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ガンは近いうちに完全に治せる病気になるのでしょうか
最近IPSでいろいろガンに関する記事が出ていますが もう10,20年ぐらいで治せる病気になりますか? そう簡単な話ではないのでしょうか?
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ガンにも種類があるので、特定のガンであれば早期に発見すれば、ほぼ治せるようになる可能性はあります。
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- bakamr
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10,20年は難しいかも知れませんね。 ただ、全世界の大勢の研究者が頑張っていますから、一端、突破口を見つけたら、 あっという間かも知れません。 某医薬品メーカーの研究者が、胃がんの幹細胞を見つけています。 ここから大きく、抗がん剤の開発が進むでしょう。 胃がんについては、現在はオペが主流ですが、 薬で治療する時代が来るでしょう。 他のがんもiPS細胞から幹細胞が作られるでしょう。 また、ワクチンという手もあります。 健康な人でも毎日、多数のがん細胞が作られています。 がん化しないのは、体内のNK細胞が、がん細胞を撃退しているからです。 なら、NK細胞的な物を人工的に作り出せれば、 将来、がん化しないということになりますよね。 このワクチンについての研究も世界中で行われています。 iPS細胞からは強い抗がん効果を発揮するリンパ球「NKT細胞」が作製されています。 これの用途はワクチンではないですが、ワクチンが作られる可能性が グーンと高くなりました。 昔は、脚気でも多くの人が死んでいったのです。 結核だってそうですよね。 でも、今は克服できている。 昔は、人間対微生物(まだエボラなど克服できていないものもありますが)でしたが、 人間が勝利してきた。 今は、人間対がんでしょうか、戦争ですね。 他にも、克服しないといけない難病(筋萎縮性側索硬化症(ALS)ー悪魔の仕業としか言いようがない、など)もたくさん残されていますが。 かなり話がずれましたね、申し訳ありません、お許しを)
- eroero4649
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癌細胞の正体そのものがほとんどわかっていないので、完全に治せる目途は全く立っていないといっていいでしょうね。例えば癌細胞にはテロメアがありません。テロメアというのは細胞の中の回数券みたいなもので、ある一定回数分裂した正常な細胞はそれ以上分裂しないようになっているのですが、癌細胞にはテロメアがなくどこまでも分裂していきます(だから最終的に癌で亡くなるのです)。 また正常な細胞は、減数分裂をします。倍々ゲームです。1個が2個、2個が4個、4個が8個というパターンです。しかし癌細胞はこの減数分裂さえしません。1個がいきなり3個になり、5個になったかと思うと13個になったりするのです。 癌細胞がなぜテロメアがなかったり減数分裂をしないのか、理由は全く分かっていません。 最近話題のiPS細胞も、ひょっとするとiPS細胞で再生された臓器は癌化しやすいかもしれないのです。そうならないという保証はどこにもないのです。やってみないと分かりません。ひょっとすると、ここまで私たちを期待させておいてiPS細胞は非常に癌化しやすいので使えないなんてオチになるのかもしれないのです。
- cayenne2003
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完全に治すのは難しいと思いますが、がん細胞の早期発見、治療薬、術式の進化により生存率は年々良くなってきてます。 高齢になってゆくに連れ、治療薬の効果、術式に耐えられる体力低下は避けられないので、早期発見の方法、開発が最先端ではないかと思います。 ガンそのものを無くすのは不可能でしょう。 ただ年々医療費が増加し、個人負担が増加してゆく一方なので、いざという時の為の資金確保が今後大変になってゆくと思いますね。
- Dr_Hyper
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癌細胞は,日々様々治療法が開発されており,ガンの種類によっては治ったと言って良いほどの成績を収めている方法もありますし,治療して元気になるケースも多々あります。 ただ完全。と言われるとそれは原理上難しいのです。 極端な話しある人の乳がん一つをとっても,いろいろな種類の癌細胞が含まれており,また薬で治療を始めると,そのなかで効く細胞と効かない細胞がでてくるのです。 言葉の使い方が間違ってはいますが,わかりやすくすると細胞がその短時間で進化してしまい,その進化に対応するために治療法を開発する。といったイタチごっこをしているのが現状です。それでも科学者は根本的な治療ができないかと日々研究を重ねていますし,医師もそれらの研究成果を元に新しい治療法を考えています。 日本だけで無く,世界においてミサイルや戦車,戦闘機を一台ずつ減らして基礎研究にちゃんと資金が回されれば,まだ人類が思いつかなかったような方法が生まれてくる可能性はまだまだあります。iPSだって20年前には夢物語でしたから。
ガンの3大治療。 薬物療法 (抗ガン剤治療) 手術(外科治療) 放射線治療 標準治療では、過去の実績をもとにこの3大治療から選択される。 近年では、3大治療の他に大4の治療法と呼ばれる免疫治療の一種である 「免疫チェツクポイント阻害剤」が保険適応になり治療の選択が広がる。 免疫治療=自分自身の免疫でガン細胞を攻撃する事を目指した治療法。 温熱療法=がん細胞は正常の比べ熱に弱いという性質があり、加熱療法のメカにズを 利用してガンに加温することで治療をめざす。 全身を加熱する「全身温熱療法」とガンの近くを過熱する「局所温熱療法」 北海道大学とシンゲルメデカル(株)共同開発した。P53誘導体DBグルコース。 http://www.findmed.jp/news これで少し未来が開かれた。
- tzd78886
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人間の体が老化する以上、がん細胞の発生は抑えられません。かつて死亡者の中で癌の占める割合が今ほど高くなかったのは、それが深刻な問題になるほど大きくなる前にそれ以外の原因で死んでしまったからです。「近いうちに」というのは無理な話です。