こんにちは。
以前にも柑皮症でご質問されていたのを見かけた覚えがありますが、今は具合はいかがですか。
より正確な回答をするための情報が書かれていないため、大雑把な回答になりますが…。
また私は医療関係者ではありません。
なので最後のご質問から回答します。
>粉末緑茶を冷水で溶かして飲む場合、柑皮症の原因のひとつになるものかどうか教えてください。
粉末緑茶の商品にもよりますが、一般的に粉末緑茶とは茶葉をそのまま粉末状にしたものが主体のはずです。チャノキはβカロチンの豊富な食材のため、摂取する量によっては柑皮症の原因となりえます。
何事も問題は量です。
野菜ジュースだって中止するまでもなく、自分が柑皮症を引き起こすβカロチンの摂取量以下に抑えて飲めばよいのです。
粉末緑茶も摂りすぎれば何らかの栄養素は一日の摂取推奨量を超えることになります。
飲んでいる粉末緑茶に栄養表記がありませんか。
表記があれば、飲む量から一日摂取しているβカロチンの量を計算してください。
もしないのであれば、推測してみましょう。
いま私の手元にある食品成分表は前の五訂のものしかないのですが、煎茶のβカロチン量は100gあたり
煎茶 13000μg
とあります。なお
玉露 21000μg
抹茶 29000μg
です。
一般的な粉末緑茶は煎茶を粉にし、デキストリンなどを加えた物が主流かと思います。
ですので煎茶の数値を使い一日に飲む量から摂取するβカロチンの量を計算してみてください。
仮に毎日2リットルペットボトルに入れる粉末緑茶の量が5gなら100gの20分の1ですから、煎茶のβカロチンの量を20分の1にして毎日650μg弱を摂取している可能性がある、と計算できます。
商品によっては少し良い茶葉を入れたり、抹茶ブレンドを謳っていたりしますからもう少し高くなるかもしれません。が、基本的に玉露や抹茶は高価ですので微量です。
念のため、緑茶とは番茶、ほうじ茶や玄米茶、煎茶、玉露、抹茶までチャノキの葉を使った日本茶の総称です。一般的には飲食店や市販品で緑茶と言う場合、煎茶が多いです。
ですので粉末緑茶とは煎茶を粉にしたものと仮定して話しています。
また粉末緑茶と抹茶の違いは、茶葉の育て方の違いによる等級の差がほとんどです。育て方が違うと栄養価が多少違います。
さて、次に問題になるのは「どのぐらいの量を飲めばkokon33さんは柑皮症になるのか。一日βカロチン摂取量をどの程度に抑えれば良いのか。」です。
最初に書いた通り、野菜ジュースや粉末緑茶がβカロチンが豊富だとしても、柑皮症になる以下の量であれば問題がないからです。
ですが、性別や年齢も書かれていませんし、個人差も激しいものなので答えられません。
なので柑皮症を発症した時に、一日野菜ジュースからどれだけのβカロチンを摂取していたか量を計算してください。野菜ジュースは栄養表記があるはずです。
そして、粉末緑茶から摂るβカロチンの量をそれ以下に抑えてください。
なお、柑皮症は肌が黄色くなるぐらいで、特に治療の必要のない症状です。
今は夏ですよね。夏は紫外線が強いです。紫外線は肌をシミやしわの原因になり、老化させます。
βカロチンが肌に多く存在していると、この紫外線の害からある程度肌を守ってくれます。
セルフタンニングの中にはβカロチンで肌を染めるタイプもあるんですよ。
質問者さんは嫌かもしれませんが、夏は得したと思ってあまり気にせず、気長に取り組んでほしいと思います。
お礼
丁寧な回答をありがとうございました。