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シリア問題の理由とは?トランプの親ロは正当
- シリア問題が理由である限りトランプの親ロは正当。ISの危険な暴力組織が社会風土により自然発生した。イスラム教徒同士で解決する必要がある。
- ISの危機対応でロシアと協調路線を取るのは歓迎する。アメリカの傲慢ではない。対話可能な政権に対して、対話を継続するための支援。
- 戦争当時国への外交は第三国も軍事的選択を伴う。日本は交渉の段階ですでに武力行使の選択肢がない。近代以降の政治体系は継続して平和的だ。君たちは平和の理想を胸にしているのか?それとも平和の幻想に抱かれ夢見る乙女か?
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世の中、そう単純ではないのですよ。 イスラエルと国境を接し4度の中東戦争の経験があるシリアは、レバノンの反イスラエル組織ヒズボラやパレスチナの同組織ハマスの大スポンサーでもあるのです。 イスラエルにとって、エジプトやシリアが政情不安になり内戦が起きるのは大歓迎です。相対的にイスラエルは平和になりますからね。事実、最近はエルサレムやパレスチナでテロが起きることは減っています。 ですからロシアと手を組みアサド政権を支援することは、親イスラエル政策を標榜するトランプ政権としては矛盾が生じてしまう部分もあるのです。あのISの影のスポンサーのひとつがイスラエルだという話もあります。ISの活動で不安定になっている国はイラク、シリア、ヨルダンの各国で、どこもかつて中東戦争でイスラエルと戦った国ですから、イスラエルにとっては「けしからんもっとやれ」なんですよ。 またISの比較的大っぴらな影のスポンサーがトルコです。トルコは反ロシアの国というだけではなく、NATOの一員という面倒な立ち位置にあるのです。 さらにいうと、そのISもスポンサーであるはずのトルコでテロ活動をしている。なぜこんなことになるかというと、かつて反米テロ組織はオサマ・ビン・ラディンのようなリーダーがそれぞれにいたのですが、そのリーダーはやたらと米軍につけ回されて暗殺の対象になる。リーダー(頭)が狙われるなら、頭を持たない組織になろうとなったわけです。親分がいないヤクザだから、子分はもう好き勝手にやるわけです。だからコントロールがきかなくなるわけです。親分がいれば親分同士でナシつけて和解もありますが、親分がいないから子分を一人一人潰すしかないのです。 「ISというのが一体どういう組織なのか」っていうのは、たぶんISの中にいる人でも全体像を掴んでる人はほとんどいないのではないかなと思います。
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- kurinal
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人権を侵害しないでね。
- 4237438
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>シリア問題が理由である限りトランプの親ロは正当 貴方の質問は長いので読んでおりません。 タイトルについてのみ意見を述べます。 タイトルには賛同します。 シリアからアメリカは手を引くべきです。 アメリカはすぐ人権とか民主主義とか言って途上国に干渉するけどそれは間違いだ。 いまのイスラムの混乱はブッシュ息子が愚かな干渉をしたからです。 フセインのままで良かった。 アサドだってそうです。アメリカは反対勢力を応援しないで良い。 イスラムには民主主義はまだ早い。独裁で良い。 独裁にはもちろん弊害があるけど、独裁者を倒して国が混乱し世界に難民がなだれこんだりテロを起こしたりするよりよっぽどいい。 ロシア君、せいぜい頑張ってくれ。
お礼
世界に何らかの惨劇が起きていても何もしないというのは褒められた見解ではないけど、突き放した考え方から方向性を見つけるあなたの意見は批判する必要がないね。 別にあなたの意見が悪党の意見だとはけして言わない、それなりの役に立つよ。 ありがとうね。
お礼
時事問題の分析として実に興味深い回答だよ。 ありがとうね。 ヨーロッパは第三次世界大戦の匂いを嗅ぎつけて不安感があるらしくて、そうした心情も個人的には興味があったんだ。
補足
今回は多国間の利害が展望できる良い回答だった。 利害関係を調節しきれないとイランイラク戦争の二の舞で、停戦後も引きずる。 文化大革命をやらかした中国が常任理事国になる国際社会で、ISを国家承認する苦渋で世界史に虐殺の正当性をの記したくなければ、ここはアサドに肩入れだ。 戦争を勝利に導いた債権国として、それからアサドに民主化を突きつけるのが妥当で、プーチン路線が正解だ。 野蛮な国は野蛮な国を友人として理解するからね。 お上品を取り繕って世界一凶暴で野蛮なアメリカにはなかなかできない。 と、 ここまでで考察しました。