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( ̄~ ̄)ξテロリズムとは…?( ̄~ ̄)ξ
9/11以来テロという言葉が頻繁に使われるようになった気がします。 しかし一方で「テロリズム」の定義は国連や各国政府を元専門家の間でもなされていないまま、メディアなどでは独断と偏見に基づいて「テロ」と名付けてしまうことがしばしばです。 確かに「テロ」の定義を試みて失敗した例がたくさんあるのは知っていますが、あえてここで皆さんからご意見を募集したいと思います。 (注)ケースバイケースという回答はなるべく避けてください。なるべく普遍化した定義を求めます。尚、感情的・非理論的な主張もお断りします。 ポイントに関しましては、私の主義主張とは無関係に理論性・実用性の高い定義をして下さった方に差し上げたいと思います。
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> 「自己の政治(=民の繁栄と安寧を願う)的 > 目的を達するために、暴力・脅迫を手段とす > ること」=「テロ」であるという ことにな > るんでしょうか?そうすると、単なる殺傷目 > 的の爆破事件の場合(一般的にはテロといわ > れますが)テロの定義外となるわけですよね はい、それによって自己の主張する政策を採用させることが目的でなく、相手の殺傷、掃滅それ自体を目的とする場合、すなわち、『これ以上こんなことをされたくなかったら俺たちの政策を呑め』でなく『お前らが死んでいなくなれば俺たちの好きなようにできる』というケースは『テロ』とは考えていません(もちろん、当初は要求を呑ませることが目的だったのが、相手の譲歩を得られないままエスカレートして結果として鏖殺戦になってしまった場合など、どこで変質したかの線引きは難しいとは思いますが)
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こんばんわ、「ある権力に対する暴力的、且つ主観的な政治交渉」 をテロの定義として掲げるユウタです。覚えてます?(笑 > 地下鉄サリン事件などは政治的ではなく宗教的な目的を持った「テロ」だ えー、不勉強な私は彼らが犯行に及んだ動機を知りません。 なので少々“一般論的”な語り口になりますが…。 まず「政治的な目的」と「宗教的な目的」は、同時に存在し得るモノ と私は考えています。よって「政治的&宗教的な目的」もアリかな、と。 例えば、宗教上の理由で時の権力者を退け、自らが国家主席に… とゆー様な争い、って非常に政治的ですよね? てなワケで結論。地下鉄サリン事件の首謀者が 政治的な目的も持ってたなら、コレはテロ。 (例えば日本という国家の転覆を企てた場合など) そうでないなら、コレはテロではナイ。 私の定義にあてはめると、こうなります。 先述の通り、私は彼らの目的を知りませんので、 ココまでしか書けません。ご了承ください。
お礼
長い間おつき合い頂きましてありがとうございましたm(__)m 本当に勉強になりました。 途中で他の方の意見と取り違えたり、少々混乱してしまったこともありましたが、言葉一つとってもいろいろな解釈の仕方をする人がいる者だと思わされました。世間一般的なテロの解釈に疑問を持って始めたこの企画でしたが、独自の考え方を確立する一方で、独善的なテロの定義にもなりうると思いもしました。事実からテロの定義を引き出すのか、テロの定義から事実を認定するのか、これが課題になると思います。 多忙故に締め切らせていただきますが、皆さんにとっても有意義な時間であったらと願ってやみません。
- Singollo
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> 「政治的目的」をテロの条件とすると範囲 > を限定しすぎる感が否めませんし、またこ > の場合のよう に不要なものまで含む可能 > 性が出てきます 確かに少々不十分な観はあるかもしれません 現時点ではより適切な線引きを簡潔な言い表せるような言葉をちょっと思いつきませんけど ただ、『政治』の範囲を下記のような範囲に限れば、余分なものが該当する虞の方は無い(後は落穂拾い的なケースを付け加えればいい)だろうと思うのですが、どうでしょうか? > 「政治目的」をどのような意味で使ってい > らっしゃるのですか これは、予め説明しておかなかったわたしが迂闊でした わたしは、『政治』をその本来の『まつり治める』ことと捉えています 『まつる』というのは祭祀を行うことですが、今日的な文脈で解釈すれば、民の繁栄と安寧を願うということになると思います 従って、政治の機能は『富の再配分(税制度の整備や経済政策、福祉、公共施設の拡充などはこのカテゴリに入ります)』、『防衛』、『治安』に限られ、『政権闘争』だの『政争』だの『政局運営』だのといったものは『政治家の活動』ではあっても『政治』だとは考えていません(そんなことの為に国民が政治家を養っていると思いますか?) > 国際法学者の間では今回のアメリカによる > 報復戦争 の違法性が指摘されていますが、 > 下のU_TAさんと同じよう に、この件は > 「テロ」であると主張されていると受け > 取っても 構わないと言うことでしょうか わたしは、ブッシュ政権の『9.11=宣戦布告なき開戦』論には与しません ブッシュ政権は、開戦したのは自分の方ではない、と主張したいのだろうと思いますが、『9.11』の犯人が戦闘員であることを明かしてアメリカに入国したのでも、宣戦布告後に国境を侵犯して入国したのでもない以上、『9.11』は戦争ではなく(テロであるか否かに関らず)明白な犯罪ですので、対タリバン攻撃はあくまで、『アメリカ側からの開戦』であり、『9.11』の容疑者の引渡しを拒むタリバン政権との外交交渉における最低のオプションと考えています(国家対国家の戦争はテロとは考えません)
お礼
何度も何度もありがとうございます。 >わたしは、『政治』をその本来の『まつり治める』ことと捉えています『まつる』というのは祭祀を行うことですが、今日的な文脈で解釈すれば、民の繁栄と安寧を願うということになると思います つまり「自己の政治(=民の繁栄と安寧を願う)的目的を達するために、暴力・脅迫を手段とすること」=「テロ」であるということになるんでしょうか?そうすると、単なる殺傷目的の爆破事件の場合(一般的にはテロといわれますが)テロの定義外となるわけですよね。それとも「落穂拾い的なケース」に当たるんでしょうか。
ユウタです。こんばんわ。 > しかし、アピールを伴わないテロの場合、誰による犯行なのかが不明なので、 > 「政治交渉」と果たして断定しうるか疑問に思います。 …だから逆ですってば。 アピールを伴わないテロ、と言い切るのはオカシイです。 テロの定義が、まだ決まってません。 誰による犯行なのかが不明であっても、 それが政治交渉と断定できたらテロ、 できなかったらテロではない、 という私の定義に関する質疑の最中です。
お礼
すみません、やっぱりちょっと混乱気味です(^^ゞ え~と、U_TAさんですね。 >政治交渉と断定できたらテロ 例えば、地下鉄サリン事件などは政治的ではなく宗教的な目的を持った「テロ」だという言い方をマスコミ(あくまで私見ではありません)ではしますが、これには反対なさると解釈して良いのでしょうか?
- Singollo
- ベストアンサー率28% (834/2935)
> 「一般の脅迫、傷害、殺人事件などの犯 > 罪行為」でも政治的目的を持ったものは > いくらでもあります ?? その前段で引用した部分を踏まえて読んでいただければ分かると思うのですが、わたしはそこで『一般の』という言葉を『(このスレッドでは『テロ』という単語の意味は未定義であるという前提ですので)私定義でのテロ(=政治的目的を持った)以外の』という意味で使っています そのままの意味であなたが引用なさったとすると、『政治的意図を持たない各種の犯罪行為でも政治的意図をもったものがある』となって意味が通じません 一体どういう意味で『一般の』をあなたは解釈・引用なさっていると解釈すればいいのでしょうか? > 右翼の街宣車がよく 左翼系の知識人や議 > 員宅に突っ込んだりするのは、一般に > 「テロ」とは言われませんから、あなた > の言われる犯罪行為になるでしょう これも上と同じなのですが『一般に言われる「テロ」』の定義が未定義であるという前提のこのスレッドで規範とする定義の前振りも無くそう言われても、賛同も反論もしようがありません(メディアがそう見出しをつけるから、というのは、あなた自身が批判していらっしゃるわけですし…) 私定義では(『よく』あるかどうかは存じませんが)『犯罪行為』であり『テロ』でもあります(『テロ』は『犯罪行為』の1ジャンルであり、二者は相容れない概念ではありません) > そもそもテロは結果的に傷害・殺人・器 > 物損壊・脅迫などの犯罪行為を手段とす > るものです。 > また政治的目的を持つものとすると、近 > 年「テロ」と言われている事件の大部分 > は犯行声明が出されておらず、テロを手 > 段として 政治的要求をしていないこと > に説明がつきません これまた上と同じになるのですが…(以下略) > 政権と民衆側の政治目的が食い違ってい > る国 ほど、政策採用=実現という図式 > は崩れます。政治目的は 達成されなく > ては絵に描いた餅です。民衆側の抵抗が > 予想以上に大きく、権力側の政治目的が > 達成に至らない例は案外多いものです 仰る通りですが、それでは『治安の維持』のための警察力の行使や『国民の財産の保護』のための自衛力の行使の一切までもが『テロ』になってしまいます やはり、公権力の行使は(少なくとも合法である限りにおいては)『テロ』とみなすべきではないと思います また、『政権打倒勢力の排除』、『政権強化』、『政権延命』などを目的とする、いわば保身のための『為にする弾圧』は、たとえ違法な場合でも、政策の実現が目的とは言えませんので、『テロ』の範囲からは除外したいと思います(もちろん犯罪ではあります) > 暴力の定義については私の私見を述 > べたものではなく、あくまで辞書的な > 定義を書いたまで わたしが書いた『法的な裏付け無しに行使される力』というのも、一般的な辞書に載っている『無法な力』というのを、文脈に合わせて言い回しを変えただけなんですよ、実は
お礼
ほんとに何度もありがとうございますm(__)m >わたしはそこで『一般の』という言葉を『(このスレッドでは『テロ』という単語の意味は未定義であるという前提ですので)私定義でのテロ(=政治的目的を持った)以外の』という意味で使っています なるほど!それでわかりました。私はてっきり「一般の」=「法律上の(特に目的を限定しない客観的な)」ということだと思っていました。 >それでは『治安の維持』のための警察力の行使や『国民の財産の保護』のための自衛力の行使の一切までもが『テロ』になってしまいます やはり、公権力の行使は(少なくとも合法である限りにおいては)『テロ』とみなすべきではないと思います 私もそう思うんですが、「政治的目的」をテロの条件とすると範囲を限定しすぎる感が否めませんし、またこの場合のように不要なものまで含む可能性が出てきます。言い出しておいてなんなんですが、ここは限定せずにケースバイケースで判断するしかないのかとも思います。 >、『政権打倒勢力の排除』、『政権強化』、『政権延命』などを目的とする、いわば保身のための『為にする弾圧』は、たとえ違法な場合でも、政策の実現が目的とは言えませんので、『テロ』の範囲からは除外したいと思います 問題の本質からはずれますが、これらは政治目的以外の何者でもないと思うのですが…Singolloさんは「政治目的」をどのような意味で使っていらっしゃるのですか? >公権力の行使は(少なくとも合法である限りにおいては)『テロ』とみなすべきではないと思います では、国際法学者の間では今回のアメリカによる報復戦争の違法性が指摘されていますが、下のU_TAさんと同じように、この件は「テロ」であると主張されていると受け取っても構わないと言うことでしょうか?それとも原則として権力による「テロ」は定義しないと言うことでしょうか? 私も聖徳太子ではないので皆さんの回答を十分理解し切れていない面があるかと思いますので、ご指摘願えればと思います。 この質問は7/14を持って締め切らせていただきますので、できましたらそれまでおつきあい願います。
たびたびユウタです。毎度です。 > 目的によっては広く民衆にアピールするような方法の方が効果的ではないでしょうか? 当然アピールした方がイイ場合も多々あるでしょうが 「ケースバイケースという回答はなるべく避けてください。」 との注意書きに従い、どちらかに限定しようと思った結果 必ずしもメディアを介したアピールは不要、と定義しました。 > はっきりした目的の提示がないのでアピールとは言えない とすると、例えば「牛歩戦術」などは 「決議を遅延させる為」との名言を伴っていない という理由から「政治交渉の一つではない」とされるワケですね? 私の考えでは、相手(とある権力)に心当たりがあるならば 犯行声明なき民衆の虐殺であれ、犯行グループからの 「俺達だって追い詰められたらココまでやるんだぞ」 とゆーニュアンスのアピールは感じ取れる様に思いますし、 テロリストの目的が「犯人探しで内政が疎かになること」だったり 「誰だか分からない恐怖を与えること」であったりしたら 逆に明瞭なアピールは避けるでしょうし、結局はケースバイケース となってしまうワケですが、特にアピールは必要はナイと思います。 > テロは被害を受けた側が認定すると言うことになるのでしょうか? 違います。私の定義は最初に述べた通り「ある権力*に対する 暴力的*、且つ主観的な政治交渉」です。 テロリストの目的が主観的&暴力的であるなら、それはテロです。 先のアメリカの軍事報復行為を例に説明をすれば ブッシュ大統領は、アメリカが受けた攻撃を テロではなく「戦争だ」としています。 そして自らの軍事活動を「正義だ」としています。 アルカイダの指導者は、アメリカの中東での政策に対する報いである という様な主張を以て、今回のテロの正当性を訴えています。 どちらも主観的で、且つ相手に歩み寄る姿勢を見せず、 また、暴力的な手法で相手を屈服させようとしています。 つまり客観的に見て、両陣営の言葉とは裏腹に、これはテロなワケです。
お礼
ほんとに何度もお世話になりますm(__)m >例えば「牛歩戦術」などは 「決議を遅延させる為」との名言を伴っていないという理由から「政治交渉の一つではない」とされるワケですね? それはちょっと違います。この場合議会で対立姿勢が明らかになっていますし、対立する当事者同士の要求もはっきりしています。しかし、アピールを伴わないテロの場合、誰による犯行なのかが不明なので、「政治交渉」と果たして断定しうるか疑問に思います。(くどいようですが…) 正直なところ何人もの方と同時に議論していると、誰が何を言ったのかわからなくなってしまい、少し理論性を欠いたことを質問していることもあるかと思いますが、ご容赦ください。
#4のユウタです。追加質問に答えます。 > 9/11の件のように、近年では犯行声明を出さないテロ > が増えています。テロが政治交渉の手段ならば、犯行声明 > を出すことで社会的にアピールするはずですから、可能性 > としては考えられないこともありませんが、断じることは > できないでしょう。 そもそも論ですが、テロの定義が決まってナイこの時点で、 なぜ「9.11の事件はテロである」との前提で話が進むのでしょうか。 また、政治交渉とは必ずメディアを介して行なうモノではありません。 例えば日本の首相は、秘密裏に会食の場等で政治交渉を行ないます。 よって社会的アピールがナイ=政治交渉ではナイ、と断じるコトこそ 出来ない、と私は考えています。 例えば9.11の事件に関しては、犯行声明がナイばかりか、 犯人がアルカイダである、との証拠すら報じられていません。 が、罪なき民衆の虐殺という手段こそがアピールと言えなくもない と考えます。実際に米国政府は、その対処をめぐって混乱しました。 > >思想上の暴力を含め、 論理的でナイという様な意味。 > この部分がよくわかりませんでした。 思想上の暴力を含む、とは「物理的な攻撃」には限らない、 というコトです。情報操作によって相手を貶める行為や スパイを送り込むコトも、その他の条件次第でテロと言えるでしょう。 論理的でナイというのは、客観的な善悪の基準を考慮せず、 という意味です。当事者にとって正義でも、相手がそれを 受け容れナイならば、それは被害者にとってテロですし、 そうした事情での武力報復は、報復を受けた者にとってテロです。
お礼
何度もありがとうございますm(__)m もう少しおつきあいくださいませ >テロの定義が決まってナイこの時点で、 なぜ「9.11の事件はテロである」との前提で話が進むのでしょうか 失礼しました、説明不足でした。これも私の私見ではなく、あくまで世間一般的な定義で言ったまでです。そうでないと話が進めにくかったものですから… >また、政治交渉とは必ずメディアを介して行なうモノではありません。 例えば日本の首相は、秘密裏に会食の場等で政治交渉を行ないます。 よって社会的アピールがナイ=政治交渉ではナイ、と断じるコトこそ 出来ない、と私は考えています。 う~ん、確かにおっしゃる通りかもしれませんね。 ただ、テロの場合、(政治目的の種類にもよりますが)外交と違って民衆に対して秘密裏に交渉を進めるメリットが小さいように思います。むしろ目的によっては広く民衆にアピールするような方法の方が効果的ではないでしょうか? >罪なき民衆の虐殺という手段こそがアピールと言えなくもない と考えます これは「テロ」の定義を政治目的を持つものとすると、はっきりした目的の提示がないのでアピールとは言えないと思います。 >論理的でナイというのは、客観的な善悪の基準を考慮せず、 という意味です。当事者にとって正義でも、相手がそれを 受け容れナイならば、それは被害者にとってテロですし、 そうした事情での武力報復は、報復を受けた者にとってテロです。 そうすると今回の米軍による報復も「テロ」に当たると考えて良いのでしょうか?テロは被害を受けた側が認定すると言うことになるのでしょうか?それでは客観的な「テロ」の定義はあり得ないのではないですか? 週末いっぱいまで募集させていただきますので、もうしばらくおつき合いのほどを。
- Singollo
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> 例えば、某国のように少数部族による独裁 > 政権に対して多数部族が大半を占める国民 > が政治的目的達成の障害となっていまし > た。 自分たちの政策への反対者を排除することは、政治的目的とは別次元の問題ではないでしょうか? 人権侵害であることは疑いを容れませんが、内心の自由までを奪うことは本質的に不可能ですので、反対者の完全な排除というのは実現可能な政治的目的にはなり得ないと思います 一般には、自分たちの政治思想を国家の政策として採用する、というところまでが政治的目的でしょう そして、独裁国家であればなおさらのこと、反対者がいようといまいと、これは達成できるわけです > テロを政治的目的を持つものとするかどう > かは微妙ではないでしょうか。 この条件をつけないと、一般の脅迫、傷害、殺人事件などの犯罪行為もテロに含める羽目になってしまいます(もちろんテロも法規範から見れば犯罪の一形態でしょうが) > この「暴力」の言わんとするとことがわか > りません。 > 辞書的な定義では物理的な苦痛を与えるこ > ととされていますが 『物理的でなくても』という表現がまずかったかもしれません 意図するところは『直接的な接触は無くとも』ということです また『暴力』の定義については、『物理的な苦痛を与えること』というのではかなり狭いと思います(例えば、財物の破壊は、所有者にとってはあくまで『経済的な苦痛』であり、『物理的な苦痛』ではありませんが、これもまた立派な暴力でしょう?) わたしが『暴力』という単語で意図したのは『法的な裏付け無しに行使される力』という意味です
お礼
何度もありがとうございますm(__)m >「テロを政治的目的を持つものとする 」この条件をつけないと、一般の脅迫、傷害、殺人事件などの犯罪行為もテロに含める羽目になってしまいます 「一般の脅迫、傷害、殺人事件などの犯罪行為」でも政治的目的を持ったものはいくらでもあります。例えば右翼の街宣車がよく左翼系の知識人や議員宅に突っ込んだりするのは、一般に「テロ」とは言われませんから、あなたの言われる犯罪行為になるでしょう。そもそもテロは結果的に傷害・殺人・器物損壊・脅迫などの犯罪行為を手段とするものです。 また政治的目的を持つものとすると、近年「テロ」と言われている事件の大部分は犯行声明が出されておらず、テロを手段として政治的要求をしていないことに説明がつきません。 >一般には、自分たちの政治思想を国家の政策として採用する、というところまでが政治的目的でしょう しかしこれは政治目的の政策採用ではあっても実現ではあり得ません。政権と民衆側の政治目的が食い違っている国ほど、政策採用=実現という図式は崩れます。政治目的は達成されなくては絵に描いた餅です。民衆側の抵抗が予想以上に大きく、権力側の政治目的が達成に至らない例は案外多いものです。 >意図するところは『直接的な接触は無くとも』ということです。わたしが『暴力』という単語で意図したのは『法的な裏付け無しに行使される力』という意味です 納得しました(o^o^o)ちなみに暴力の定義については私の私見を述べたものではなく、あくまで辞書的な定義を書いたまでですので、あまり気になさらないで下さい。 何度も食い下がるようですが、議論を深めたい一心故、ご容赦くださいm(__)m
- kamesennin
- ベストアンサー率25% (2/8)
現在の米国政府や米国のマスコミが使用している「テロ」という言葉の使い方からすると、テロの定義は次のようになる。 ● 「テロ」とは、「正規軍によらない攻撃」のことを言う。 したがって、正規軍が壊滅された後の散発的なゲリラ活動も含まれるし、侵略軍によって侵略された市民のレジスタンス活動も含まれる。さらには、犯罪者や愉快犯による犯罪活動も含まれる。現在の米国の「テロ」という用語の使い方のもとでの「テロとの戦争」の実行とは、米国,イスラエル、英国によって侵略された国や民族によるレジスタンス活動を戦争法規や国際法に拘束されないで、自由に殲滅するための活動を意味する。
お礼
回答ありがとうございましたm(__)m ● 「テロ」とは、「正規軍によらない攻撃」のことを言う。 「正規軍」とは国家権力が法律によって保持することが認められている軍隊と言うことでしょうか?もしかして出典があるのでしたら教えていただけたらと思います。 う~ん、シンプルですが現在の使い方の説明としては一番普遍性があるようです。 しかし、みなさん「テロ」より「テロとの戦争」の方が正当であるイメージを受けませんか?私はここが一番問題であると考えています。 例えば、今の定義ですと、イスラエルはパレスチナとの「テロとの戦争」をしていて、パレスチナはイスラエルに対する「テロ」を仕掛けていると言うことになります。これだけ聞くとイスラエル=善、パレスチナ=悪という図式が頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか?しかしイスラエル樹立の歴史を考えれば、パレスチナの手段に問題はあれ、一方的に非があるのではないことは明らかです。 今の定義では、国家権力によって「テロ」のレッテルが貼られているため、国家による不当な行為を「テロへの戦争」だと称して正当化することになりかねないのです。 ですから、これからの時代に通用するような定義を考えていただければと思います。
- Singollo
- ベストアンサー率28% (834/2935)
> 国家の工作員による建造物爆破行為はテロ > ではないということになるんでしょうか? 国家の行為であることを明らかにして実行した場合は、国際紛争、あるいは戦争ということになるかと思います 国家の行為であることを明らかにしない非合法工作の場合、それを圧力にして脅迫し、政治的目的を相手に呑ませる意図は無いことになりますので、これもテロかどうか微妙なところです > 民主的に選ばれた独裁政権による特定思 > 想を持つ国民への弾圧はどうなりますか? 弾圧でしょうね 少なくとも、国家は国内的には、国民を脅迫しなくても、政治的目的は達成できる立場にあるわけですからテロではないと思います > サイバーテロに関してはどうでしょうか 物理的でなくとも暴力ですからテロだと思います
お礼
度々ありがとうございますm(__)m >国家は国内的には、国民を脅迫しなくても、政治的目的は達成できる立場にあるわけですから 下でも述べましたが、より普遍性の高い定義を求めると、これでは政治的・法的システムの確立している国では国によるテロにはなり得ませんが、そうでない国ではこの定義で言うと国によるテロが成立することは否定できないでしょう。 例えば、某国のように少数部族による独裁政権に対して多数部族が大半を占める国民が政治的目的達成の障害となっていました。 テロを政治的目的を持つものとするかどうかは微妙ではないでしょうか。 >物理的でなくとも暴力ですからテロだと思います この「暴力」の言わんとするとことがわかりません。 辞書的な定義では物理的な苦痛を与えることとされていますが?
- hanbo
- ベストアンサー率34% (1527/4434)
No1です。国が個人に対する「テロ」は、ありません。「特定の政治や思想の目的を実現するために」ということですから、国はもうすでに政治として国家が成り立っていますので、この場合にはテロということにはなりません。ご質問のように、人権侵害とか、日本であれば思想信教の自由が保障されていますので、国家による弾圧は違憲となるでしょう。
お礼
度々ありがとうございますm(__)m >国が個人に対する「テロ」は、ありません。「特定の政治や思想の目的を実現するために」ということですから、国はもうすでに政治として国家が成り立っていますので 果たしてそうでしょうか?国家権力の思惑通りにことが進まないことはしばしばです。東洋のプレスリーなんて呼ばれている某首相に至っては、良く「抵抗勢力」という言い方をします。 日本ではおっしゃる通り人権が保障されていますから思想によって不利益を被ることはありませんが、これが軍事独裁の国だったらどうでしょうか?現に国に対して危険な思想を持つ者への暗殺・投獄は日常茶飯事である国がまだあることはご存じだと思います。 こだわっているのは「政治思想の実現」を目的とすると定義すると、こういうことまで含んでしまうということです。一般には権力による人権侵害といわれることをも含んだ定義になってしまうのでは?と感じてしまい、若干普遍性に問題があるかと… いろいろけちを付けて済みません(;^_^A 回答者の方にももう一度立ち止まって当たり前のように考えていたことに疑問を持って欲しいのです。
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お礼
そうですか… つまりテロとは(テロリストにとっては)善意で暴力的な手段を用いることによって政治的な変革を迫ることになるんですね。確かに過去のケース(一般的にテロとされているもの)を見ても、テロリストは彼らなりの(彼ら自身にしか通用しない)理想を持って、社会改革を求めていた例は多いですね。 長い間おつきあいいただいて本当にありがとうございましたm(__)m なるべく客観的な観点からSingolloさんの主張の疑問点・矛盾点などについて質問させていただいたつもりですが、率直なあまり非礼な点や、多忙によるこちらの理解不足などがあったかと思いますが、お許しくださいませ。 また( ̄~ ̄)ξマークの質問を見かけたら是非お立ち寄りください。