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「そんな折」は「そんな時」と同じ意味ですか?
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No.1の追記。 お借りしたお金は,こんどお会いした(時)にお返しします。 彼が借金を返さないので,こんど見かけた(折り・時)に催促しよう。 出張で上京した(折り・時),ちょっと大きな地震があった。 東京駅に着いた(時),ちょっと大きな地震があった。 東京に住んでいた(時),何回も大きな地震を経験した。 すべての場合に「時」が使えるが,「機会」と換言できる場合にかぎって「折り」も使える。1文でいえば,こんなところじゃないでしょうか。
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- bakansky
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同じといえば言えなくもないですが、「その折に」 の方が日常的な行為との結びつきが強いように感じます。「その時に」 は瞬間的な現象でも使えるので、「その折に」 という表現に比べて汎用的であるように思われます。 例として、太宰治の 「葉桜と魔笛」 という作品から引いてみます。 私が、その五、六日まえ、妹の箪笥たんすをそっと整理して、その折に、ひとつの引き出しの奥底に、一束の手紙が、緑のリボンできっちり結ばれて隠されて在るのを発見いたし、いけないことでしょうけれども、リボンをほどいて、見てしまったのでございます。 この 「その折に」 は、「たんすを整理する」 という日常的な行為の最中に発生した出来事を述べています。 また、次の例は芥川龍之介の 「トロッコ」 の1節です。 それから今度はトロッコを押し押し、もと来た山の方へ登り始める。良平はその時乗れないまでも、押す事さえ出来たらと思うのである。 ここで 「その折に」 を使うのは、適当だという気がしない。トロッコを押すという行為が日常的・慣習的なものでなく、その場限りのものであるので、「その時に」 を使うのがふさわしいように感じます。
お礼
ありがとうございました。
「時」と「折」はよく似ているので,難しい質問ですね。留学志願者向けの日本語試験に出題されそう 笑。 昔の恋人を「時々/時折」思い出す。 ほとんど同じ意味だと思いますが,「時々」よりも「時折」のほうが,何かの【きっかけ】があって連想的に思い出す感じがします。 道で財布を落としたとします。その( )あなたはどうしますか。 答え:時しか使えない お借りしたお金は,こんどお会いした( )にお返しします。 答え:確定的な時のほうが,漠然とした折りよりもいい (と答えたけど,そうかなあ?) 上京した( ),ちょっと大きな地震があった。 答え:折り (時でも通じる) 東京に住んでいた( ),何回も大きな地震を経験した。 答え:時しか使えない 彼の家に遊びにいった( ),彼の兄に会ったことがある。 答え:折り (時でも通じる) 彼の家に遊びにいった( ),彼の兄が食事をしていた。 答え:時しか使えない ぼくもかなり頭をひねりました。答えにあまり自信がありません。
お礼
ありがとうございました。
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ありがとうございました。