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一般人を狙うテロリズムとは?
かつて、テロとは大物政治家や大物経済界重鎮などのリーダー格の人物やそれに関連した中核建造物、物資を狙うものであったと思います。 しかし、今や、町中の一般人を狙うものに変質してきたと感じています。 これについて、解説した書籍や、Websiteなど紹介していただけないでしょうか。 もしくは、持論を書き込んで頂いたとしても喜んで拝聴させて頂きます。 よろしくお願いいたします。
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- hekiyu
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かつて国家は王侯貴族だけのモノでした。 近年でも、未発達な国では国家は一部の 権力者のモノです。 だから、テロも一部の権力者を標的にすれば 良かったのです。 しかし、現代では、国家は国民のモノです。 権力者と一般人の間に本質的な差はありません。 一般人の代表が権力者です。 つまり、一般人を狙うことは、そのまま権力者を 狙うことになるわけです。 屁理屈ではありません。 現代戦争が一般人を巻き込むようになったのは 民主制が浸透してきたからです。 それまでは、戦争は王侯貴族や権力者と傭兵のモノでした。
- eroero4649
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https://kotobank.jp/word/%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88-684045 とりあえず、こんなもんですかね。そういう攻撃目標をソフトターゲットというそうです。 標的がソフトターゲットの場合、いつどこで誰を狙うかはテロリストが自由に選べ、またローンウルフと呼ばれる組織に所属しない単独のテロリストを事前に察知することはほとんど不可能ですから、そのテロ活動を事前に食い止めることはほぼ不可能に近いでしょうね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95_(%E3%83%86%E3%83%AD) 私は、これが新しい第三次世界大戦の姿なのではないかなと思います。第一次世界大戦は、総力戦と呼ばれる国家の全ての力を結集した戦いとなりました。第二次世界大戦は国民もその攻撃の目標になり、イギリスやソ連、ドイツ、日本、中国などが国中を焼かれて国民が生命と財産を大きく失うものとなりました。 第三次世界大戦は、従来懸念されていた核ミサイルが飛び交うようなカタストロフィな戦いではなく、攻撃目標が軍隊ではなくてソフトターゲットになる「どこが戦場でどこが後方地域(比較的安全な地帯)かが分からない戦争」になるのではないかな、と。
- SPROCKETER
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テロの起源は古いですよ。ローマ帝国のシーザーとブルータスの話だけではなく、文明が始まる以前からテロ事件は起こっていたようです。テロとは人間の本能に起因する衝動なのかもしれません。 権力者を狙うテロには合理的な理由があるものが多いです。政治への不満、権力奪取を謀る野望、クーデターや革命を目的としたものなど、テロが内戦に繋がった例も数え切れないほどあります。テロとは戦争の一形態に過ぎないと言っても過言ではありません。 それに対して、最近増えていると言われる一般市民に対する無差別テロ事件ですが、政情不安を狙った行為としてはテロに該当しますが、昔から統合失調症の末期患者が引き起こしていた殺傷事件の延長上にある事件とも言えます。 情報革命が起こって世の中が大きく変わったのに、恩恵を受けられない人が多いのが原因と捉えるのが最も正しいと思いますが、産業革命の頃は戦争を起こして雇用を増やす政治的解決を図っていましたが、今では戦争を起こせないので、対策が遅れたまま、状況の悪化が進行しているとも言えます。政治家にも「国が破綻する。」と話す人が出て来ていますね。 抜本的な改革をおこなって、経済成長する国にしなければ、暴動や内戦に明け暮れる破綻国家になる危険はあり得るでしょうね。欧米のテロはイスラム国関連のものですが、日本国内の通り魔事件は内政の失敗が原因でしょうね。
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回答ありがとうございます。テロとは人間の本能に起因するというのは、暴力は人間の本能に起因するというところまでさかのぼるというご意見ですね。そのあたりは同意できますが、一般人を狙う方向性にはもう一つ足りない気がします。
お礼
wikiへのリンク、回答ありがとうございました。新しい単語が作られていることは全く知りませんでした。第三次大戦という切り口には斬新さを感じました。勉強になりました。