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中学受験算数 過不足算の問題
- 生徒が夏休みに勉強合宿に行きました。部屋には何脚かの長椅子が用意されていました。長椅子1脚に5人ずつ座ると3脚余りました。
- 長椅子1脚に3人ずつ座り直そうとしたら座れない生徒が出ましたが、その人数は10人未満でした。
- 問題の解答は、長椅子の数は8脚以上12脚以下であること、長いすの数は12であり、生徒の人数は45であることです。
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普通の過不足算はできますか。ここではできるということにして説明しますね。普通の過不足算ができない場合は基本を勉強して下さい。 まず、5人ずつ座ったら椅子が3脚余ったということは、15人分の席が余ったということになりますね。 次に、3人ずつ座ったら10人未満の人が座れなくなったということは、座れなかった人が1人から9人までのどれかだということです。 つまり、最も少ない場合で1人分、最も多い場合で9人分の席が足りない、ということです。 そこで、この2通りについて計算をすれば、答えは出ます。 1人分の席が足りない場合、椅子の数は、(15+1)÷(5-3)で8脚と出ます。 9人分の席が足りない場合、椅子の数は、(15+9)÷(5-3)で12脚と出ます。 つまり、最も少ない場合で8脚、最も多い場合で12脚の椅子がある、ということですね。 これが(1)の答えです。 次に(2)です。 まず、4人ずつ座ったら最後の椅子だけは4人座らなかったと書いてありますから、最後の椅子に座ったのは1人か2人か3人です(使われなかった椅子はないと書いてあるので、0人ということはありません)。 最後の椅子に1人だけ座ったということは、3人分の席が余ったということですね。 同様に、2人座ったということは2人分の席が余ったということだし、3人座ったということは1人分の席が余ったということです。 これと、問題の1つめの条件を並べてみましょう。すると、 「5人ずつ座ると15人分の席があまり、4人ずつ座ると1人分か2人分か3人分の席が余った」ということになります。 こうなれば(1)と同じことができます。 1人分の席が余った場合、椅子の数は(15-1)÷(5-4)で14脚です。 3人分の席が余った場合、椅子の数は(15-3)÷(5-4)で12脚です。 椅子の数は最も多くて14脚、最も少なくて12脚。つまり14脚か13脚か12脚ですね。 そして、(1)で椅子の数は8脚以上12脚以下と出ているのですから、両方に当てはまるのは12脚だけということになります。これが(2)の答えですね。 以上ですが、分からない点があったら補足をつけて下さい。
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一脚から二人ずつ減らした場合、つまり一脚当たりの人数を3/5にしたとき、必要な椅子の数が4脚から6脚余計に必要になったわけです。 一脚当たりの人数を3/5にした場合、必要な椅子の数は5/3倍だけ必要になりますね。つまり、その4脚から6脚は、5人でちょうど座れた椅子の数の2/3にあたるわけです。ただ、一番少ない場合は、一脚に一人しか座っていないこともあり得ますから、4脚と言わずに3脚と1/3脚ということにしましょう。 このことから5人でちょうど座れた椅子の数は5脚から9脚だとわかります。 その数に3脚分を足せば、元あった椅子の数になります。ですから8脚から12脚です。 4人座った時も同じことを考えればいいです。 一つの椅子の座る数を4/5にしたら、椅子の数は5/4倍必要になります。つまり、5人でちょうど座れた椅子の数に対して、その1/4の数だけ必要になるわけです。 その1/4倍が2脚より多くて2脚と3/4脚以下なのですから、5人でちょうど座ることのできた椅子の数は8脚より多くて9脚以下となります。つまり椅子の数は全部で11脚より多くて、12脚以下です。 そしたら、12脚しかないですね。 で、全部で12脚ある、ということから生徒の数を計算しなおせば45人になります。 この話は密度と体積の関係と同じです。 密度が半分になれば、同じ重さで体積は倍になるでしょう?
お礼
新しい視点まで教えていただきありがとうございました。
お礼
とてもよくわかりました。ありがとうございました。