説明はありますが、実体験での実習だと考えてください。
人形ですけど、ほとんど人間なみの柔らかさと固さを持っています。
心臓マッサージなんて、どう腰を入れて力を入れるかなんて自分で体験しなければわかりません。骨が折れてもいいから押す、という加減はいくら説明で聞いても実行できるかどうかは体で覚えないとどうにもなりません。
口での人工呼吸も同じで、やったことがないとキスだという意識になりますが、やってみるとそれとは全く違うことをするというのがすぐにわかります。
AEDのほうは、重要なのは相手に声をかけ呼ぶことなので、これも実技重視です。意識が途切れ欠けているときに物理刺激だけ与えても意味がなく、自分がここに存在しているんだというのを意識し続けないと命が消えます。
この辺も、きっちり説明はされますけど、実際に声をかけることをしてみないと、アタマだけでは実際の現場で動作できません。
相手の名を知っている場合はいいけど、そうでない場合どう叫べばいいかなんて自分でその場で考え付かないとダメですから。
また、AEDの場合診断機能を持っていて、自分が動くべき状態なのか違うのかを知らしてくれます。これが重要で、体験しないと、スイッチさえ入れれば動くと思う人の方が多い。
参加者が皆ローテーションでやりますから50人もいたら2時間ぐらいはかかりますけど、自分がするのは3分ぐらいです。しかし、他人がやっているのを見たり聞いたりすると何が問題で何を改善すべきなのかが判断できますから、自分自身が動作していないときも、ためにならないことはありません。
お礼
hue2011さんご回答ありがとうございます。 ベストアンサーを進呈し、お礼申し上げます。