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植物の種は生きてる?
植物の種は、生きているものですか? 乾燥した状態で保存している種も、保存状態が悪ければ発芽しなくなると思いますが、 その過程でその種が「死んだ」とされるのは どういう状況になった場合でしょうか? 乾燥しすぎると種の水分(?)が足りなくなって死んでしまいますか? よろしくお願いします。
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動物にしろ植物にしろそもそも「死」の状態の定義は、実はいまだ完全には解明されていません。 植物が活動しなくなる事を「枯死」と言いますが、 植物細胞壁の柔軟性・復活については今非常に研究されている問題で、 「完全枯死」とはどのあたりからか、はナゾなのです。 材木になっても細胞は呼吸して(植物も呼吸しています)いて、柱が突然発芽する事すらあります。 植物が暑さ寒さ乾燥など成長に適さない環境に置かれると 種や芽のまま一時的に活動を停止させる事を「休眠」と言います。 仮死状態、と表現される事はありますが、動物のそれとは少し違います。 2000年以上休眠していた縄文時代の種を昭和26年に大賀一郎教授が発芽させた「大賀蓮」が有名です。 このしくみについては↓ 理化学研究所・植物科学研究センター 「種の休眠と発芽のメカニズム」 http://www.psc.riken.go.jp/jpn/group/growth/index.html なお「コールドスリープ」とはSF映画のように「生きた体を眠ったまま凍らせて」いるわけではありません。 現代の医学では、細胞ではない「動物」を生きたまま一定時間以上冷凍保存し、解凍後「生き返らせる」事は不可能とされています。 人間を生き返らせる事ができなくする=殺人になってしまいますから、正確には一度完全に脳死状態になった体を、「死者を復活させる」ところまで医学が進歩する可能性に賭けて冷凍しているだけです。
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#2です。2度もすみません。 お知りになりたいのはもしかすると「生死はどこから」ではなく、 「種を発芽できる状態で保存するにはどうしたらよいか」という点でしょうか? それだとこちらを。「種のとり方・保存法」 http://www.town.miyashiro.saitama.jp/www/wwwpr.nsf/78a4f9cfa87bb57949256ce10007cff2/a7f46e86c5cb418349256ce0001a1579?OpenDocument #2 >細胞ではない「動物」 →「単細胞ではない」の間違いでした。
お礼
単純に「生きてるのか、生死はどこから」です。 休眠しているということは、種は「生きて」いて、 殻が、過酷な環境に耐えきれずに「死んでしまう」場合もある、ということでしょうね。 種の保存方法、参考になりました。 冷蔵庫に保存する、ってはじめてききました! でもさすがに、使用期限までは、書いてないですね(笑)
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全部私個人の意見ですので世間一般に正しい意見では無いと思いますが・・ 縄文時代(だったかな?)遺跡より見つかった。 蓮の種が、現在に発芽したとして、以前話題になりました。 その種は縄文時代から現在までずっと行き続けたといえるかどうか・・解釈によると思いますが、あくまでも私の感覚では生きているとは言えないですね。 私の感覚では、生きている=呼吸しているだと思っています。 呼吸していない状態は、死なのか?というとこの場合微妙ですけどね。特殊な死んでいる状態ではないでしょうか?生き返る能力を保持した状態の死んでいる状態。 だからコールドスリープで凍結している人間も生き返る能力を保持した状態の死でいいような気がします。 だから種が死んだ状況というのは?という質問に関しては、種は生きていないのだからナンセンスなんですが、 あえて答えるなら・・生き返る能力をなくした時が、質問者様の求める種子が死んだ時ではないでしょうか? ・・・専門家でもなんでもない私の意見だから・・何の意味もないかもしれませんが、ちょっと意見してみたかったので書いて見ました。
お礼
今回、自分の手元に11年前のコスモスの種があり、 それを植えてみているところです。 種を収穫したときは、随分もつらしいっていう話をきいたのですが、 さすがに今頃まくとなると、「こいつ大丈夫だろうか」と思い、今回の質問にいたりました。 種、確かに生きてないようにも見えます。 光合成もしてないし。 生き返る能力をなくす時、ってやっぱり肉眼ではわからないですよね~。 お返事ありがとうございました。
お礼
植物の生態って考えると不思議ですよね。 挿し木とか挿し芽なんて、途中から根っこが生えてくるし。 そういうのを研究するところもあるんですね。 乾燥と高温から身をまもっている、という話が参考URLにあり、とても参考になりました。 ありがとうございました。