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落花生の種保存方法について
- 落花生(おおまさり)の茹で用の生ものを種として保存する方法について調べました。
- 落花生は非常に傷みやすいため、即日茹でないと傷むとされています。
- 種用に畑で熟成させたものでない場合でも、殻を折って乾燥させる方法が効果的です。
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‘おおまさり’は品種登録出願されている品種ですので、「権利者と契約していない者は栽培してはいけない」物です。種子として蒔くのはおやめになって、別の種子が市販されている品種を購入し栽培なさって下さい。 ‘おおまさり’は千葉県で作成された品種で2010年に農林水産省に登録の出願届けが提出されており今の所権利は消失しておりません。食用として市販されていた物を食べきらずに種子として栽培すると法律に触れてしまいます。 すでにこちらの投稿で「蒔いて栽培するつもり」と言う事を書いてしまっていますのでサイト側が削除しても何かの形でインターネット上に内容が残ってしまう怖れがあり、もし内緒で栽培してしまうと権利者の考え方次第では何かと面倒なことにもなり得ますので、‘おおまさり’の栽培はすっぱりと諦めて下さい。 この品種は国産の品種と外国の品種の掛け合わせと言う縁の遠い品種同士で交配された由来を持つ、近年作出者が苦労して作りその優秀さを県が認めた特別な品種です。交配由来の品種名のついている品種は作成者がたくさんの手間暇と年月・金銭をかけて(大抵が十年以上かかる)ようやく作り出せた物です。この品種の権利は本や画像などの著作権と同等の意味を持っていて権利者が認めていない人が無断で栽培すれば(本や画像でいえば転載)、栽培者は安価に入手したものを不法に使い利益(金銭的な事ではなくても、本来は栽培してはいけないものを「殖やして食べる」だけでも一種の利益)を得たとみなされてしまいます・・・。また植物の登録の場合は決まりを破れば権利者の収入を減らしたとみなされてしまい、作成者が今行っている他の交配にも影響が出てしまい(特に収入減による資金不足が深刻)将来世に出るはずだった新品種を作るのを断念させたり遅らせてしまう原因とされてしまいます・・・。対象は「個人・団体」「素人・プロ」の区別はなく権利者の考え次第で犯罪となります。権利者に断りなくの栽培の他に、販売も出来ませんし無償での譲渡も認められていません。 詳しくは「登録品種(または品種登録)」のキーワードでネット検索し、その内容をご一読なさってみてください。できれば農林水産省の登録品種のページの方でも品種名で確認していただけるとご納得いただけると思います。 本当は良くないのですが花卉(観賞用の花)の場合だと「権利者の考え方によっては」誰かが違法に増殖している情報が耳に入っても見逃してくださる優しい方も時にはいらっしゃいます。でも契約済みの生産者たちへの配慮もあり正式に契約しない限り販売や譲渡までは許してくれず普通はその時点手元にある物一代限りが条件。許してしまうと誤って違法に世の中へ広まってしまう可能性もあり、実際、私も種子では殖やせず似た物が存在しないはずの品種が自家生産直売の店で違法で増殖・販売されていたのを見たことが有ります。 皆が法律を守っていかなければ違法な物が出回ってしまうと将来作出者と正規の契約を結んでいる生産者さんたちの生活にも影響しかねないので・・・。本来は違法であることは確かですし、もし知られてしまって見逃して貰った人も本来は悪い事なのですから礼儀的に自分で栽培するだけにとどめ、もし求められても他者には譲渡をしてはいけません。 農作物の場合は花卉とは違い生産数がけた違いに変わります。権利を侵害されてしまえば深刻な問題となり得、酷いと途中で他の品種と交雑してしまったニセモノが(全くあり得ない話ではありません)劣った性質に変わって世に広まってしまう場合も・・・。現在、日本の品種登録されているはずの野菜の品種が某国で違法に大量生産され販売されているのが問題になっています。 ‘おおまさり’の場合、一代交配品種の可能性があるので種子の管理は権利者が認めている農業関係の施設(生産地のJAなど)が厳重に行っていると思われます。管理している所では品種によっては品種の株から世代を繰り返しながら種子を採る事はせず「毎年交配親同士の掛け合わせから種子生産をする」ところもあり(種子採り用交配親株を栽培する農家と契約)販売用の生産者の所には栽培する分だけの種子が提供され(作物によっては苗の形で配布)、収穫されたその品種の収穫物は全てそちらに出荷するような契約がされていて外部には流出をさせません(農家の親戚から聞きました)。そのために食用として出荷したものを購入者が蒔く目的で使うには遺伝子的に純粋な個体とは言えないものである事も。契約者以外が栽培する事自体違法になる品種は結構多くて品種名付きで実が売られていても、種子の形での一般向け販売はされていない品種なら外部が栽培できない物かもしれないので、市販物から採った種子からの自家栽培の時はインターネットでその品種について詳しく調べてみて判断してください。物によっては販売時の名が品種名で無く商標登録されているブランド名(「夕張メロン」がそうです)だったりもします。ブランド名付きの物でも品種名の方がもし品種登録されていなかったり権利が消失していれば、遺伝子的に保証されている市販の種子を探して買い求め蒔いて育てられ、出来た実はブランド名さえ名乗らなければ何の問題もありません。 蒔くのは市販の種子の方が栽培さえ適切であれば大きさも味も揃った物が育ちます。市販の種子は種子を採る株が厳重に管理され遺伝子的に全く問題ない事が保証されていますから。 市販の実で食べる野菜や果物には種子が実質「雑種」の物が多いです。在来種以外の野菜では結構多くカボチャなど品種によっては自家受粉よりも他花受粉の方が実の成りや味が良い品種と言うのもあって市販の実は品種名付き(これはブランド名・商品名として書いてある)で売られていても実質は交雑している実(交配一代目=F1)である事が多く、市販の実の種子を蒔いて栽培しても親の品種と同じ特徴を持つ物が育つとは限りません。先日のこちらのカテゴリでも他の方が植えた覚えのないカボチャが出来たとして品種名を問い合わせていらっしゃいましたが、その原因は市販の既に交雑している可能性のある実から採った種子を蒔いて実を収穫し実の種子からまた育てたのが原因だったそうで(他の品種と交雑したことも考えられる)、その時の画像のカボチャの様にメンデルの法則の通りに2世代目(F2)からは見た目などの特徴が全く違う実が成ってしまう事も結構多いのです。イチゴの表面の実(果肉は花托が肥大した物)を蒔いてその品種のイチゴを自家栽培する人も中には居ますが、イチゴの場合も栽培農家によっては品種ごとの完全隔離をせずにハウス内の温度調節でビニールの開け閉めをする時に野生の蜂などが出入りしたりで他品種と交雑している可能性もありますし、交雑していなくても元々イチゴは異種交配から作り出され「野生には存在しない植物」で、日本のイチゴの系統はかなり昔から複雑な交配を繰り返しランナーで簡単に殖やせるので「品種としての性質の固定」はされておらず実生で殖やせば雑種化し個体差が出易くなります(外国のイチゴはランナーが出ない品種もあり実生で殖やすので性質が固定化されている)。リンゴも全く同じく「人が作った果物」で、改良された品種の多くは自家受粉できるものが少なくて実を成らすには他品種の花粉を使います。稀に自家受粉出来てもリンゴも複雑な交配が繰り返されているので市販されている実の種子から育てても大抵は雑種のが出来ます。 もし画像のものを蒔いてもF2の実生ですから‘おおまさり’とは呼べないようなものが採れる可能性があります。個人では種子の遺伝子管理や特徴の維持は難しいので種子を採るのに世代を繰り返せばだんだん特徴は劣化してきて普通のラッカセイと変わらないものに成ってしまう可能性さえもあります。 すでにこちらの掲示板で質問してしまったので、もし栽培はやめたとしてもこの投稿自体はずっと残ってしまいます・・・。できればサイト管理者にお願いしてスレッド自体を削除していただき、今回はこの品種の栽培は諦め本来の販売目的を守り、全て食して始末してしまって下さい。そして育てても良い品種のを「種子を購入して」栽培なさって、美味しく粒のそろった物を得たいのならできるだけ栽培するときは毎回種子は購入なさって下さい。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ うぅ~ん、、成功率は高く無さそうに思われますが。。。。 直射日光に当てちゃうと、温度が高く成りますので、どれほど生き残ってくれているか、とても気になる所です。。。 さて、「撒き時」は、5~6月。それまで凍ったりしない状態で風通しの良い状況で保管して下さい。なお、人間にも「美味しい」モノですから保管中にミッキー(ねずみ)に食べられないよう、置き場所等、充分に配慮して下さい。 中の「実」が完全に乾燥する必用はありません。主に外側の「殻」が良く乾いてくれれば、カビ等の心配が無くなります、(この意味で、多少の日光浴は効果的と言えますが、、、) 種苗メーカーでの量産方法とかの実情は全く知りませんが、自然環境であれば土の中で殻付きのまま越冬するので、殻から取り出したり、極端に乾燥させすぎない方が良いのでは無いかと思います。 また、御質問者様も懸念されておりますように、食用に適したタイミングで収穫していますから、次世代の生命になる完熟している固体がどれほど在るのかも、かなり未知数です。(いろいろ懸念されるポイントはありますが、ゼロって事は無いと思います、何割発芽出来るか、私も興味が出て来ましたねぇ♪) 私の地域では、ほぼムリ。。(東北の北側なので、栽培に適した温度の期間が落花生の生育期間に対して短いので、一応成長出来たとしても収穫は期待出来そうにアリマセンから。。。) あ、そうだ。落花生って豆科ですから、「殻」って言うのは食べるときの感覚で、本来は「さや」と言うのが良いのかな? 画像の感じから、実際の発芽率が8割在れば、かなりの数の苗になってくれそうですし、5割(半分)でも、家庭菜園なら十分な量の収穫が期待出来そうですよね。1割だとしても、家族で一時楽しむ程度の収穫は期待出来るはず。 もう少し乾かしたいのであれば、風通しが良い場所で、直射日光が長時間当らないような、陰干しくらいの状況にしてみて下さい。 本来の自然環境では、日光に当たらない状態ですから。。。 なお、「種蒔き」は、十分ご存知ですよね? (今回は、それまでの「保管」に重点を置いて考えてみました。) 9割以上の発芽なんて言うのは期待薄ですが、来年の発芽がとても楽しみです、がんばって下さい♪
お礼
ありがとうございます。ありがとうございます。とても親切な親身になってのご指導で、感激です。収穫しそびれたのが元気に地生えするんですから、過度の乾燥は無用なのですね。これもあなた様のお話によってやっと判かりました。今年もポット栽培、2本仕立てで過湿で失敗しながらも苗作り、定植いたしました。千葉半立ですので、来季おおまさりも作りたいです。殻(いえ、鞘)の乾燥具合をみて凍る心配はないので屋内でネットで吊るして保管したいと思います。よきご回答をホントにありがとうございました!
- sirasak
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私は殻付きのまま冷暗所に置いておけば良いのでは?と思って保存しています。 収穫した後に取りこぼし殻付き種が畑に少し残っているようで、そこから毎年芽が出て結構実ります。 今そのまま畑の中に埋めておいても良いのでは?又は春に植える方が良いかも? 殻から出すと傷みやすいはずですし、生なら植えておくと殻を破って芽が出ると思います。 自己流ですので間違いかも?、なので参考までにしてください。
お礼
畑に残ったのは結構健全に発芽しますよね。私もよく利用しています。今は埋める場所がないので、種保存をしようと思いますが、参考に補足コメントにお答えください。すみません。よろしくお願いします。
補足
ありがとうございます。殻付きのまま冷暗所へ保存してうまくいっているとのことですね。ある程度乾燥させてからなのでしょうか?それとも、掘って特に乾燥はさせずに冷暗所で・・・ということでしょうか?
お礼
ありがとうございました。この豆はすべて廃棄します。