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知的障害の人が思考プロセスを早く正確にやるコツは?
問題解決において(軽度の)知的障害の人が結果を出すまでの思考プロセスを「速く」「正確に」やるコツはありますか? (軽度の知的障害を対象に)問題解決の結果を出すまでのプロセス部分を 「速く」「正確に」処理するコツを教えてください。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
回答No.1
こんにちは。 問題のカテゴリーを限定することにつきると思います。汎用の問題について「早く」「正確に」といったことができるようになるのであれば、軽度でも知的障害の範疇には入らないでしょう。 問題のカテゴリーを限定するとは、問題カテゴリー毎に、解答を導くためのテンプレートを用意し、思考プロセスをガイドしていく形態です。テンプレートは、フローチャート的なもの、ブロック図的なものがあり、何を入力として何を結果の出力として得るか、その過程で関わってくるパラメータは何か、といったものです。テンプレートによって問題のカテゴリーが限定され、また、効率の良いプロセスが用意されるために、「早く」「正確」に処理できます。 もちろんテンプレートは、障害程度、障害傾向毎に用意することもできますし、 完全に特定の個人に最適化したテンプレートを用意することもできます。 最初はテンプレートを使用していても、次第にテンプレートなしでもできるようになることもあります。この場合、テンプレートによってガイドされた効率のよいプロセスを、「速く」「正確に」頭の中でできるようになった、ということになります。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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