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強力な接着剤はどういう仕組み?

以前の接着剤は時間が経つとはがれたりしてました。 最近のは、剥がれるどころか、はがすことができず、接着剤ではなく本体が壊れるくらい強力にくっついています。 むつかしい化学式などわかりませんが、イメージでいうと、どういう理屈で強力になったのでしょうか?

みんなの回答

  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.3

単純にいうと、自分が固くなって、物質にしみこんだ上固くなるためくさびになってしまうということです。 固くなるというのは、どろどろのものがゼリーになり、段々羊羹になっていくようなイメージで考えていただくとわかります。その羊羹がもっとかちかちになるという話です。 これは高分子ということです。 分子は小さい状態でばらばらに存在するものですが、同じ物質の分子同士がそれぞれの腕がふれたら絡まって、ともだちのともだちはともだちだ、というように何千何万何千万の分子がつながってしまうことがあります。これを高分子の架橋と言います。 部品の分子のほうは極めて小さいから、架橋していないときは細かい所に入っていくことができ、あとで手をつなぎだして架橋をすると、接合面が一つの高分子となり、物質の小さい穴にくさびを打ち込んだ状態になるのです。

gennya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (805/3491)
回答No.2

実はッ!「接着剤が何故つくのか」は科学的には完全には解明されていません。 最初に発見された粘着する物質を改良しつづけ、現在のように強力になってきたのです。 現在はフジツボや貝などが溶着する物質の解析、イモリ等が壁に張り付く原理を応用するなどして接着剤は改良されています。 ちなみに付箋紙に使われている「すぐ剥がれる接着剤」も接着物質の改良過程で偶然発見されたもので、狙って作られたものではないのです。

gennya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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回答No.1

接着剤といっても溶剤形接着剤、水性形接着剤、反応形接着剤、変成シリコン系接着剤、シリル化ウレタン系接着剤、ユリア樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤と大分類されます。 例えば溶剤形接着剤で塩化ビニル用なら塩化ビニルの接合面を一度溶かして、分子結合させるわけですから、剥がすことは出来なくなります、一方粘性を利用した接着は一定の力以上で剥がれますし、経年変化(酸化)粘度は落ちます。 イメージで言えば溶接と両面テープで鉄の棒を接合したと考えて下さい。 溶接は双方の鉄を溶かして付けるつまり接合部分も鉄です、しかし両面テープは粘性接着剤ですから、剥がれます。

gennya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回の質問は、粘性接着剤のことを聞いています。 かなり強力にくっついていますが、どういう技術進歩があったのでしょう?

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