師は懲戒を受けたと思うか。 「児童懲戒権の限界」という通達があります。 それによると、義務教育において、児童・生徒を 廊下に出すという行為は教育を受ける権利の侵害となります。 が、 「喧騒その他の行為によりほかの児童の学習を妨げるような場合、他の方法によってこれを制止し得ないときは、-懲戒の意味においててはなく-教室の秩序を維持し、ほかの、一般児童の学習上の妨害を排除する意味において、そうした行為のやむまての間、教師が当該児童を教室外に退去せしめることは許される。」 ともあります。 つまり、「廊下に立たせる」という行為が体罰であるかどうかが問題です。
その他の回答 (2)
- jjjjjjjjjjj
- ベストアンサー率12% (4/33)
近代に入り軍隊教育の影響が濃かったというのは否めません。アメとムチのバランスが教育には重要ですが、最近はとにかくそれを総括した学ばせるということを前提においたPOSITIVEな姿勢を生徒に植えつかせるのが主流になっていると思われます。また子供のときに生まれるトラウマの回避、そしてDVやセクハラの世界的認識が教育の場でも影響しています。「廊下のたってなさい」は僕は今でも行います。他に行うのは腕立て10回とごみ拾いです。
- iczer
- ベストアンサー率21% (37/169)
法令についての詳細な知識など持ち合わせていないんですが、「体罰」については以前より独自の見解を持っていたので参考意見として述べさせてください。 最初の疑問ですが、それまで半人前としてしか扱われていなかった子供にも、一個の個人として扱われるようになったからではないでしょうか? 目上の人(親や教師などの年長者)の意見を聞くことが義務だったそれまでと違い、子供にも1人の人間としての権利を主張できるように。実際には、「親の希望する子供の権利」となってしまっていますが・・。 二つ目の疑問ですが、正確なデータが取れないので現実に減ったのかどうかは判断しかねると思います。 いわゆる「体罰」と呼ばれるようなことは、人によっては「指導」と受け取る場合もありますし、昭和の頃はまだ教師の指導には親は口をはさまないということが常識となっていましたから、仮にデータが残っていても、それは正確な統計とは言えないでしょうから。 三つ目の疑問には答えられる知識も見解も持っておりません。 四つ目の疑問は、ケースバイケースでしょうね。 どういう過程で指示されたことなのか? 教師の意図はどうなのか?ということもありますし、現実問題として、学校とPTAとの密接な情報開示や理解は存在していたのか、学校の方針に教師の理念は沿っていたのか?まで関係してくると思いますので、一概には言えないでしょうが、一般的には、その程度ではお咎めは無かったと思います。