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接着力
プラスチックへの接着について質問があります。 プラスチックはなぜ接着剤でつくのでしょうか? 何か化学的?物理的?な作用があるのでしょうか? 私の経験上 プラスチックと接着剤が同じ種類の樹脂、 例えばPET板とPET系接着剤などは 接着力が良くなると感じたのですが・・・。 何かおわかりの方いましたらご回答ください。 お願いします。
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- shota_TK
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接着のメカニズムは主に3つあります。 1)アンカー効果・・・アンカーとは「イカリ(船で使う)」の英語ですね。 接着剤が凹凸面に入り込むことによって,イカリを下ろしたように根を張る 効果です。この効果はとても大きいです。 2)水素結合・・・接着剤の水素と対象物の極性基(エステルなど)とが 水素結合します。この効果も大きいです。 3)共有結合・・・これは一番強固な接着が得られますが,現在, このメカニズムで接着していることがはっきりしているのは ごくわずかです。(ガラス繊維のシラン処理など) 接着剤と対象物が同じ場合には,極性が近くなりますので,接着力は 当然高くなりますね。(上記の2の効果です) 比較的相手の極性を選ばない接着剤にエポキシ樹脂があります。 参考URLにわかりやすく出ていますね。(別の質問の所にも書きましたが)
- rei00
- ベストアンサー率50% (1133/2260)
お役に立つかどうか分りませんが,下のものはいかがでしょうか。 ホームページは下1番目: 接着基礎知識 本は下2番目: 「講談社ブルーバックス くっつく仕組みから新しい接着剤まで 接着の科学」 竹本喜一/三刀基郷 著: 本体 700円 発行年月日:1997年10月20日 サイズ:173×112mm :184ページ ISBN4-06-257191-9 ご参考まで。
プラスチックの接着には、接着剤によって2種類の接着方法が考えられます。 1つは、紙をノリでくっつける場合と同じように、普通のノリを使う方法。 この場合、ノリは分子がカギヅメのような形をしており、素材の分子レベルのデコボコを引っかけてくっつけます。 もう1つはアロンアルファなどの強力接着剤を使う方法で、接着剤によって素材の表面を溶かし、再び凝固する前にくっつけるという方法です。 前者は、フラットな結晶構造を持つもの(鉄材など)はなかなか付きにくいという欠点があります。 後者は、その接着剤で溶けないものはくっつかないという欠点があります。
お礼
ありがとうございました。 何か参考になる本やホームページがありましたら 教えてください。