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心室細動と心停止、AEDについて

お世話になります。 AED講習会で聞いた話ですが、心室細動とは心臓が痙攣した状態で AEDはその痙攣状態を停止させると聞きました。 これは心停止させるということなのでしょうか? 心室細動と心停止は両方とも、心肺蘇生(心臓マッサージ)をするとの事ですが 心停止した場合AEDは作動しません。 心室細動→AED使用→心停止なら、心停止より心室細動の方が重症なように 思われます。 実際はどうなのでしょうか?

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回答No.1

> AEDはその痙攣状態を停止させると聞きました。 ・AEDは除細動器ですから。 > これは心停止させるということなのでしょうか? ・いいえ。 心臓の心筋(筋肉)は、洞結節(どうけっせつ)からの電気信号により、正しくリズムを刻んでいます。 細動による心筋の痙攣は、個々の心筋が勝手に信号を発し、個々の心筋が収縮弛緩をばらばらに行っている状態です。 このため、洞結節からの信号が正しく心筋に伝わらない状態です。 AED(除細動器)は、心筋と洞結節を、外部からの電気刺激により強制リセットする機械です。 > 心停止した場合AEDは作動しません。 ・洞結節が機能を失っている場合は、各心筋を動かす指令が発信できないので、AEDによるリセットは無意味です。 > 心室細動→AED使用→心停止なら、心停止より心室細動の方が重症なように > 思われます。 ・心室細動(&心房細動)は、洞結節と心筋は正常。 ただ、洞結節からの正しい信号が、心筋に伝わらない状態です。 だから、AEDでリセットが可能です。 ・心停止は、洞結節が機能を失っているか、洞結節からの信号が心筋に伝わらない状態。 この場合はAEDでは心臓の蘇生は難しい。 *洞結節は、心臓右心房付近にあるペースメーカーの役目をする部分。

busuemi
質問者

お礼

大変わかりやすい説明ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#231223
noname#231223
回答No.2

けいれんを止めるのと、心臓が止まるのはイコールではないですよ。 心臓の筋肉がけいれんして小刻みにぶるぶる震えるだけで、心臓が本来のポンプとしての役割を果たせないから、この震えを電気ショックで止めて本来の動きにしてやろうというのがAEDでしょう。 心臓が完全に止まったほうがやばいですが、心室細動も心臓がポンプの役割を果たせないので命が危ないことに変わりはないでしょう。

busuemi
質問者

お礼

ありがとうございました。勉強になりました。

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